自ら週3着用の“究極のワンピ”って?会社員からアパレルディレクターに転身した理由
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働き方が多様化している昨今。自分がやりたいこと・作りたいものを形にするために、アラサーで“起業”を選択する人も増えています。自分らしく働く彼女たちのオシャレのこだわりをクローズアップ!今回は、会社員からアパレルディレクターに転身し、“長く愛せる”アイテム作りを目指す河野晶子さんをご紹介します。
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「究極のアイテム」として作ったワンピースが私のいちばんのお気に入り
河野晶子さん(34歳・アパレルディレクター)

合わせ次第で七変化!どんな日も頼れるから、週3で登場します
頑張る女性が毎日手に取りたくなる“究極のアイテム”を届けたい——そんな思いから、初回コレクションではワンピースをリリース。どんな女性も纏うだけで美しく見えるよう、骨格や体型を研究し、「StyleHint」での経験を活かして1枚でオシャレが完成するデザインに仕上げました。リボンベルトや小物で印象を自在に変えられるので、シーンを問わず活躍。私自身、週3日以上登場するほどヘビロテしている自信作です。
ONE-PIECE.BAG_Écel/SHOES_MOONSTAR
自分と向き合ったからこそたどり着いたブランド立ち上げ
社会人としてキャリアを積む中で、ずっと「このまま会社員で終わっていいの?」という葛藤を抱えていました。がむしゃらに働く一方で、自分を見失い、どこか心が満たされない。そんな私を変えてくれたのが、毎日のジャーナリングです。「もし明日、人生が終わるとしたらどう生きたい?」と問い続けるうちに、本当にやりたいことが少しずつ見えてきました。たどり着いたのは、アパレルの世界。ユニクロの着こなし提案アプリ「StyleHint」での発信や雑誌の読者モデルとして活動する中で、自分に似合う服を見つけた時のときめきを知り、人の可能性を引き出す服を作りたいと思うように。経験も人脈もない中でしたが、思いを頼りに「Écel」を立ち上げました。女性の人生にそっと寄り添える存在でありたいという思いから、しわになりにくく手入れしやすい素材と、美しく見えるシルエットにこだわり、長く愛せるアイテム作りを目指しています。ゼロからの挑戦でしたが、自分の思いに正直に、猪突猛進でここまできました。これからも「女性の可能性を引き出す服」をテーマに、丁寧に情熱を注いでいきたいです。
私を変えてくれたシャネルの自伝書とジャーナリング

お気に入りのゴッホのノートに毎日欠かさずジャーナリングしています。始めるきっかけになったシャネルの本は私の人生のバイブルです。
河野晶子さん(34歳・アパレルディレクター)
新卒でウェディングプランナーとして4年勤務した後、人材会社に転職。SNSでのファッションの発信をきっかけに、今年に入ってアパレルブランド「Écel」を立ち上げる。
撮影/イマイハルカ 取材/下田真里衣 編集/平賀鈴菜
再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年9月号『「起業」を選んだ同世代読者のオシャレ』より。
※掲載の商品はすべて読者私物です。ブランドブティックへの問合せはご遠慮ください。