3児のママ・SHELLYさんが『ごはん作り』を手放した理由
※このコラムはVERY2024年8月号(2024年7月5日発売)に掲載されたものです。
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パートナーがパリオリンピックへ仕事で行くため、まるまる夏休みの2カ月間不在の予定なんです。パートナーも忙しい立場なのですが、こちらも3児を一人で見ることになり、今から不安でいっぱい。上の子たちは夏休みに突入してしまうため、その間通えるスクールやサマーキャンプを探したり、そのスケジュール組みがうまくいくか考えたり、実際に書類を用意したり…とやっているとすでに脳が爆発しそうです!今だって仕事帰りにお迎えに行って、公園に寄って、と過ごしていると「ごはんを作る時間がない」。ごはんを作る時間、みなさんはどうやって捻出していますか?時間なんてないけどなんとか作ってる、という方がまだ多いんでしょうね。「台湾では朝食は屋台で食べるのが普通」などと聞くと、いっぽう日本の私たちは、ごはん、頑張って作っているよなぁという気持ちになります。さらに園や学校でのお弁当、塾弁を作っている場合もありますし。
とはいえ私、料理は嫌いではないんです!むしろ好きかもしれない。でも子連れでの買い出し、メニューを考える、食材をやりくりするなどいろいろ考えると、平日に「夕食作り」をする気力が出ないし、圧倒的に時間が足りない。というのも我が家では、夜8時に子どもは就寝、というルールがあるから。子どもの生活の優先順位の一番が睡眠時間確保です。「夜8時には寝るんです」と言うと、偉い、凄い!とよく言われますが、早く寝るためにいろんなことを手放していて、その一つが今は食事作りという感じです。夕食は外食したり、お弁当を買って追加で枝豆をチンしたりなどが多いかな。料理代行サービスを使うことも今検討しているところです。おいしい冷凍食品も、今すごく豊富ですよね。これが今の我が家のスタイルです。
子育て中は、仕事をしている・していないにかかわらず、何でも自分で全部やるのは難しいし、しなくてもいいんだと思っています。ついつい一人で抱え込んでしまうときもあるけど、少しずつ外注したり、ひとつでも、パートナーに丸投げできることが増やせたらいいと思っていて。ごはん作りも、母としてなんだか手放しにくい家事の一つかもしれませんが、生活で何を優先したいのか考えてみるのもいいかもしれませんね。ちなみに我が家では第3子のワクチン接種関連はすべてパートナーの担当。どんなワクチンがあるのか、いつ打つべきかのスケジュール、予約、病院へ連れて行く、など私は今ノータッチです。「日本脳炎って次はいつやるの?」と聞かれても、私も知らない場合は「うーん、いつだろうね?」で終わり。それでいいと思う。何でもママに聞いてくる場合も多いと思いますが、ママだって何も知らないところからイチから調べているわけですから。パパもママも一緒に、知識や経験値を上げていけばいいですよね。
◉SHELLY|シェリー
1984年生まれ、神奈川県出身。14歳でモデルとしてデビュー以後、タレント、MCとして幅広く活躍。8歳と6歳と1歳の娘の母。
最近の我が家は側転ブーム。お姉ちゃんが毎日側転ばっかりするので、三女もマネしてこんな格好してます(笑)。
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撮影:須藤敬一 取材・文:有馬美穂 編集:中台麻理恵
*VERY2024年8月号「シェリーの「これってママギャップ?」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。