オシャレ賢者【三條場夏海さん】の『ミュール』でキマる春の今っぽスタイル3選
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同世代・年上・年下と幅広い読者から注目を集めるGajessディレクター・三條場夏海さん。ときに強めのモード感や女っぽさも好感が持てるのはなぜ?今回は、三條場さんが“理想を忠実に叶えてくれる万能小物”と話す「ミュール」でキマる春の今っぽスタイル3選をご紹介します!
#1 ミュールに頼る
コンサバ寄りのベーシックコーデをミュールで程よく外すのが、昔から貫くマイスタイルの1つ。意志の強さは感じさせたくても、頑張りすぎているようには見せたくない、そんな理想を忠実に叶えてくれる万能小物がミュールなんです。私が選ぶミュールは大きく分けて2つ、“尖りを加える”ものと“抜けを出す”ものに分かれます。デザイン次第で主役にも脇役にもなるアイテムなので、コーデや気分に合わせてセレクトしています。

昨秋迎えたジアボルギーニのミュールは彩度高めな赤に一目惚れ。赤いパンプスだとトゥーマッチになりがちですが、つま先やかかとの出るミュールなら、抜け感があってむしろモードな印象に。あえてボディラインの出るコンサバなセットアップに投入し、足元でガツンとエッジを効かせるスタイリングが私流。トップスとスカートはガジェス、バッグはこの春出合ったヴィンテージのロエベ。

初めて奮発買いしたミュールはマノロブラニクの「MAYSALE SUEDE DAIM 050」。5cmヒール×ネイビーが使いやすく、昔とは少しファッションのテイストが変わった今も引き続き愛用している大切な一足です。最近注目しているのはジアボルギーニ。女っぽさとモードさを兼ねた、私的にツボのミュールが豊富に揃い、ベーシックカラーからビビッドカラー、柄モノまで幅広くチェックしています。
定番のTシャツ×デニムにシャープなミュールが好相性
ミュールの可愛さが一番際立つのは、やっぱりデニム合わせ。クロコ型押しは無地と柄モノのいいとこ取りで、シンプルコーデにも取り入れやすいのが嬉しいところ。ノーズが長く、足の甲もスクエア気味にカッティングされていて、シンプルながらも洒落感たっぷり。つま先が覆われているミュールは、指のつけ根がチラッと見える甲浅を選ぶことで、コーデのオシャレ度が高まるような気がしています。
Mule/GIA BORGHINI、Long T/Petit Bateau、Hoodie/Gajess、Denim/THE SHISHIKUI、Bag/MIU MIU
カジュアル度高めの服にはオープントゥがしっくり
旬のスウェットパンツは、あえてヒール高めのミュールで女っぽさを底上げ。とは言え、つま先がしっかり覆われているとチグハグに見えるので、ほんのりラフなオープントゥのミュールを選ぶことがほとんどです。少しでも肌の見える面積が増えると、ヘビーウェイトなスウェットパンツでも軽やかな印象に。パンツと色味を揃えてミュールをなじませるのも、テイストMIXをオシャレにまとめるコツ。
Mule/GIA BORGHINI、Shirt/Gajess、Pants/madhappy、Bag/Coperni
撮影/福永俊樹 モデル、スタイリング/三條場夏海 ヘアメイク/沼田真実(ilumini) 取材/岸本真由子 編集/藤田摩吏子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年5月号「三條場夏海のIT’S MY STYLE」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。