下着ブランドで「週末起業」…試行錯誤、行動することで見える世界が広がった

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「このまま定年まで同じように働

「このまま定年まで同じように働き続けるのかな…」と不安に思う人も多い今、会社を辞めたり転職したり一歩踏み出すには少し勇気がいるもの。一方で、会社員をしながら副業として事業を始める〝週末起業〟をする人が増えています。やりたいことに挑戦する武井瑞穂さんから、自分らしい働き方の形を探ります!

【週末起業の例】下着ブランドで起業

教えてくれたのは…武井瑞穂さん

教えてくれたのは…武井瑞穂さん(31歳・IT関連勤務)
IT企業に勤めながら、ポップでキュートなグラマーサイズ下着ブランド「POP81」を展開。未経験から始め、デザインからポップアップまでこなす。

“漠然と憧れていた「起業」への挑戦。見える世界が広がりました”

試行錯誤を重ねることで夢への道が開けました

高校生の頃から漠然と起業してみたいと思い描いていました。新卒でIT企業に入社後、しばらくは時間に余裕があることが分かり、今しかない!と入社1カ月で起業を決意。私が始めたのは「グラマーサイズ向けのポップなデザインの下着ブランド」。思春期に胸のサイズのせいで好きなデザインの下着を着られないという悩みを抱えていたことから、挑戦したいと温めていました。そこからは、週一のペースでバンタンデザイン研究所で下着業界について1年間勉強。卒業後、本格的にブランド立ち上げ準備を開始しましたが困難の連続でした。約1年かけて小ロットで請け負ってもらえる工場を探したり、考えが甘い!と工場から怒られたり、銀行融資を受けるために商工会議所に通いつめたり…周りに頼れる人がおらず、すべて手探り。やっとの思いで商品が完成した時の喜びはひとしお。ポップアップでお客様に商品を手に取ってもらえた瞬間は何よりも嬉しかったです。

もちろん不安もありましたが、失敗しても、それも学びだと捉えれば大丈夫(笑)。動き続けたことで見える世界がグッと広がりました。最初の一歩が一番大変ですが、まず一歩を踏み出すことで自分もキャリアも変えられると思っています。

\武井さんのお仕事の様子を覗き見!/