【紀子さまの学校訪問ファッション】控えめなジュエリー使いが光る、シックでエレガントなコーデ6選
母子保健推進のために、全国各地で「愛育班員」と呼ばれるメンバーが、子育て支援や高齢者の見守りに取り組んでいる社会福祉法人恩賜財団母子愛育会の総裁を務められ、全国の子供たちの希望へとつながる活動を積極的に行われてきた紀子さま。お優しい眼差しで子供たちと交流される際は、ジュエリーは控えめに、お召し物はシックなお色を選ばれ、過度な緊張を与えないご配慮が感じられます。今回は、紀子さまの学校訪問のご公務をプレイバック。どんなシーンでも気品溢れる着こなしを紹介します。
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STORY世代も真似したくなる! シックな〝全身ネイビー〟パンツスーツ
学生時代から手話を学ばれ、日本語以外にも英語とインドネシア語の手話がご堪能な紀子さま。この日も、学校に通う生徒たちと手話を交えながら交流されたご様子。子供たちとの交流を考えてか、紀子さまには珍しい、シックなネイビーのパンツスーツにはパールの一連のネックレスで品格溢れるアクセントを。ともすると地味に見えてしまうネイビーのパンツスーツですが、ジュエリー使いでさり気ない華を演出する、STORY世代も見習いたいテクニックです。
色のトーンがポイント! 品と可愛らしさを兼ね備えた、柄物の取り入れ方
ファッションの国イタリア・ミラノらしい華やかな花柄ですが、色味はベージュをベースにシックに抑え、小物のバッグやパンプスも同系色で統一されている紀子さまの装い。大きい花柄ではなく、ピンクを交えたさり気なく甘い小花柄が、紀子さまの優しく柔らかい雰囲気とマッチしています。
丸みがプラスされたノーカラージャケットなら、より柔らかな印象に
紀子さまのご公務での定番ともいえる、ノーカラーのジャケットとスカートのスーツを、この日は涼やかでクリーンなクリームイエローを選ばれて。衿元に沿うパールのネックレスに小さめのパールのイヤリングと、ジュエリーは控えめにされている分、ジャケットのやや大きめのボタンをポイントにされています。子供たちとの交流時にも、紀子さまのエレガントで柔らかな明るい雰囲気が引き立ちます。
ツイードスーツは、アクセントカラーとシルエットで軽やかさをプラス
温かみのあるツイード素材が、季節を感じさせる紀子さまの着こなし。訪問した学校名にちなみ、グリーンやブラウンの混じったツイードを纏われているのかもしれません。遠目にはワンピースにも見えるコーディネートですが、実はセパレート。重い印象になりがちなツイード素材のスーツですが、程よくウエストがシェイプされたシンプルなノーカラーのデザインで、軽やかでエレガントな印象にまとめられています。
黒の締め色で、モスグリーンがより洗練された着こなしに
12月という季節を意識されてか、クリスマスを思わせるモスグリーンのスーツをお召しになられた紀子さま。ポケットや衿の黒の切り替えに合わせて、バッグと靴も黒を選ばれ、洗練された統一感を演出されています。黒地に奥ゆかしく映える、パールのブローチも素敵です。
ウエストマークでスタイルアップ! 引き算でジュエリーは控えめに
メリハリをつけづらい、厚めのツイード素材をベルトでウエストマークされ、スマートにまとめられている紀子さま。ベルトも中央にさり気ないリボンがあしらわれ、甘い雰囲気が紀子さまの笑顔とマッチしています。学校訪問の時は、いつもジュエリーは控えめですが、この日はツイードのセットアップに華がある分、シンプルにイヤリングのみ。引き算をしてバランスを整えるテクニックが光ります。
文/味澤彩子
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