【小笠原伯爵邸で結婚式】重厚感のある場所で挙げるフレンドリーな挙式がテーマ
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一生に一度の晴れの日。対等な私たちが今大切にしたいのは、ありきたりな式ではなく、「2人らしさ」を大切にしたオリジナル婚。今回は、「重厚感のある場所で挙げるフレンドリーな挙式」がテーマの金竹麻姫さん(31歳/トゥモローランドPR)の個性溢れる実例を紹介します。
1.夕方~夜にかけてのナイトウェディングでリラックス感を演出
陽が傾く時間から式がスタート。夜にはライティングが施され、落ち着きと温かみある空間に。シックな雰囲気ながらも、リラックス感ある会場が叶いました。
2.一目惚れしたレースのマントに合わせクラシカルなドレスに
3.ゲスト参加型の“オリーブセレモニー”を人前式に
4.ゲストが写真を撮れるようフィルムカメラを用意
5.プチギフトはムードに合わせてパロサントを

太めのパロサントに、ユザワヤで購入したリボンをラフにラッピング。
互いのゲストが緊張せずに過ごせる場にしたい“重厚感のある場所で挙げるフレンドリーな式”をコンセプトに
@小笠原伯爵邸
結婚式は「かしこまりすぎず、気軽に楽しめる空間」が理想で、当初からガーデンウェディングを希望していました。ただ、カジュアルすぎるのも嫌で、私が勤めるトゥモローランドのような、クラシカルなムードはどこかに入れたいと思っていました。
数ある式場の中でも落ち着いた雰囲気を求めていた私たちが選んだのは、重要文化財にも指定されている洋館、小笠原伯爵邸。歴史を感じる建物ながら、緑が印象的な中庭がリラックスした雰囲気を演出してくれて、自分たちのイメージにぴったりでした。着席型が主流の日本のガーデンウェディングの中で、カジュアルに楽しめる立食スタイルが可能だった点も決め手の一つです。
当日は、夕方からのナイトウェディングに。明るい昼間よりも、シックで落ち着いた雰囲気が自分たちに合っていると感じたから。私にとっても夕方は一日の中で一番好きで、心安らぐ時間帯。ゲストにはファッション関係者だけでなく、地元の友人など幅広く来ていただいたので、初めは重厚感ある会場に堅くくなってしまわないか不安でした。参加する全員がリラックスして過ごせる、ホームパーティのような空間にしたくて、挙式と披露宴のほとんどの時間を中庭で過ごしたのが正解でした。
装飾やドレスの雰囲気を合わせクラシカルな会場の魅力を生かしつつ、コンセプトを明確にしたことで、ゲストも私たちも肩肘張らない理想の結婚式ができたと実感しています。
金竹麻姫さん(31歳/トゥモローランドPR)

Instagramでの日常や旅先など洗練された感性に注目。結婚式でも、ファッション関係で働く夫婦ならではのセンスが光ります。@kinchikuasaki
取材/下田真里衣 編集/鈴木日向 再構成/Bravoworks,Inc.
CLASSY.2025年3月号「大特集Part3・人と違うけどそれがいいオリジナル婚」より。