チャンソンさん／2PM（35歳）今なお放つ 大人の色気の秘密【通訳なしの日本語インタビュー！】
2008年のデビュー以来、“野獣ドル”としてK-POP界を牽引し、俳優としても活躍の幅を広げる2PMのチャンソンさん。10月には日本で初のソロアルバム『DAWN』をリリースし、35歳になった今なお、新たな魅力の可能性を広げています。ダイナミックなパフォーマンスと端正なルックスでファンを魅了し続ける彼の「大人の色気」の秘密と、アーティストとしての「新しいスタート」に込めた想いを、通訳なしの日本語インタビューで伺いました。
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チャンソンさんプロフィール
CHANSUNG（2PM）
1990年2月11日生まれ、B型、身長184cm。
2PMではサブラッパー・サブボーカルを担当。テコンドーで培った身体能力を生かしたダイナミックなダンスパフォーマンスと、端正なルックスで注目を集める。練習生時代から俳優としてドラマや舞台に出演し、2枚目から3枚目まで幅広い役柄をこなす演技力も魅力。
2025年10月29日、日本で初のソロアルバム『DAWN』をリリースし、ソロアーティストとしても新たな音楽の地平を切り開く。
公式Instagram：@hwang_chan222
迷いを通して掴んだ成長
ーーデビュー後は「セクシーマンネ」として、そのエネルギーを存分に発揮していましたが、今の自然体で素敵な大人の色気をまとうための秘訣は、どこにあるのでしょうか？
「どう説明したらいいかな(笑) 僕は10代後半から活動してきて、20代、そしていま30代中盤まで来たんですが、20代の時はその若いエネルギーだけでやってきました。忙しくて大変だったから。全部残らずそのエネルギーを使った感じ。そしたら、そのあとはいろいろ迷って来たんです。感情的にも、これからの人生で何が必要なのか分からなくなりました。でも、それは活動しながらだんだんと悟ることができたと思います。迷うことも自然なことなので、今思ったらそれも必要な部分だったし、迷わないと、新しく成長することもできないと思う。それが今にもつながっていると思います。」
常に「目の前のスケジュール」を全力で
ーー今年で活動を始めて19年。長く仕事を続けていくうえで、チャンソンさんが大切にしていることは何でしょうか？
「長く活動しようとする感覚じゃなくて、目の前のスケジュールをこなしてきて駆け抜けた19年でした。アーティスト、俳優としての活動をずっとやりたいというのが夢になったんです。夢を叶えるためにずっとやっています。人々から求められる人物になりたいです。」
アーティストと俳優には感情とメッセージを届ける共通点がある
ーーアーティストとしての活動と、俳優としての活動、それぞれでマインドの変化はあるのでしょうか。
「アーティストとしての活動は、ステージのために準備をして、お客さんからの歓声をもらってやること。１つのステージのための期間は長くはないけど、この瞬間のために生きている感じがする。とにかく走って駆け抜けて。ステージでは直接ファンのみなさんの反応も見られるのもとても嬉しいです。
俳優は、撮った作品が時間が経ってから公開されるので、お客さんの反応はその場で確認することはできません。だから、一生懸命集中して撮影するしかない。公開されてからどうだろう と気になりながらも、その作品が良くなればいいなと思いながら頑張っています」
「アーティストも俳優も感情を使っています。演技するには、人物を調べたり、勉強するから、そこにも共通点があります。ただ道を歩いてみても、ふっと歌詞のフレーズが浮かぶことがある。道を歩く人々のいろいろな感情が見えるので、そういう観察も曲を作るのにはとてもいいんです。」
「結果ではなく過程」に集中する時が幸せ
ーー何をしている時に一番幸せを感じますか？
「仕事のことで言うと、結果ではなく、結果をめざして集中している瞬間が好き。練習して、コンセプトを考えて、いろいろ準備するその瞬間は、すごく集中しているので、その時が好きです。結果は「楽しむこと」だと思ってます。俳優のときも、撮影前にいろいろキャラを考えて分析して、それを届ける過程が好きです。」
ーー最後に、長年応援し続けているファンにひとことお願いします
「いつも本当にありがとうございます。皆さんのおかげでステージの上に立てていて、俳優としても挑戦したり、仕事が人生の中で大きな役割になっています。本当に皆さんのおかげです。ありがとうございます」
チャンソン 日本初ソロアルバム『DAWN』
2025年10月29日にリリースされた日本初のソロアルバム『DAWN』は、30代を迎えたチャンソンさんの新たな決意が込められた作品です。
ファーストフルアルバムである本作のタイトル『DAWN』（夜明け）には、「これまでの活動を含め、自分のスタイルや世界観でまた始まる」という、新たなスタートへの強い想いが込められています。夜明けのように穏やかで力強い音楽の領域を切り開く作品であり、リード曲「甘く 切なく 強く」には、最高のシナジーを求めたメンバーのJun.Kさんがフィーチャリング参加し、話題を集めています。
撮影／堺優史（MOUSTACHE） 取材／沢亜希子
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