BE:FIRST【三山凌輝さん】 独占インタビュー!幼少期からの経験とアーティスト・俳優としての未来

俳優、そしてアーティストとして多彩な活躍を続ける三山凌輝さん。主演映画『誰よりもつよく抱きしめて』の公開を控え、STORYが独占インタビュー!幼少期のエピソードや、俳優としての展望、日々の幸せについて語っていただきました。(第2回/全2回)

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三山凌輝さんプロフィール

俳優・アーティスト。1999年4月26日生まれ、愛知県出身。2016年に俳優としてのキャリアをスタートし、映画や舞台で経験を積む。2021年、オーディション番組『THE FIRST』を経て、ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」のメンバーとしてもデビュー。俳優業と音楽を両立し、2025年2月公開予定の映画『誰よりもつよく抱きしめて』では主演を務めるなど、注目を集めている。

お子さんへの英語教育に熱心に取り組まれているSTORY読者も多いのですが、三山さんが幼少期に英語を習得されたきっかけは?

3歳から小学校2年生までインターナショナルスクールに通ってました。きっかけが実はちょっと面白くて。2歳くらいのとき、家の近所に新しくインターができたんですけど、うち実家が花屋なので、注文を受けたお祝いのお花を親父と一緒にそのインターに届けに行ったんです。ちょうど英語の授業をやってるのを見て、僕が『自分もやりたい!』って親父に言ったらしくて(笑)。そしたら、親父、僕をそのまま花と一緒に置いて行っちゃったんですよ。それでそのまま通い始めたんです。
考えてみたら、その時からいろんなことを自分で決めていたのかもしれませんね。

インターナショナルスクールや海外留学の経験によって得たものは?

語学や文化の違いを学んだことで感じたのは、人種や国籍に関係なく、人が感じること自体は皆同じだということです。違いがあるのは表現方法やアプローチの仕方だけ。
例えば、日本人が大胆な面を持つこともあれば、外国の方が繊細な面を持つこともあります。それぞれの良いところをバランスよく取り入れられたのは大きな学びでしたね。
また、自分の価値観や人格が家族から多大な影響を受けていることも実感しました。特に母親に似ている部分が多いなと感じています。

俳優とアーティスト、それぞれの活動で切り替えはしていますか?

切り替えを意識したことはないですね。それぞれ表現の方法やアプローチが異なるだけで、根本にあるのは「自分が最大限表現すること」。俳優として役を演じるときは、役を通じて自分の感性を共鳴させます。一方、アーティストとしてステージに立つときは、曲の世界観をより誇張して表現します。
どちらも、自分を通して行う表現活動という意味では同じで、求められるものが異なるだけだと思っています。

今後挑戦してみたい役柄は?

どんな役でも挑戦したいです。出会う役はすべて「ご縁」だと思うので、極端なキャラクターも等身大のキャラクターも、すべてに向き合っていきたいですね。役者として、癖のある強烈な役柄にも挑戦できたらと思っています。役や作品ごとに違った「魅せ方」を見つけるのが楽しみなので、今後もどんどん新しい挑戦をしていきたいです。

最近どんなときに幸せを感じていますか?

最近は忙しくても、夜ご飯だけは外で食べるようにしています。そのおかげで、夜遅くまで営業しているお店に詳しくなりました(笑)。自分では料理をほとんどしないので、プロのシェフが作る美味しい料理をいただけるのは、本当に幸せなひとときです。昔から食べることが好きなので、これは自分へのご褒美として大切にしています。
今年の目標は「自他共に幸せ」。そのためには、まず自分自身が心身ともに健康でいることが大切だと思っています。自分が幸せで満たされていれば、自然と周りの人にもそのエネルギーを分け与えられると思っています。

内田英治監督の最新作『誰よりもつよく抱きしめて』が、2025年2月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開! 映画『誰よりもつよく抱きしめて』は、感涙必至の究極の純愛小説として話題となった新堂冬樹の同名小説「誰よりもつよく抱きしめて」(新堂冬樹/著、光文社文庫)を映画化したもの。主演はBE:FIRSTメンバーRYOKIとしても活躍中の三山凌輝さん、久保史緒里さん(乃木坂46)。誰もが一度は味わったことがある、愛する人を抱きしめることができない無力さや、愛する人に抱きしめてもらえないもどかしさに、共感し胸を締め付けられる。心に沁みる、かけがえのない一本です。

撮影/booro 取材/沢亜希子

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