【コメント全文】SHINee・ONEW(オンユ)武道館公演「早いうちに皆さんと会うために一生懸命頑張るから待っていて」
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7月にリリースした2ndアルバム『PERCENT』を引っ提げたワールドツアーを開催中のSHINeeのリーダー・オンユ。10月3日〜5日には、日本公演「2025 ONEW WORLD TOUR [ONEW THE LIVE : PERCENT (%)] IN JAPAN」が東京・日本武道館で行われました。JJnetは日本公演最終日に潜入! 多彩なパフォーマンス、会場をやさしい雰囲気に包み込むMC、最初から最後まで目が離せない大充実だった公演の様子をお届けします!

「ただいまー!」3年ぶりの日本武道館でのライブ
開演直前、始まりを今か今かと待つ客席から聞こえる“オンユコール”。オープニングは『PERCENT(%)』。ステージに組まれた3階建てのセットの中央にミントカラーのツイード風ジャケットにデニム姿のオンユが登場すると、大歓声が! スタンドマイクでエネルギッシュかつセクシーに歌い上げる姿に会場の熱気は冒頭から一気に高まります。
その後、スタイリッシュな「No Parachute」、メロディーに合わせて客席のペンライトがキレイに揺れていた「Yeowoobi」と続きます。

「夜明けの世界」のイントロでは、「いらっしゃいませー!」と元気いっぱいに挨拶。スクリーンいっぱいに投影された花のような満開の笑顔に黄色い歓声が飛び交います。
「皆さんこんばんは、オンユです。ただいまー!」。
会場:「おかえりー!」
「声すごい。テンション高いですね。嬉しい。みんな(今日は)休みかな? もう一回やりましょう、ただいまー!」
会場:「(さらに大きな声で)おかえりー!」
「すごいですね。ありがとうございます!」と嬉しそうな表情を浮かべていました。
途中、「皆さん、1st…じゃない(笑)、ツアー『PERCENT』にようこそ!」とライブのタイトルをあわや言い間違えそうになり、笑いを誘う場面も。
「この前『CONNECTION』というライブで一緒に遊んだりしましたけれど、そこから7ヶ月ぶりですよね。皆さん元気でしたか?」
(「イエーイ!」という会場の声を受けて)「よかった、よかった。自分はフルアルバムや日本語のミニアルバムなど、いろんなことを考えながら準備をしていました。皆さんはいかがでしたか? 自分の心をちゃんと日本語で説明できるように頑張りますので、皆さんぜひ最後までよろしくお願いしますね」
自分の言葉でファンに気持ちをしっかり伝えようとする姿に客席からは自然と拍手が起こります。

果たせたファンとの約束。MCではキュン発言も♡
「今回、日本武道館で3年ぶりにライブをまたやれて、心から嬉しすぎて“嬉す”です」
前回の『CONNECTION』ライブのときに、時間を空けずに会いに行く約束をしていたというオンユ。
「その約束をちゃんと守るためにいろいろ頑張りましたよー。皆さんの元気そうな姿を見られるのが嬉しい。それが毎回自分にとって…幸福論っていうのかな。本当にありがとうございます」
「今回のライブのサブタイトルは『PERCENT』です。こんな形。(ジェスチャーで%の形を表現)今日この時間にとって皆さんと一緒に100%以上の感情を…待ってください。(何か言いたいことを思い出すように)“分かち合いながら”だ! 皆さんと一緒に100%以上の感情を分かち合いたいので、最後まで全力で楽しんでくださいね」
「そして寂しい話ですけど、(日本武道館での公演)3日間、今日が最後の日です。何でこんなに(時間が経つのが)早いんだって思いますけど、本当に楽しくライブしていたから早かったのかなって思います。それも皆さんのおかげです。ありがとうございます。オンユの初ワールドツアーということで、今回のライブで新しいステージを見せることもできるから期待してください」
「皆さん、本当に笑顔が素敵ですね。何かキュンした。すごくキレイで、夢みたいです。日本武道館(での公演)は夢だから、2キュンめですね」
そんな不意をつく胸キュン発言に、会場がメロメロになるひと幕も。
MCタイムが終わりに近付き、次の曲に差しかかる直前。
「全部出し切る準備はできましたか? 全部出し切る準備はいかがですか? 準備OK? あ、準備OK?っていう簡単な単語があった(笑)。それではいけますか? いや? まぁ、でも次の曲にはいかなきゃいけない…」とお茶目にあおり、笑いを誘うひと幕も。

曲によって変幻自在! 圧倒的な歌唱力で会場を魅了
MC明けの「Far Away」では先ほどまでの穏やかなMCタイムとは打って変わったバンドサウンドに負けない力強い歌声でファンを圧倒し、「Conversation」ではダンサーを交えてパフォーマンス! 軽快なメロディーにファンも一緒に自然とリズムを刻みます。「MAESTRO」では「みんなも一緒に!」と煽り、曲の最後に力強く手を上に高く掲げるポーズをきめると、大きな歓声が起こっていました。

その後、アコースティックギターに合わせて「Winner (Stripped Ver.)」、星がきらめく夜空の映像のもとでMISIAの「Everything」、さらに「Epilogue」「花のように」を披露。伸びやかで優しさの中に強さを感じさせる唯一無二の歌声に会場中が酔いしれました。

全力パフォーマンスのあまり思わず…?
華やかな装飾があしらわれた白のジャケットに黒のパンツという王子様風衣装にチェンジした後、披露したのは「Sunshine」「メリョク(beat drum)」とダンサブルなナンバー。会場のテンションも最高潮になる中、2回目のMCタイムに。
全力パフォーマンス直後ということもあり、思わずステージに背中から倒れ込むオンユ。
「皆さん、楽しんでますか?(客席の反応を見て)よかったー! もう充電ない(笑)。皆さんの反応すごかったですね。ありがとうございます」
「自分にとっては当たり前のことだけど、皆さんは『ワー!』って大きな声を出すことは本当に本気で楽しくなれば今日みたいにできるけど、普通は「(小さめの声で)ワー」くらいじゃないですか。でも今日は「(大きめの声で)ワー!!!」でした。ありがとうございます!」
「皆さん、そしてここまでやってきたステージで好きになった曲とかありますか?」
客席からファンが口々に答えると、実際には披露してない曲名が挙がったかのような素ぶりで茶目っ気たっぷりに応える姿も。
さらに「MAESTRO」が挙がると「曲中の皆さんの姿が可愛くて笑っちゃいました(笑顔になったの意)」とまたまたキュン発言が飛び出しました。

さらにトークは続きます。
「暑いですよね。秋になったけど、皆さんのおかげで温度が上がりましたよね。皆さんのせい(笑)。ではなく、本当にありがとうございます!」
「今回発売されたミニアルバムの中で自分の中で一番好きなのは『花のように』です。(ミニアルバムは)全部聴きました? 『花のように』は知ってた? (会場の声を聞いて)ちょっと(声が)少なかったかな。もう一回聞いてもいいですか? 皆さん『花のように』知っていましたか? (大歓声で応える会場に)えーこんなに! 素晴らしい!」
今回、ライブとミニアルバムの準備が重なってかなり忙しくて大変だったそう。
「皆さんの笑顔で辛さはなくなりました。本当にありがとうございます」
「この先のツアーとかライブで…」嬉しい未来を予感させる言葉も!?
「今回のミニアルバムには5つ曲が入っています。『花のように』『Lily』『KIMI=HANA』『’Cause I believe in your love』…あ、さっき聴きましたよね?(『KIMI-HANA』『’Cause I believe in your love』はこの後のステージで披露)あ、まだか、これ秘密です(笑)」
(アルバム収録曲あと1曲のタイトルがなかなか出てこないでいると、客席から『Beautiful Snowdrop!』)
「そう! 天才! 記憶力いいですね、ありがとうございます。5曲ありますけど、その中で気になった曲があったら『これ、おすすめです』会社に感想を送ってくれれば、この先のツアーとかライブで…」と言いかけると、「おぉー!」と盛り上がる会場。
「あったとき、今後あったときにね!(笑)そのときにもしかして(セットリストに)入るかもしれないです」
そして、「皆さんに聞きたいことがある」とし、「『KIMI=HANA』がとっても楽しくて、ワールドツアーの他の場所でも使ってもいいかなって」
温かい拍手と歓声で快くOKと会場が答えると、「いいの? 悩んでいたことがすっきりしました」とやや驚いた様子。
「(日本で出したミニアルバムに収録されている)特別な曲だからダメって言われたらどうしようかと思っていた。やさしいですね。ありがとうございます。そして、アルバム『PERCENT(%)』も本当に愛してくれてありがとうございます」
「何でこうやってライブの途中、話をたくさんするのかっていうと、これは休憩じゃなくて…いや、休憩かもしれないんですけど(笑)、もっと盛り上がるためだと思っています。力が十分になったら盛り上がれるから。本当に楽しくて「Yeah!」したら(さっき盛り上がり過ぎてステージに倒れ込んでしまったことに対して)失敗しました(笑)」
「こうやってたくさんの方たちと自分が一緒にこういうライブはできるのが嬉しいし、皆さんとすべてを分かち合いながらできるのが幸せで、それだけで十分ですって言いたかったです」
そんな感謝の言葉を述べる姿に会場からは拍手が鳴り止みません。
「ありがとうございます。そして今自分の幸せの%は10,000%以上あります。皆さんはどうですか? いっぱい? たくさん?」

次のステージのためにサブステージから本ステージに戻ろうとすると、「えー!」と残念そうなファンを見て「フォッフォー!」と少し嬉しそう。
さらに、男性ファンの「オンユ!」という歓声に「テンション超高い。ミノみたいです(笑)」と思いがけずSHINeeメンバーの名前が登場し、沸かせました。
「今からもっと10,000、100,000%以上のために皆さんと一緒に歌いたいです。皆さん最後まで幸せになるために一緒に歌いましょうね」
「心の準備が必要だから」と弁解(?)をした上で、「これから歌うのはさっき話した『KIMI=HANA』です。もうバレていますから、しょうがないですよね(笑)」と次に披露する曲を堂々とネタバレし、会場を笑いで包んでいました。
そして、白のジャケットを脱いで、白シャツ1枚で「KIMI=HANA」「Caffeine」「ANIMALS」を立て続けに披露。ファンも一緒に歌い、本編の幕は閉じました。
キュートな姿に大盛り上がりのアンコール
しかし、まだまだ足りないとばかりに会場からは「イ・ジンギ、サランへ」とアンコールを待つ声が止まりません。すると、猫耳の帽子に大きなウサギのリュックを背負ったオンユがステージに! そのキュートすぎる姿に客席からどよめきが起こります。
「マンセ(YAY)」では、男性ダンサーにウサギのリュックを持ち上げられると、ぴょんぴょんと飛び跳ね、可愛らしさ全開でパフォーマンス! 途中ステージを降りて客席の近くへ行く演出で会場を沸かせました。「Cause I believe in your love」では客席に向かって左右に大きく手を振るとそれにファンがペンライトで応え、会場全体が一体となって美しいゆらめきを作り上げていました。

溢れ出すファンへの感謝の思い
「皆さん、本当にありがとうございました。いきなり皆さんの隣りに行ったからびっくりしましたよね。でも今回のツアーでは皆さんとの距離を少なくするために、皆さんの客席の隣りまで行くのが自分の目標だったから。2階席や3階席は今回はできませんでした。また次のライブのときにやりたいです。契約とかいろいろあるから…(笑)、今自分が決めて『やりますよ』とここでは言えません。でもまた皆さんの隣に行きたくなったから、ちょっとだけ待っていてくださいね」
「武道館3日間、緊張もしていたし、皆さんの反応がちょっと心配でもありました。久しぶりに会うので皆さんの反応がどうかなって緊張もしましたけど、そういう緊張とか心配はいらなかったですね。本当にありがとうございました」
「今回セットリストもそうですし、自分で決められることが本当に多かったんです。それがちゃんとやれて皆さんと会って、さっきみたいにちょっとだけでも皆さんの隣りに行けて本当に嬉しかったし、皆さんのおかげで放送(テレビ)やラジオ、雑誌、ライブもできるし、ファンミーティングやまたライブもあるかもしれないから。(期待する会場の歓声を感じて)“かもしれない”から(笑)、そこまでは待っていてくださいね」
「皆さんと一緒にこの瞬間を写真で撮りたいです」の一言で、客席をバックに記念撮影タイムに。「せーの!」オンユが言うと「オンユー!」とファンが声を上げポーズをきめていました。
「温かい気持ちになりますね。皆さん、最高! 時間が早過ぎてもう終わりの時間になりました。3日がパッと過ぎました。本当に残念。さっきも言いましたけど、今後何かあったら皆さんのところへすぐ走っていくはずなんですが、そこまでちょっと待っていてくださいね。2階、3階の皆さんも今日は本当にお疲れさまでした。皆さん、楽しかったですか?(大歓声を感じて)本当に嬉しいですね。こうやって集まってくださって本当にありがとうございます。自分はフルアルバムやミニアルバムの準備など一生懸命しましたけど、皆さんもちゃんと健康でいてくれてありがとうございます」
「早いうちに皆さんと会うために一生懸命頑張るから待っていて」ファンと再び約束!
時折どんな言葉で伝えようか悩みながらもファンへの思いを丁寧に紡ぎます。
「今回のライブは、したいことが本当に多くて、できる限り表現したいと思っていました。皆さんとやりたいという気持ちが強いです。それだけはいつも約束できます。皆さんが待っていてくださったおかげで、想像していた以上のことをやり遂げられたと思います。僕が想像している以上にたくさんの目標が叶っていると思える今日この頃です。すべてのことに感謝し、ありがとうございますと言いたいです」
「皆さんとどんな関係だとしてもこんな風に分かち合えるのは大変なことだと思います。なので、これまで一緒にご一緒してくださったこと、そして、これからの時間もどうぞよろしくお願いします」

そんなまっすぐで温かい言葉の数々に客席から大きな拍手と歓声がおくられると「ありがとうございます。泣きそうです」
“イ・ジンギ”コールでファンがさらに追い討ちをかけると「泣かないです」とジョークで返し、会場をドッと沸かせていました。
「皆さんのおかげで本当に幸せな日になりました。残り時間ちょっとだけありますけど、最後まで皆さんと一緒に歌いたいです。そして早いうちに皆さんに会うために一生懸命頑張るから、ちょっとだけ待っていてくださいね。ワールドツアー、健康に行ってきますね。そして『ただいまー』ってまた言いますね」
「今日自分は100%になれなかったと思っていらっしゃる方はこれから100%を作っていただければ嬉しいです。本当にありがとうございました。皆さんのおかげで本当に幸せです。最後まで悔いなく全てを出し切っていきます。ありがとうございましたー!」
最後の最後までファンへの愛と感謝を自分の言葉で伝えたオンユ。誰一人置いていくことなく、一緒に楽しんで瞬間を分かち合う。そんなやさしく包み込んでくれる雰囲気が印象的なライブでした。「早いうちに会えるように頑張る」とファンと“約束”した彼の今後に期待が高まります。
取材・文/林知子 編集/齋藤菜月