SixTONES・松村北斗さん「たぶん、僕の考え方ってポケモンみたいなんですよね」
The post SixTONES・松村北斗さん「たぶん、僕の考え方ってポケモンみたいなんですよね」 appeared first on CLASSY.[クラッシィ].
映画・単独初主演でますます注目を集める松村北斗さんがCLASSY.に登場!今回は、映画のワンシーンにもある「転職」についてお話を伺いました。CLASSY.読者と同世代の松村さんの前向きな言葉に、きっと背中を押してもらえるはずです。
◆あわせて読みたい
先輩の前では“わからない”ことに敏感になるように
CLASSY.読者の皆さんの中には転職を考える人も多いと聞きました。それで言うと、映画の中に貴樹が転職するシーンがあって、スパッと決断しているように見えるかもしれませんが、決してそうじゃない。かなり時間をかけてやっと転職をする。彼の場合は上司から歩み寄ってくれたけど、貴樹があと一歩勇気を出していたら、他の救世主が現れていたかもしれない。無責任なことは言えないけれど、本当に辛いときは「大変なんです」と言える勇気も必要なのかなと。とはいえ、僕自身のこの仕事においてのモットーは、“やめないこと”。できないことばっかりだし、自信があるわけではないけど、それでもチャンスは巡ってくる。それはすごく幸せなことなんですけど、どうしても気持ちが負けてしまうことも。
たぶん、僕の考え方ってポケモンみたいなんですよね。ものすごく頑張れば経験値がバーンって貯まるけど、そうでなくてもそこに居続ければ、状況が変わらない時間は長くなっても、経験値はマックスまで貯まるんですよ。そうすると急にレベルが上がって、新しい技ができるようになって…。まあ、その経験値を上げる間がしんどいんですけど(笑)。でも苦しい方が後々の喜びが大きいと思います。
僕の場合は事務所内ではあまり先輩とも後輩とも絡みがないので、関係に悩むこともないんですけど、役者の大先輩の前では格好つけないよう、わからないことに敏感になって質問するようにしています。そういうのって照れ臭かったり、この年齢で初めてってやばいかも?って思うこともあるけど、そこは素直に言うようにしています。
女性は年齢を気にする人も多いみたいですが、僕の周りの素敵な大人は、あまり年齢を気にしていないんですよね。今の自分を素直に見つめて、やりたいことを思いっきり楽しんでいる感じ。そういう人って素敵だなって思うから、そんな年齢の重ね方ができたらいいですね。
SixTONES・松村北斗さん
1995年6月18日生まれ。静岡県出身。2009年に入所。2015年に“SixTONES”を結成し、2020年1月に『Imitation Rain』でCDデビュー。2018年に映画『坂道のアポロン』のオーディションに参加し松岡星児役をつかみ、2021年には映画『ライアー×ライアー』劇場版『きのう何食べた?』などに出演。NHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』にも出演しさらに注目を集める。その後もたくさんのメディアで活躍する傍ら、映画『すずめの戸締まり』『キリエのうた』『ファーストキス 1ST KISS』など話題作に出演。10月10日(金)から公開される実写版『秒速5センチメートル』で初の映画単独主演を務める。
取材/棚田トモコ 編集/平賀鈴菜 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年11月号「SixTONES・松村北斗さんと行く#TOKYO恋する1軒目」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。