【私の転職STORY】3度の転職を経て手に入れた“フレックス&在宅勤務”
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20代から30代、CLASSY.読者それぞれの転職のホンネに迫る連載がスタート。ビジネス誌にも転職サイトにも載っていない、リアルな経験談をお届けします。転職が当たり前の選択になった今だからこそ、転職の仕方も求める条件も多種多様。自分らしい転職を叶えるため、自分に近い転職ストーリーを見つけて!
今回は、3度の転職を経て自由度の高い働き方を手に入れた、寺松明日香さんにお話を伺いました。
3度の転職を経て譲れなかったのは
フレックス&在宅勤務の働きやすさ
寺松明日香さん(31歳・電力会社勤務)
【PROFILE】
1993年生まれ。東京都出身。夫・空大さんとCLASSY.Couplesとしても活動。インスタには洋服や結婚生活だけでなく、転職の質問も多く寄せられる。現在の会社では「てらちゃん」の愛称で呼ばれ採用面接も担当。
\寺松さんの転職History/
2014年 化粧品会社に入社。販売員として勤務
2015年 広告代理店にアルバイトで入社し、正社員に
2020年 エネルギー系電力会社に入社。新規事業を担当
2021年 エネルギー系電力会社に入社
内定直前でも活動を続け、他と比較したことでベストな企業が見つかった
「短大を卒業後、新卒で就職したのは化粧品の販売員。美容好きという理由で深く考えずに決めたのですが、シフトが不規則なのと人間関係にも悩み、1年で退社しました。
マイナスな理由で辞めたことがコンプレックスになっていたし、短期間で辞めることを繰り返すのは避けたくて、2社目は事務職のアルバイトで入社。新規のエネルギー事業が立ち上がるタイミングで、法人向けの契約書作成や数字管理など幅広い業務を担当しました。入社してすぐに会社から打診があり、正社員になりました。
その後25歳でチームリーダーを任され、忙しいけど楽しく働いていました。ですが、会社の方針で見込み残業分も働くスタイルになってしまって。部下に残業を強制するのも心苦しかったし、自分の働き方も変えたくて、再び転職活動を開始。
そして同僚だった夫も同時期に転職を決意。地元から離れ、同棲が決まっていたので、通勤しやすさを優先して自宅近くの家族経営規模の会社へ転職しました。最初の頃は前職を生かせる仕事だったのですが、途中からジムを立ち上げる新規事業の担当に。知らないことを学べる面白さはありつつも、これまでのキャリアが活かせないことに寂しさを感じ始めました。
当時夫はフルリモート。私は全出社で出張も多く、夫の働き方も羨ましかった。その会社独特の文化に戸惑いもあり、夫にも「もっと都心で働いているほうが合ってるんじゃない?」と言われて、3度目の転職を決意。
最後の転職と決めて最優先したのは、働きやすさ。フレックス&在宅は譲れない条件でした。3度の転職を経たからこそ、自分にとっての優先順位が見極められたと思います。
今の会社は成果重視で、働き方もファッションも自由。年上の方が多いのですが、全員ニックネーム制。みんな平等のフラットな組織でメンバーにも恵まれ、居心地良く働けています。転職活動を経て思うのは、内定が出そうになっても複数走らせておくべき、ということ。特に3社目で痛感したことです。会社ごとに条件は異なるから、比較対象があるほうが、より自分に合う環境を見極められると思います」
\私の転職必需品/
通勤服は自由ですが、社外の人と会う日はシャツできちんと感を意識。ラウンジドレスのシャツはシワになりにくく色違いで購入。
理想の働き方を手に入れた寺松さんのプライベートは?
寺松さんから、転職を考えているあなたへ伝えたいことは?
「自分のやりたいことや転職で叶えたいことを明確にして、転職活動を進めること。そして、年齢にはとらわれない!…これが私が伝えたいことです。
納得ができる転職を実現するためにも、まずは自分で自分を知り、前向きに行動することが大切かなと思います」
撮影/杉本大希 取材/坂本結香 編集/小林麻衣子
※CLASSY.2025年2月号「大特集Part2・自分らしさを守る転職、私の場合」より加筆訂正。