【2024年上半期の最旬スキンケア】美容のプロが全力で振り返ってみた結果…

透明感やハリツヤを極めたノイズレス肌志向はますます加速し、自前の肌を最大限に活かしながら、顔を彩るための、信頼できるコスメが求められる時代。2024年上半期のスキンケアやメイクのムードやマストアイテムとは?上半期の美ST誌面を振りかえりながら、最旬スキンケア&メイクのトピックスを要チェック!

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スキンケアはますます進化!2024上半期コスメHOT TOPICS

TOPICS.1 高い効果も仕上がりの美しさもUVケアがスキンケア、メイクの垣根を越えてきた!

上:美ST5月号/下:美ST7月号

単なるUVケア効果にとどまらず、SSTケア効果や色味調整、高い持続性、さらにはレフ板効果でメイクの仕上がりを高めたりと、高機能な日焼け止めアイテムが続々登場。1本何役もこなすマルチタスクで、スキンケアとメイクのボーダーレス化はますます加速。

TOPICS.2 細かい悩みに全対応!ブライトニングケアはますます多様化

美ST5月号

透明肌志向がさらに高まり、シミやくすみ、色ムラや赤みの改善など、目的に応じたブライトニングケアアイテムが人気に。美容液やローション、クリーム、シートマスクと様々なアプローチでのケアが可能に。

TOPICS.3 “成分で選ぶ時代”のスキンケア。独自成分や配合で効果実感急上昇

美ST4月号

コスメ成分についての一般認識も高まり、自分の肌に必要な成分を厳選してコスメを選ぶユーザーも続々。メーカーも独自成分の開発にしのぎを削り、即効性に期待が持てる新成分搭載コスメが人気になりました。

〜座談会〜

奥行きのある透明感と無彩メイクで大人肌をランクアップ

左から美ST編集長 千田真弓、美容家 神崎 恵さん、ヘア・メイクアップアーティスト 岡野瑞恵さん

千田(以下敬称略) 季節が春夏ということもあり、スキンケアはブライトニング系が圧倒的に強かった印象でした。
神崎 コスメで叶えられる白さや透明感がより深くなり、アプローチスピードもどんどん加速していますね。
岡野 メイクでもやはり透明肌志向が強い。今期は肌トーンを上げるベースアイテムなども豊作でしたが、まずはスキンケアで肌を澄ませることが大前提です。
千田 使ってすぐに「あ、変わった」と実感できるような即効性あるアイテムが多かったので、スキンケアもメイクも俄然やる気になりました(笑)。
神崎 使うごとに肌が内側から変わっていくような感覚がありましたね。
岡野 肌づくりも今期は一定のセオリーはなく、ファンデに下地やパウダーを追加し自分だけの肌を追求する傾向でした。
神崎 大好きなヌーディな色味で、大人の余裕を醸すメイクの人気も嬉しい!

美ST編集部/千田真弓

多忙な日々のなかでの美肌維持は高機能コスメ頼み。シンプルケアで確実な効果を出すクリームが大好物で、デパコスから韓国コスメ、バラコスまで日々くまなくリサーチ。

美容家/神崎 恵さん

多くの雑誌や広告、SNSで活躍するほかコスメ開発にも携わる。美容情報を発信するインスタグラムはフォロワー80万人超えと大人気。神崎美容塾での後進育成にも尽力。

ヘア・メイクアップアーティスト/岡野瑞恵さん

確かな美容理論とトレンド感のあるメイクで女優、タレントからの指名多数。洗練された大人の肌づくりに定評があり、長年続く本誌連載「大人の遠近両方美人メイク」も大人気。

2024年『美ST』8月号掲載
撮影/嶌原佑矢(UM)〈人物〉、前田洋伸(STIJL)、Kent Chan、Youjin Lee(aosora) 取材/森島千鶴子、中井川桂子、大山真理子 再構成/Bravoworks,Inc.

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