【元宝塚トップスター・蘭乃はなさん】直伝!「和風な顔立ち」に立体感を作るには…
輝き続ける宝塚OGの美しさの秘密を“素化粧”から紐解きます。今回のゲストは、宝塚時代3人のトップスターの相手役を務めた経験をもつ元花組娘役トップ、蘭乃はなさん。舞台、映画と幅を広げ、新たな世界を開拓し続ける蘭乃さんが退団後乗り越えてきた苦悩、そして内に秘めた信念を語ってくれました。
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▶元宝塚トップスターが日々実践している「顔が明るく見える」簡単テク
ツヤ出しメイクの光効果で和風な顔立ちにメリハリをON
「宝塚時代のメイクはお粉しっかりめのマット仕上げ。退団してツヤメイクに開眼しました。日本風の顔立ちなのですが、ファンデは目の下の▽ゾーンのみに入れると立体感が出ます。さらに目元や頰にツヤを足しメリハリを。朝もクリームでしっかり保湿して肌自体のツヤも大事にしています。こだわっているのは眉。眉頭を立ち上げるハリウッドアイブロウリフトをして理想の眉を手に入れました」
《Profile》
東京都出身。幼い頃からクラシックバレエを嗜み、高校では演劇部に所属。2006年宝塚歌劇団に92期生として入団。月組に配属。同期のすみれ乃麗さんは双子の妹。花組に組替え後、トップ娘役として歴代3人のトップスターの相手役をつとめ数々の名作のヒロインを演じる。退団後はミュージカル『エリザベート』に主演、芸能活動を開始する。日本舞踊花柳流名取という一面も。近年では映像作品や広告にも出演し、2024年1月には初の主演映画となる『TOKYO RED 鉛丹』が公開、活動の場をますます広げている。趣味はサッカー観戦。
▶︎素化粧って何?
舞台化粧に対してオフの化粧を指す宝塚用語で、いわば究極のナチュラルメイク。宝塚音楽学校の「すみれ募金」から始まり、本科生からは稽古場に行く際も素化粧が必須、セルフメイクのテクを学んでいく。
蘭乃さんの愛用コスメ
1.「絶妙なツヤでメリハリを」エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ ダブルクリーム¥5,940(M・A・C)
2.「ほどよいラメ感でまぶたに立体感を出します」アディクション ザ アイシャドウ スパークル 012 SP Tiny Ballerina¥2,200(ADDICTION BEAUTY)
3.「UV効果入りで保湿効果も抜群。このクリームだけで過ごす日も」カネボウ クリーム イン デイ SPF20/PA+++40g¥8,800(カネボウインターナショナルDiv.)
蘭乃はなさんの素化粧のポイントは
上/「頰のCゾーンと鼻筋にM・A・Cのハイライトを入れるだけで今っぽいツヤ顔に」
下/「ほんのりピンクのラメアイシャドウをアイホール全体に入れてくぼみを光で飛ばします。単色使いですっきりしたメリハリを作ります」
ボルダリングで運動不足を解消!
「友人に誘われて、最近ボルダリングを始めました。まだ3回しか行ってないんですが、すでに4級までクリアして、スタッフさんによるとなかなか筋がいいらしく、ちょっと図に乗ってます(笑)。元々体を動かすのが大好きですし、ストレス解消にもなるのでハマっています」
《衣装クレジット》
イヤリング¥48,400 イヤリングチャーム¥27,500 リング¥41,800(すべてアガット)トップス、パンツ/ともにスタイリスト私物
2024年『美ST』8月号掲載
撮影/向山裕信(cheek one)〈人物・静物〉 ヘア・メイク/猪狩友介(ThreePEACE) スタイリスト/津野真吾(impiger) 取材/稲益智恵子 再構成/Bravoworks,Inc.
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