『離乳食作り』がラクになる!簡単なポイント4つ【ぐっち夫婦】
離乳食をはじめて3カ月のぐっち夫婦。「がんばって完食することよりも、食事の時間が楽しい!と思えたら大成功!」いつだって「食」を楽しむぐっち夫婦。今回はラクに作れる離乳食レシピをお届けします。
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「作る」を楽しもう
1.いいものを揃える

調理はまずは親が楽しく快適にできるよう、気分のアガる鍋や便利なブレンダーに先行投資。ベビーの食べやすさがぐんと上がる「iiwan」のスプーンなど、先輩ママから聞いた便利グッズは積極的に取り入れ中。テクノロジーに頼ると大変さが軽減されたり、気持ちも新鮮に。

富士ホーローの蓋付きミルクパンを新調。薄味の離乳食には、前日のカレーの匂いも気にならない琺瑯が重宝。
中央:底の突起ですりつぶせる
すりつぶしながら食べさせられるスケーターの離乳食小鉢は、食の進み具合を見て調整しながらあげられるから便利。
左下:底のゴムで滑らないボウル
スナックの持ち運びもしやすいオクソーの蓋つきミニボウルは滑りにくい底面で安定感も抜群。
2.電子レンジで大丈夫


面倒なイメージの「だし」もレンジにおまかせ
薄味だからこそ「だし」が食欲の決め手になることも。便利な粉末だしも、離乳食初期は塩分が気になります。時間も手間もかかるイメージの「だし」ですが、レンジにまかせてしまえばその間に別の調理に集中できます。
レンジで作るかつおだし
①昆布(乾物)2gを200ml(1カップ)の水にひと晩つけておく。(※省略可)
②耐熱容器に①とかつお節2gを入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで1分加熱。粗熱が取れたら、茶こしなどでこす。
3.平日は作らなくていい

余裕がある日におかゆと野菜ペーストは多めに作って製氷皿に入れて冷凍ストックを。忙しい平日は、このストックと大人の取りおきレシピで乗り切れば、平日の離乳食作りは5分に短縮できる!

冷凍しておいた「にんじんペースト」「ほうれんそうペースト」「白身魚ペースト」を耐熱皿に入れ、水小さじ2を加えてふんわりラップをし、電子レンジ600Wで30秒〜1分ほど、全体が温まるまで、吹きこぼれないように様子を見ながら加熱する。
\ベビー用トマトペーストでアレンジも! /
チキンソテートマトソースがけ
①鶏もも肉2枚の余分な脂や筋をのぞき、厚さを均等にし、塩・こしょう少々と酒大さじ2をふる。
②フライパンにオリーブ油小さじ2を入れて弱火で熱し、芽を取ったにんにくを焼き、香りが出てきたら中火に。
③鶏肉を皮目から入れ、押さえつけながらパリッと焼き、両面焼けたら取り出す。
④フライパンを軽く拭き、有塩バター15gとトマトペースト80gを入れ、弱火で温める。
⑤醤油小さじ1、はちみつ小さじ1を入れ、塩少々で味を調え、野菜、鶏肉を盛りつけ、ソースをかける。
4.ひと皿完結なら気が楽
\ 洗い物も少なくてすむ /
栄養バランスも考えたオールインワン
ワンディッシュに主食と野菜、たんぱく質を入れたバランス丼で洗い物だって短縮。最初に混ぜて、食べてくれないと残念なので、食の進み具合を確認しながら少しずつ♪
豆腐とかぼちゃのミルクがゆ
①3cm角のかぼちゃを耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジ600Wで約1分加熱し、すりつぶす。
②耐熱容器に2cm角の絹ごし豆腐と、かぶるくらいの水を入れ、電子レンジ600Wで約30秒加熱し、水を捨ててすりつぶす。
③鍋に粉ミルク大さじ1を少量の湯で溶き、10倍がゆ大さじ2と①を入れて混ぜ、ひと煮立ちさせる。皿に盛り、②をのせれば完成。
ずっと続くことだから 無理せず楽しみたい
Profile
「日々の暮らしを楽しく美味しく。ちょっとおしゃれに」がテーマのぐっち夫婦。昨年お子さんが誕生。離乳食&幼児食の専門サイト「はらぺこベビー」をスタートしました。
インスタグラムアカウント@harapeko_baby_gucci_fuufu
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撮影/吉澤健太 取材・文/渡邊里衛 編集/井上智明
*VERY2024年6月号「ぐっち夫婦のがんばりすぎない離乳食」より。