鈴木保奈美さん(57歳)「好きなことを先延ばしにしない」と友達と話す理由

とことん自然体で、無理をしない。だからこそ、その姿にはっと引き込まれ、魅了される。時折チャーミングな笑顔をのぞかせつつ、真剣なまなざしで質問に向き合ってくださるその姿に大人の女性の柔軟性、美しい心身の佇まいを感じる鈴木保奈美さん。「どんな波でも、ひょいと乗れる自分でありたい」と仰る、その柔軟で素敵な生き方とは?現在、そして未来の自分が楽しみになる人生のヒントを教えていただきました。

◆あわせて読みたい

長谷川京子さんの不安との向き合い方「表面的なポジティブを装っても、くさいものに蓋をするだけ」

鈴木保奈美さんの「私らしく」のすべて #ヘルシー

好きなだけ食べて、好きなだけ飲める体が生涯の理想。好きなことを先延ばしにしないで、どんどん挑戦!そのためにも、体力・精神力・楽しめる力は鍛えていきたい

お話を伺ったのは……女優・鈴木保奈美さん(57歳)

《Profile》
’66年東京都生まれ。’86年女優デビュー。ドラマ「東京ラブストーリー」をはじめ、ドラマ、映画を中心に活動。’11年大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」で11年ぶりに女優復帰。近年はドラマ「SUITS/スーツ」シリーズ「生ドラ!東京は24時‐Starting Over‐」映画『ミステリと言う勿れ』など多数。「あの本、読みました?」(BSテレ東)出演中。主演舞台『逃奔政走‐噓つきは政治家のはじまり?‐』7月上演。

この先は何が来ても、どんな波でも、ひょいと乗れる自分でありたい。仮に乗り切れなくて水を被ったら、そんな自分をも笑って楽しめるようにしておきたい。そのために、ヘルシーな体力と精神力と楽しめる力を鍛えておきたいと思う今日この頃です。

最高の望みは好きなものを好きなだけ食べて、好きなだけ飲みたいものを飲んで、会いたい人に会うこと。そういう暮らしができれば理想。体力は言わずもがなですが、ヘルシーな心があればこそ、成り立ちますよね。そのためにどんどん好きなことを先延ばしにしないでやっていこうね、と友達と話しています。

仲間で集まって美味しいものをいただけるのもあと何回かわからないから、お洒落して素敵なところで食事をする機会を大切にしたい。出来るだけ人とコミュニケーションを取りたいと思っています。

最近、書くことがとても楽しくなってきました。いつもノートとペンを持ち歩いて読み終わった本の感想を書いたり、海外から母や友達に絵葉書を書いたり。しょっちゅう会う友達なのに誕生日カードを贈ったりして、その習慣を周囲に拡げています。

恋ですか?うーん、あまり得意じゃない分野(笑)。いつの日にかのために、心身を備えておいたほうがいいかな?

《衣装クレジット》
ネイビーホルダーネックトップス¥40,700(デザイナーズリミックス/コロネット)

2024年『美ST』8月号掲載
撮影/菊地泰久(vale.) ヘア・メイク/福沢京子 スタイリスト/犬走比佐乃 取材/安田真里 再構成/Bravoworks,Inc.

◆あわせて読みたい

木村多江さんが10年苦しんだ【死別の悲しみ】…「子育てにも影響があった」

元祖チャイドル・野村佑香さん(40歳)「ブラックだった芸能の現場でも、普通の子でいられた」理由とは

【南 果歩さん・60歳】乳がん、うつ病、離婚を経て…「40代こそ人生のスタートだった」

美ST