女優・浜辺美波の美しさの秘訣と意外な素顔に迫る! 自分の顔の好きなところは?

女優、浜辺美波さんが初登場! 美しさの秘訣を探るべく、近況やビューティ事情をインタビュー。2024年11月に公開された映画『六人の嘘つきな大学生』での撮影秘話も。誰もが目を引く憧れの存在である、彼女の今に迫る。

メイク、スキンケアetc.美しさのためにしていること

ワンピース¥103,400/カナコタムラ 帽子¥12,100/ンニット

美しい浜辺さんですが、ご自身の好きなパーツはどこですか?

特徴的なパーツがないところが好きです! 全体的に濃すぎず薄すぎず程よいバランスだと思うので、どんなメイクもハマりやすいのは長所だと思っています。和装も似合う顔立ちだと思うので、女優をするうえでそれがすごくよかったなと思っています!

自分でメイクするときに意識していることはありますか?

お仕事でメイクをしていただくことが圧倒的に多いので、セルフメイクのときは楽しくてつい気合が入っちゃいます! なるべくお洋服のテイストや季節感に合わせて色などを選ぼうと意識しています。ただあまり冒険できるタイプではないので、プロの方々にトレンドのアイテムやおすすめのコスメをお聞きして、新しいものを買いに行ったりしています。お姉ちゃんがいるわけでもなく、メイクを教えてくれる人がいなかったので、本当に知らないことばかりでたくさん失敗もしましたが、雑誌やYouTubeでメイクテクニックなどを勉強して、今でも日々メイクの研究をしています!

最近のお気に入りコスメはありますか?

リッププランパー探しにハマっています。友達といいコスメの情報をシェアしているのですが、色や潤いだけじゃなくどのくらいの痛みなのか、ふっくら感がどのくらいかなど感想を言い合っています。個人的には「シピシピ」のプランパーが程よくふっくらしてくれて色やピリッと感もトータルで使いやすくて気に入っています!

忙しい日々の中で、美肌を保つ秘訣を教えてください。

荒れるときは何をしても荒れてしまうのですが、なるべく自分の肌に合うシートマスクをすることを心がけています。みなさんが想像しているよりもズボラなタイプなので、シートマスクをしながら家事をしたりしています。ながらケアできるのがうれしいです。肌に合うものを日々いろいろ試していますが、最近は「ナンバーズイン」の5番のシートマスクを夜のケアとして愛用しています。水分がたっぷりなので、シートマスクした日の翌日はお肌の調子がとてもいいです! あとは肌の調子に合わせて、使うスキンケアのアイテムを軽めにするのか、重めにするのかを変えたりしています。

肌の状態でスキンケアを変えているんですね。その中でも欠かせないアイテムはありますか?

ヘアメイクのGeorgeさんがプロデュースする“ジョリエンのバランシングリップセラム”は絶対に欠かせないアイテムです。それこそ、これからの季節は乾燥しがちで唇が荒れやすいので少しオーバーめに塗って寝ると次の日が本当にぷるんぷるんの唇に。日中のケアとしても使っています! お気に入りすぎてギフトとして周りの方々にもおすすめしています。

バスタイムでのこだわりはありますか?

何かしらの入浴剤を必ず入れてバスタブに浸かっています。しっかり浸かって汗をかきたいので、発汗作用のあるものがお気に入りです。あとは、電気を消して真っ暗の中、考えごとをするのも好きで、「次の完成披露試写会で何を話そうかな」などリラックスしながら言葉探しをよくしています!

美容に関することで悩みはありますか?

いっぱいあります(笑)。サロンの先生に背中から腰が硬いと言われているので、そうすると先ほどもお話しした歩けるおばあちゃんになれないなと心配しています。だから「やっぱり筋トレとかピラティスって通ったほうがいいのかな~?」とずっと悩んでいます。自重のピラティスは挑戦したことがあるのですが続かなくて……。いつか行かなきゃと思いながらもなかなか通えていないのが悩みです。通うときは一生通う覚悟で始めたいと思います!

映画『六人の嘘つきな大学生』で就職活動中の大学生を熱演

就職活動中の大学生、嶌衣織役でご出演する映画『六人の嘘つきな大学生』が11月22日に公開されましたが、撮影はいかがでしたか?

改めてミステリーの撮影は難しいなと感じた作品でした。同じ場所での撮影シーンが多く、絵があまり変わらない中でどうやったら楽しんでいただけるのか、面白くできるのかと客観的な視点で普段使わない脳みそをたくさん使った気がします。台本を読めば読むほど、これってどうなんだろう?という迷路に入った気分になることも多く、キャストやスタッフ含めたくさん話し合いもしましたし、リハーサルも入念にしたりなど、本当にみんなで作り上げた感覚が強かったです。

就職活動中に出会った6人の大学生のリアルな様子も描かれていましたが、今もしも浜辺さんが就職活動をするとなったら、どのような仕事をしたいですか?

就職活動よりも、まずは大学に通ってみたいです! 撮影現場でも大学生活を経験しているメンバーとしていないメンバーが半々くらいだったのですが、大学に通っていた方々の話を聞くとすごく楽しそうだなと思ったので。アルバイトの経験もないので、大学に通いながらキャラクターのコラボカフェなどでアルバイトしてみたいなとも思います(笑)。もし、就職活動をするとなるとやっぱり女優は不安定な仕事だからこそ、安定した企業の会社員を選ぶかもしれません。具体的な職業を挙げるなら、ミュージカルを観たりするのも好きなので、そういった制作側に立ってみたい気持ちもあります。

今回の作品では、同世代の共演者の方々が多いですが現場の雰囲気はどうでしたか?

朝から晩まで同じスタジオに缶詰めで、セリフ量や撮るシーンも多く大変な撮影だったからこそ6人はすごく仲よくなりました。協調性がありながらもユーモアのあるメンバーが揃っていたので、この6人で撮影することができて本当によかったなと思います。常に相談し合ったり、支え合ったり、お互いによかったところを「あそこよかったよ!」などと褒め合えたりなど、高め合いながら撮影することができました。

6人での印象に残ったエピソードはありましたか?

それこそずっと同じスタジオでの撮影で、みんな頭をすごく使いながら撮影をしていたので、「お腹空く」、「お腹空く」と常に誰かが言っているような状態で(笑)。そしたらみんなで順番に出前をしていこう!となり、その日は佐野勇斗さんがじゃんけんに負けてアイスクリームを頼んでくださって、みんなで美味しくいただきました。別日に次は誰が出前を頼むのかとなったときに誰も頼まず、また佐野さんが頼んでくださって、結局佐野さんしかやらずに終わるというエピソードがありました。あれはみんなの裏切りだな~と思いました(笑)。

すごく和気あいあいとした現場で楽しそうですね! 6人全員で内定を獲得しようとみんなで協力し、奮闘するシーンも印象的でしたが、浜辺さんがチームで何かをするときに心がけていることはありますか?

やっぱり、どんな作品に参加させていただくときも穏やかな場づくりは意識しています。みんなで同じ方向に向かってがんばる空気感にしっかり参加すること。あとは挨拶も大事なので、基本的なことかもしれないけれど明るく元気に挨拶することを心がけています。

本作の見どころや伝えたいメッセージをお願いします。

結末がどうなるのか、原作を読んでいる方も想像できないような映画になっているので最後までぜひ席を立たずに楽しんで観ていただけるとうれしいです。そして犯人が誰なのかはもちろん、誰のどこまでが嘘で何のためについているのかというのも想像しながら観ていた
だけたらと思います!

Photography_Michiyo Yanagihara(ende) Styling_Aya Ishida Hair & Makeup_Chiho Hatae(CEKAI) Interview_Arisu Onodera Text & Edit_Megumi Shimbo