THE RAMPAGE 神谷健太さん(30)×川村壱馬さん(28)が語る、日常の「解放される瞬間」は?

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約1年ぶりとなるニューシングル『自由への大脱走 〜Running Running Running〜 feat. 湘南乃風』を10月15日にリリースするTHE RAMPAGE。4人組クルー・湘南乃風とのスペシャルコラボによって生まれたこの楽曲は、レゲエ、ソカ、R&Bが交差するハイブリッドなダンスチューンです。“自由への渇望”や“叶わぬ恋”をテーマにしたこの曲について、ボーカルの川村壱馬さんとパフォーマーの神谷健太さんにインタビュー!2人が語る“解放”とは――。

振り入れのときは、つらくてスタジオから“大脱走”したくなります(笑)

――「自由への渇望」や「叶わぬ恋」をテーマにした新曲ですが、日常で“ここから解き放たれたい”と思う瞬間はありますか?

川村:ありますね。いろんなことを丁寧にやってるつもりでも、うまくいかないときがあって。もうバン!って落ちるんですよ。もともと神経質なタイプなんで、悲しいことが起こると一気に落ちていく。無理にポジティブにしようとしても、それは自分に嘘をつくだけだから、いったん落ち切るようにしてます。でも、仕事柄そうもしてられない時期もある。外に出て人前に立たなきゃいけないときにそういうことが起きると、本当に“大脱走したい”って思いますね。

神谷:僕は、振り入れのとき。覚えるのが人より遅くて、みんながどんどんできていくのを見てると、焦るし、つらくて逃げたくなります。スタジオから“大脱走”したい(笑)。

――一度覚えたら忘れないタイプではない?

神谷:いや、すぐ忘れます(笑)。一回寝かせないとダメなんですよ。僕らの間では「振りを熟成させる」って言うんですけど。MV撮影までの期間が短いと、限られた時間で振りを覚えて高いクオリティまで持っていかないといけない。ほかの仕事もあるので、いつ、どこでこそっと練習するか、自分との勝負です。

日常の小さな幸せは、マッサージを受けているとき。ヘッドスパはマスト!

――逆に、「この時間こそ自由だ」と感じる瞬間は?

神谷:ライブ終わりの一杯目のビール!あれはもう“解放”です。小さな自由を感じて、さらに大きな自由を求めたくなる(笑)。

川村:それはわかる(笑)。

神谷:あとはステージの上ですね。ライブ中はめっちゃ解放される。ステージって神聖な場所だから、エネルギーを出さないと逆に吸われるんです。圧倒的なエネルギーだったり、表現だったり、エンタテインメントを発信している立場なので。本当に動き一つ一つ、一瞬一瞬で、命を救うような仕事って言ったら大げさかもしれないけど、それくらいの覚悟で立ってる。だから、心も体も完全に解放しないと失礼だと思う。

――川村さんは?

川村:日常の小さな幸せで言えば、マッサージを受けてるとき(笑)。もうたまらないですね。普段からずっと頭が動いているので、めっちゃ凝るんですよ。ライブの前後にもトレーナーさんに全身マッサージしてもらってます。ヘッドスパはマストです。

湘南乃風さんは、ファンクラブに入るほど好きでした

――今回、湘南乃風さんとコラボが決まったときの気持ちは?

川村:ど真ん中世代なんで、「本当にやってくれるんだ!」ってびっくりしました。めちゃくちゃ楽しみでしたね。

神谷:僕、ファンクラブ入ってたぐらい好きでしたよ。中学生のころ、沖縄だとどうすればツアーが見られるのかわからなかった。それでファンクラブの会員になったんですけど、めちゃめちゃ人気で全然チケット取れなくて(笑)。だから今回、ご一緒できると聞いたときは本当にうれしかったです。

――MV撮影はいかがでしたか?

川村:湘南乃風の皆さんは見た目は強面だけど、優しい方なんやろうなというのは、なんとなく察するじゃないですか。でも、それを超えてくるぐらい優しかった。

神谷:僕はもう、ファンすぎて「わ〜湘南乃風だ!」って(笑)。一緒の日に撮影だったんですけど、現実感がなかったです。でも、気軽に、会った瞬間に「ファンです!」とは言えなくて(笑)。MV撮影の合間にバスケを一緒にしたときに、隙を見て「実はずっとファンでした」って伝えました。

川村:MVの撮影中、バスケは結構、長い時間やってましたよね。若旦那さんとHAN-KUNさんが僕らと一緒に遊んでくださって。

「愛のあるかっこいい大人の男」に刺激を受けました

――湘南乃風さんと一緒に活動して、どんな刺激を受けましたか?

川村:アーティストとしてというより、“人として”ですね。あれだけ長く活動されていて、あの包容力と優しさ。ほんとにかっこいい大人な皆さんで、自分も将来、腐らずにこうありたいと思いました。改めて、自分がブレずにやっていこうって気持ちを強くしましたし、自分が重きを置くところはどこなのか、何のためにやっているのかっていうのを持っていることが大事だなと。

神谷:僕もすごく刺激を受けました。男としても、ああいう“愛のある大人”になりたい。発言ひとつひとつに愛があるんですよ。押しつけがましくないのに、ちゃんと受け入れてくれる。「かっこいい大人の男を見た!」という感じでしたね。

川村:レコーディングもディレクションいただいたのですが、学ぶことも多かったです。ご一緒できて嬉しかったですね。

壱馬は人格者としてもどんどん成長してる!

――普段一緒にいるからこそわかる、お互いの意外な一面は?

神谷:壱馬はすごく真摯。何事からも逃げない。壁が来ても、丁寧に理解して越えていく。嘘がなくて、逃げるって選択肢がない。そういう姿勢がパフォーマンスにも出てると思いますね。一つひとつ階段を上がっていくところは、HIROさんやEXILE TAKAHIROさんのようにすごい人。人格者としてもどんどん成長しているところが壱馬の魅力ですね。

川村:そんなふうに言われると、うれしすぎますね。僕から見ると、健太さんはスーパー不器用で、アップダウンがあるタイプ。実は、すごく親近感を感じていて、「大丈夫かな?」と思うと、気になって声をかけるようにしています。コミュニケーションを重ねてきて感じるのは、本当に感じのいい人だし、熱いところもある人だということ。猫みたいにツンとするときもあるけど、めっちゃかわいくて、根が誠実なんですよ。知らない間に裏で動いてくれる気配りの人。あと、会議のときに意見をきちんと言うタイプですね。16人の中でもしっかり自分の考えを持ってて、それがすごくいいなと思ってます。グループとして長くやってきて、知れば知るほど興味津々。改めていい関係を築けてる感じがしますね。

Information

シングル『自由への大脱走 〜 Running Running Running 〜 feat. 湘南乃風』
2025年10月15日リリース。THE RAMPAGE 約1年ぶりとなるNEW SINGLEは、人間の持つ喜怒哀楽を魂で歌う4人組クルー”湘南乃風”のスペシャルコラボレーション楽曲。湘南乃風らしいダンスホールレゲエと、強烈に体を揺らすソカのビート。そしてTHE RAMPAGEボーカル陣の歌唱力が引き立つセクシーなR&B要素が絶妙に交差する、ハイブリッドなダンスチューンが誕生。映像付き形態には湘南乃風も出演したMVとメイキング、そしてTHE RAMPAGEの大阪城ホール公演にサプライズ出演したライブ初披露映像を収録。

撮影/木村敦(Ajoite) スタイリング/Masanori Takahashi ヘアメーク/Yuka(KIND)・Oya 取材/服部広子 編集/越知恭子