【詳細レポ】timeleszが2冠!「ASEA 2025」黒スーツ&神パフォーマンスに熱狂
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aespaやNiziUなど、アジアを代表するトップアーティストが集まった「ASIA STAR ENTERTAINER AWARDS 2025 Presented by ZOZOTOWN」(以下、「ASEA」)にtimeleszが出演。「ASEA THE BEST ARTIST」と「ASEA THE PLATINUM」の2冠を達成しました。フォーマルな装いで、少し緊張ぎみだったレッドカーペットや、会場中の大歓声を巻き起こした、授賞式の様子をレポートします。
フォーマルな装いで決めたレッドカーペットは、少し緊張ぎみ?
この日はまず、授賞式に先駆けて、出演者たちがレッドカーペットに登場。カメラの前で近況や意気込みなどを語っていきます。

白か黒の無地ドレスというシンプルな服装ながら、オーラがあふれ出していたaespaは、「これまでは速いテンポの激しい曲が多かったのですが、これからは少しゆっくりなテンポでディテールを細かく表現できる楽曲に挑戦していきたい」と今後の展望を語りました。

また、グレー&ピンクのかわいらしいコーディネートで登場したNiziUは、MCからの「NiziUらしい魅力のつまったハートポーズを見せてください」という無茶振りにも笑顔で対応。9人がつながったキュートなポーズを披露するなど、それぞれのグループの個性が光るレッドカーペットでした。

そんななかtimeleszは、授賞式らしいフォーマルなスーツ姿で登場。黒を基調としたシックで大人っぽい装いが決まっています。
写真撮影で、MCから「ほっぺハートをお願いします」と指示があると、寺西拓人さんはどんなポーズかわからなかったようで、一瞬ポカンとした表情を見せていました。
インタビューでは、特別感たっぷりの衣装について、MCから質問が飛びます。
――みなさん印象的な衣装でお越しいただきましたが、ステージと関連しているんですか?
佐藤 ステージでは、また違う衣装を着ますが、授賞式ということで、シンプルなスーツを着てみました。
――授賞式ならではの緊張感がありますよね。
佐藤 そうですね。
ここで、「誰かしゃべる……?」とお互い譲り合うような雰囲気になり、数秒無言の時間が。MCから「緊張して、言葉も出てこないようですね」とフォローされると、メンバーたちはもちろん、報道陣からも笑いが起きました。
そして、「TMI(too much information)」と題して、今日のちょっとした出来事を1人ずつ話していくコーナーに。
篠塚 今日、昼くらいにここに来たんですけど、ケータリングが韓国料理で、めっちゃおいしかったです。
松島 僕は緊張していたので、愛犬と30分くらい散歩してきました。
菊池 緊張つながりなんですけど、今日、緊張して原(嘉孝)が来ていません。緊張が高まりすぎて来られなくて。そこはちょっとご了承いただきたいなと。パフォーマンスは事前収録を8人でやっておりますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います
佐藤 8人になって、メイクの時間が長くかかるようになって。今日は僕が1番早く入りました。
寺西 えっと、おなかすきました!
猪俣 ケータリングのお姉さんに「マシッソヨ」と言ったら、よろこんでくれました!
橋本 今日は、このスーツに合わせて眼鏡をかけました。
少し緊張しているようで、ふだんより口数は少なめでしたが、レッドカーペットを歩く姿は堂々としていた7人。
原さんは舞台出演のため、残念ながら欠席だったのですが、菊池さんが笑いに変えてくれたことで、改めて8人の絆を感じることができました。
「いいにおいがする!」菊池が松島の秘密を暴露!?
そして、いよいよ授賞式本番へ。オープニングで、出演者たちが次々に登場していくと、そのたびに客席から大きな歓声が。もちろん、timeleszにスポットライトが当たった瞬間にも、大歓声が巻き起こりました。MCを務めたのはIVEのレイさんと、THE BOYZのジュヨンさん。続々と受賞者たちを紹介していくなか、「ASEA THE BEST ARTIST」にはKiiiKiii、「ASEA TOP TOURNING ARTIST」にはENHYPENなど、各グループの功績が称えられます。
そして、timeleszが受賞したのは、言語や文化を超えて人々を熱狂させたアーティストに贈られる「ASEA THE BEST ARTIST」。菊池風磨さんが代表して、受賞コメントを述べました。
菊池 このような栄えある賞をいただけたこと、うれしく思います。今日は1人休んでいますが、8人でこれからも楽しく、素敵なパフォーマンスを届けられるように頑張りたいと思います。
さらにtimeleszは、aespaやENHYPEN、NiziU、IVEと並んで「ASEA THE PLATINUM」にも輝き、見事2冠を達成しました。ふたたび、菊池さんが代表で挨拶をします。
菊池 すごく素敵な賞をまたいただいてしまって。とにかく今日は、いいにおいがするなと思っていて。なんでこんなにいいにおいがするんだろうと思ったら、松島が香水を新しくしていました。
このいきなりの告白に、会場中から笑いが。ここで、すかさず松島聡さんがコメントを。
松島 さすがメンバーですね。細かいところまで気付けるのは、このメンバーだからかなと思います。こんな素敵な賞をいただけて、うれしいなと思いますし、新メンバーが加わって、新しいスタートを切ったばかりなんですけど、日本のエンターテインメントを、これからもtimeleszなりに盛り上げていけるように、精一杯頑張っていきたいと思いますので、これからも応援のほど、よろしくお願いします!
授賞式も終盤にさしかかっていたためか、レッドカーペットのときとは打って変わって、ふだんどおりのリラックスした表情になっていたメンバーたち。舞台裏に去るときも、大きく手をふったり、頭上でハートマークを作ったりと、とても楽しそうにしていました。
観客の心をひとつにした大熱狂のパフォーマンス

待ちに待ったパフォーマンスでは、おなじみの衣装に着替え『Rock this Party』を披露。8人体制になり初めて配信された楽曲で、新メンバーオーディションの『timelesz project』では、最終審査の課題曲にもなっていました。
オリジナルメンバー3人が作詞を手掛けた思いのこもった歌詞と、一緒に踊り出したくなるような振り付けが特徴的。この日も、会場につめかけたファンが「gotta rock this party」の部分でいっせいに同じ動きをして、一体感がぐっと高まっていました。
そして2曲目は、6月11日にリリースされるアルバム『FAM』に収録予定の新曲『ワンアンドオンリー』。timeleszらしい「カッコよさ」と「甘さ」が共存する、さわやかなポップソングです。この曲では、手を振ったり、ポーズを取ったり、近くの観客にファンサービスをする場面も。曲の最後にメンバーが一列に並ぶパートでは、原さんの立ち位置を1人分空けていたのが印象的でした。
最後に披露したのは『Anthem』。『timelesz project』のオープニング曲で、四次審査の課題曲でもありました。もともとは、オリジナルメンバー3人が、timeleszとして活動を開始したとき、その再出発を飾った楽曲です。
Sexy Zone時代のイメージを一新した挑戦的な歌詞や曲調で、彼らが新たな一歩を踏み出したことを印象付けました。そして、ASEAでは8人バージョンとして、歌割りや振り付けもバージョンアップ。息の合ったパワフルなパフォーマンスで、会場を大いに沸かせていました。
timeleszのステージで印象的だったのが、多くの観客が立ち上がって応援していたこと。ほかのグループのペンライトを持っている人でも、一緒になって盛り上がっていて、timeleszが、たくさんの人たちに愛されていることが伝わってきました。
メンバーたちは、新体制になって3ヶ月半とは思えないほどの一体感。彼ら自身もよく「家族」という表現をしていますが、ASEAのような大きな舞台をともにして、その絆はさらに強く深くなっていくのではないでしょうか。今回のASEA2冠を起爆剤に、目指せ「国民的アイドル」! そしてゆくゆくは、「グローバルアイドル」にも、なっていってほしい!
取材・文/近藤世菜 編集/越知恭子