実話【マチアプで港区医師と結婚するまで】怪しいプロフィールから真実の愛を見極めたポイントとは

The post 実話【マチアプで港区医師と結婚するまで】怪しいプロフィールから真実の愛を見極めたポイントとは appeared first on CLASSY.[クラッシィ].

いまや出会いのスタンダードとなっているマッチングアプリ。これまで使ったことがある人もそうでない人も「最近はアプリで結婚した話もよく聞くけど、私にもそんな良い出会いが本当にあるの?」なんて半信半疑な方も多いのではないでしょうか。

ですが、マッチングアプリで理想の結婚に至った人たちのリアルな声を参考にすれば、きっと誰しも素敵な出会いに繋がるはず!マッチングアプリでの結婚、略して「マチアプ婚」で幸せを掴んだ方々に運命の夫を見つけるまでの秘訣を聞きました。

今回は、夫と出会ってわずか1年で結婚したKさん。友達枠だった彼に、なんと4回目のデートで愛が芽生えたそう!「結婚に真剣な相手はメッセージのやりとりで判別していた」というKさんに、そのコツとスピーディな結婚までの裏側を掘り下げました。

アプリ婚妻DATA

K・Sさん(29歳・エンタメ関連勤務)

R・Sさん(30歳・医師)と2023年に結婚
【夫と出会ったアプリ】東カレデート
【その他使ったアプリ】with、ペアーズ、Omiai
【アプリ使用期間】約2年
【デートした人数】24人
【夫と出会ってから付き合うまで】2カ月でデート4回
【結婚までの交際期間】1年半

【夫に出会うまで】
「男ウケ」プロフではなく、ありのままの私を表に出して、気の合う男性にロックオン

Q.アプリの利用目的は?

長く付き合っていた彼氏に振られ、結婚をしたいと思いアプリを使い始めました。

Q.結婚相手に求めていた条件は?

せっかくアプリを使うので、まずは顔が嫌ではないこと。あとは大学と年収も重視。自分と同等かそれ以上の人が良いと思い、大学はMARCH以上、年収700万円以上の人で探していました。自分と同等かそれ以上の人に絞っていました。

Q.デートするかどうか決めた基準は?

デート前のメッセージを重視していました。プロフィールに書いている趣味などから話題を広げて、話を弾ませようとしてくれるかどうかは大事なポイント。相手を真剣に探している人は会話を大切にしている印象だったので、マッチングしてから互いを知ろうとする会話なしにすぐ会おうとする人はNGにしていました。

私の場合はディズニーや演劇が好きなので、趣味に書いていたら男性側から「僕もディズニーが好き」「演劇を見たことはないけど興味ある」というようなメッセージをもらえました。男女比でいうと女性のほうが多い趣味かもしれませんが、あえてしっかり書くことでそこに理解のある人からアプローチが来て、一定のスクリーニング効果があったかなと思います。

ただ、それも数を打ってわかった感覚です。相手からのアプローチでちょっとでもアリかなと思ったらメッセージを返したり、自分からも検索して「いいね」を押したりメッセージを送ったりアクションを起こして、時には条件に合わないかもという人とも会ってみました。

そのため、時には怖い経験をしたことも…。マッチングアプリを始めたばかりのころ、ある若い男性とデートの約束をしていたはずなのに、いざ待ち合わせ場所に行ったらおじさんが車で現れたんです。写真をかなり加工していたんだと気が付きました。もちろんすぐ帰りましたけど、「デートは車などの密室ではなく公の場で」というのも教訓です。

こんな感じで積極的に使っていろんな経験を重ねるうちに、真剣ではなさそうな人や私と合わない人も感覚的にわかってきましたし、自分の感覚に自信が持てるようになりました。

【夫と付き合うまで】
「友達枠」の男性に愛が芽生えた、テーマパークでの粋な過ごし方

Q.夫と初めて会った時の印象は?

プロフィールを見たときの印象は、「キラキラしすぎててちょっと怪しい」(笑)。書き出しが「港区在住、医師。」だったんです。でも、普段なかなか会わないタイプだから面白そうだなと思ってデートの約束をしてみました。

会ってみると、とても気さくで話しやすい! キラキラしたプロフィール文は、友人に作ってもらったものだとわかりホッとしました。初対面なのに、何回も会っているかのようにすぐ馴染みました。気さくすぎて、恋人候補かと言われると疑問でしたが、とりあえず友達としてすごく仲良くなれそうだなと。

他にアプリを利用して会っていた男性の中にはかっこいいな、大人の佇まいで素敵だなと思う人もいましたが、なかなか発展せず。たとえばディズニーに行く約束がキャンセルになったけど相手がリスケに積極的ではなくそのまま疎遠になったり、食の好みが合わなくて食べたい料理があっても頼めないのがストレスで会わなくなったり。一方で、夫とはいきなり友達の状態からスタートして自然にデートを重ねられた感覚です。

Q.デート中に感じていたことは?

初回デートから3回目までは、正直キュンはなくて「面白い人枠」。2回目のデートのときには「友達としては楽しいけど、恋愛モードにはなれないかも。すぐに恋人がほしいなら他の人を探したほうがいいと思う」と夫に伝えていました。すると夫が「友達としてでも会いたい」と次のデートも誘ってくれて、友達として関係を続けることに。今思うと、もしかしたら私のことをいいなと思ってくれる以上に夫の負けん気が勝ったというか、闘志に火がついたのかもしれません。

Q.交際に至ったきっかけは?

4回目のディズニーデートです。ディズニーって1日一緒にいるし、待ち時間も長い。その時に打ち解けるきっかけになったのが、「価値観シート」でした。

これは友人からもらったスプレッドシートで、例えば「友達との約束とデートはどちらが優先か」「将来的に子供は欲しいか」みたいな質問がずらっと並んでいて、お互い記入できるようになっていたんです。面白そうなシートがあるらしいと夫に話したところ「いいじゃんやろうよ!」と。とにかく項目が多いので面倒くさいと思う人もいそうなのに、そんな夫の反応を見てまず価値観が合うなと感じました。

アトラクションなどを待つ時間、価値観シートの質問項目の上から順にお互いの回答を出し合って、そこから派生していろんな話題に。長時間2人で過ごして楽しいと思ったことが交際の大きな決め手になりました。もはやキュンを通り越して、愛が芽生えていた、という感じでしょうか。

【結婚を決めたきっかけ】
交際前に1年以内に結婚するとすり合わせていたから、仕事のタイミングを見て即決断できた

Q.結婚の決め手は?

価値観シートの中に結婚はいつまでにしたいかという項目もあり、次に付き合う人とは1年以内に結婚したいとお互い話していました。このまま何事もなければ結婚に向かうよねという共通認識を持ったなか、付き合って半年のタイミングで結婚の決断をすることに。

当時私の仕事がちょうど落ち着いている時期で、ここを逃したら両親への挨拶や諸々のイベントが1年後になる状態でした。「これから忙しすぎて休みもなくなる」と夫に話したところ、じゃあ今進めようと。付き合って半年で式場を決めました。「本当にもう決めちゃうの?」という早さで進んでいって、そのスピード感には自分でもビックリです。

【アプリ婚してみて】
マッチングアプリの効率の良さはピカイチ。仕事を頑張る人にこそおすすめ!

Q.他の出会い方に比べてマッチングアプリの良さとは?

1番は効率の良さだと思います。マッチングアプリにはいろんな人がいて、自分と感覚が合わない人ももちろんいるけれど、とにかく数が多い。あと、友人からの紹介での出会いだと何かと気を遣うところ、マッチングアプリではメッセージのやりとり中にフェードアウトするのもお互い様。サバサバしたやり取りも、自分には合っていました。現実的に相手を見極めたうえで会えるので、効率よく進めたい人にはピッタリです。

私は仕事柄、多忙で時間が取りづらく、効率・現実主義。同じく働く女性で、初対面の人と会うことや、メッセージでのやり取りが苦でない人には本当におすすめです。

取材/河野紗也 編集/越知恭子