約1年ぶりとなるニューシングル『自由への大脱走 〜 Running Running Running 〜 feat. 湘南乃風』を10月15日にリリースしたTHE RAMPAGE。4人組クルー・湘南乃風とのスペシャルコラボによって生まれたこの楽曲は、レゲエ、ソカ、R&Bが交差するハイブリッドなダンスチューンです。今回は、沖縄県出身のパフォーマー・神谷健太さんにインタビュー！“心を揺さぶるもの”や“これからの挑戦”について聞きました。

――今回の楽曲で意識した点やパフォーマンスに込めた思いについて教えてください。‎

湘南乃風さんといえばタオルを振るというイメージがあるので、それを意図的に取り入れました。振付けは与那嶺くんで、サビのタオル回しはまさに“湘南乃風スタイル”。サビで右左に動いてタオルを回すシンプルな振り付けですけど、それがいちばんお客さんも乗れるのかなと。あと若旦那さんからのリクエストで「ハカ」を少し取り入れました。僕ら、以前STOMPをやってたので、動き的にも近くて馴染みましたね。

――新曲は“叶わぬ恋”という切ないテーマにもつながりますが、神谷さんご自身が“心を揺さぶられる”のはどんな人や瞬間ですか？

僕、一目惚れが多いんですよ。出会った瞬間に「最高得点」から始まって、そこから減点していくタイプ。でも実際、減点することってあんまりないです。女性はみなさん尊敬できるし、素敵だと思う。

あとは“気配り”ができる方。それから“自信を持っている方”に惹かれます。自信って、何かを誇張して言うことじゃなくて、自分の意見を持ってちゃんと生きてる感じ。日本人って謙遜しすぎる文化がありますけど、別にそんなに人って他人のこと見てないと思うんですよ。空気を読みながらも、自分の考えを持って行動している人を見ると、「ああ、いいな」って思いますね。

――パフォーマーとしてだけでなく、MA55IVE THE RAMPAGEとしても活動されています。今後、“表現者”として挑戦したいことは？

ソロ活動ですね。アーティストを志した時からの夢です。MA55IVEも今年で5年。ブレーンの山本彰吾を中心に安定したひとつのチームとして成熟してきました。ソロでは自分のルーツを全部出したくて、日本のR&Bも好きだし、海外の“歌って踊る”スタイルにも影響を受けているので、これまで積み重ねてきたものを自分の音楽として形にしていく。それが今の目標ですね。