Prime Video独占『明日はきっと』パク・ソジュン×ウォン・ジアンからSTORY読者へ特別メッセージ♡
ドラマ『梨泰院クラス』『キム秘書はいったい、なぜ』、そしてシャネルのアンバサダーとして“韓流新御三家”の一角を担うパク・ソジュンさん。近年は『京城クリーチャー』や『マーベルズ』『コンクリート・ユートピア』といった大作でジャンル作品への出演が続いていましたが、ついに・・・ 7年ぶりにロマンスドラマへカムバック!
その待望の復帰作が、Prime Videoで12月7日(日)より独占配信スタート(以降、毎週日月に1話ずつ配信)となる『明日はきっと』。ヒロインを務めるのは、『イカゲーム シーズン2』でジェンダーレスな存在感を放ち、芯の強い“セミ”役で一躍注目を集めたウォン・ジアンさん。続く『北極星』『メイド・イン・コリア』など話題作への出演が続き、今まさに“2025年の大ブレイク女優”として脚光を浴びる存在です。
そんなアジア中が注目する二人から、STORY読者に向けて特別にメッセージが到着! 思わず本編を“今すぐ見たくなる”ような言葉を、ここからたっぷりお届けします。
運命的な再会をめぐる純愛ラブストーリー『明日はきっと』
STORY
普通の家庭で生まれ育った青年イ・キョンド(パク・ソジュン)は、大学のサークル勧誘の場でソ・ジウ(ウォン・ジアン)と衝撃的な出会いを果たす。ジウはアパレル会社を経営する裕福な家庭に生まれ、大胆で自由な性格。キョンドは、そんなジウに振り回されながらも魅了され付き合うようになるが、2度の別れを経験する。月日が流れ30代になったキョンドは新聞社の記者になり、ある芸能スキャンダルを執筆する中、その渦中の人物がジウと知り、運命的な再会をするが・・・
思わず見惚れるかっこよさと、とびきりの透明感。二人が語るドラマの裏側
手土産をお渡しすると、すっと立ち上がって丁寧に「ありがとうございます」と応えてくれたパク・ソジュンさん。その礼儀正しさと10等身に見えるヴィジュアルがあまりにもかっこよく、思わず見惚れてしまうほど。
一方、透明感あふれる佇まいに、可憐な笑顔を絶やさず、どんな質問にもニコニコと耳を傾けてくれたウォン・ジアンさん。
そんな魅力いっぱいのお二人に、互いの印象やドラマの裏話をたっぷり伺いました。
――待望のラブロマンス出演! お二人が出演を決めた理由を教えてください
パク・ソジュン:いくつかのポイントが重なった結果だと思います。この作品で描かれる、20代前半の学生で恋愛初心者だった頃の劣等感のようなものは、僕自身も経験しましたし、僕を含め韓国の男性なら共感できる要素だと感じました。初恋の物語であることにも惹かれましたし、それが現在へとつながっている脚本も面白いと思いました。そして、これまでに演じてきた役とは全く異なるキャラクターだったということも大きく、そんな風にいろいろな要素が重なって出演を決めたんです。
ウォン・ジアン:私は「成長」できると確信したことが決め手でした。この作品の脚本を初めて読んだ時も、
撮影中も、終えてからも、「この作品を通して本当にたくさん成長するだろう、できるだろう」と常に考えていました。それは、扱っている内容自体が繊細さを必要とする部分が多いからだと思います。ジウの様々な年代を演じますが、時期ごとに違う変化があり、ひとりの人物との関係を中心に描いているのでヨリ深く考えたり悩んだりできる部分が多いと感じました。また、監督や先輩と長い間、呼吸を合わせながら作品を作り上げることができる経験も、俳優として大きく成長できるという期待がありました。
――パク・ソジュンさん、「今まで演じたことがない役だった」とのことですが、チャレンジだなと感じたポイントはどこでしょうか?
パク・ソジュン:3段階のことなる時期を演じ、年を重ねるごとに変化してくる感情を繊細に表現していく役という点はチャレンジでしたし、1番気をつけて演じた部分です。それと、今この顔で、20歳の役を演じるということはチャレンジでした(笑)
――ウォン・ジアンさんはどんな点に気をつけて演じましたか?
ウォン・ジアン:ジウは、裕福な家庭で育ったお嬢様。ですが、自分ではどうすることもできない深い心の傷を負った人物でもあるんです。自由で突拍子もない発言もする魅力的な役柄ですが、キョンド(パク・ソジュンの役)と出会って成長していきます。ルックス的な変化もありますが、キョンドとの関係性、気持ちがどんな風に変わっていくのか意識し表現していきました。
――何か役と、ご自身の共通点はありましたか?
パク・ソジュン:う~ん・・・ 共通点、何でしょうね? 同じ顔、同じ声(笑) それ以外には、性格は・・・
ウォン・ジアン:気配りができる?
パク・ソジュン:僕、気配りできていますか(笑)? 配慮はすごくしようとする方だと思うし、慎重なところもある気はします。役作りでキャラクターを具体化し始める時は、いつも“自分”から出発するんです。だから、どんな役も僕自身の姿が半分以上はどうしても出てしまうと感じていて、その中でキャラクターとして何を見せられるか悩むんですよね。みなさんに、わかりやすいキーワードをお伝えしたいのですが、「ある程度はあります」としか言えない気がします(笑)
ウォン・ジアン:私とジウは“正直さ”が似ていると感じました。ジウは、自分が感じたことをためらうことなく表現できる性格で、逆にそのまっすぐな面を隠すのが得意ではないんです。私自身も、隠そうとしても隠しきれないところがあって、どんな場面でもできるだけ素直に表現しようと心がけています。それが長所かはわからないですが(笑)。そんな、飾らない率直さは、自他共に認める共通点だと感じています!
――お二人の掛け合いを見ていると、頼り合い、気遣い合いながら撮影を進めたように感じました。撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
パク・ソジュン:ありがたいことに、これまで現場の雰囲気が悪かったことが1度もないのですが、今回もやはりとてもよかったです。キャスティングが確定した後、(脚本の読み合わせの前に)監督や共演者の方々と食事をし仲を深めたのですが、(ウォン・ジアンさんは)すごくジウらしいなと感じられて、その気持ちを抱きながら撮影に飛び込むことができました。ひとりで引っ張るというより、ジアンさんに頼りながらワンシーン、ワンシーンを作り上げていったことが印象的です。そして、スタッフのみなさんの息がよく合っていて、大事なシーンを撮る時には、しっかり集中できるように環境を整えていただいたり、僕のほうがたくさん気遣っていただいて、本当に感謝しています。
ウォン・ジアン:撮影現場の雰囲気はすごくよかったと私も感じていました。少し負担に感じるシーンも、実はあったのですが、私が気負わず撮影できるように、先輩、撮影スタッフの方々、監督、みなさんにいろいろ配慮していただきました。だから、「いつか自分が先輩俳優になる時がきたら、こんな風に周りに配慮できる人になりたい」と恩を返したい気持ちが自然にわいてきたんです。
――何か印象的な撮影エピソードはありますか?
パク・ソジュン:エピソード・・・ エピソード・・・ エピソードって難しいですよね。考えこんでしまします。
ウォン・ジアン:私は今、撮影していた時の景色を、今思い浮かべています。イメージみたいに。というのも、たくさんの場所を巡りながら、撮影したんです。スペインにも行きましたし、海や大学のキャンパスなど。ひとつの場所に留まって撮影したというより、いくつのもの場所を巡り様々な景色を背景に撮影をしたので、美しいシーンがたくさんあると思います。私自身も映像を楽しみにしているんです。
パク・ソジュン:そうですね、映像がすごくきれいに仕上がっていると思います。第1話に桜の某シーンがあるのですが、監督が少し欲張りまして(笑) 桜が美しく舞い散るシーンを演出するために、扇風機を使ったんです。扇風機の音でセリフが聞こえなくなり、大変だったことが印象的なのですが・・・できあがったシーンをみたらとても素敵で「(監督に対して)少し憎いな」と思っていた感情が消え去りました(笑) 桜に注目してください!
――温かな現場を通して、共演される前とお互い印象を変わりましたか?
パク・ソジュン:共演する前は、「ウォン・ジアン」という俳優について今ほど知らなかったので、ジウ役にどんな方が配役されるのか、かなり気になっていました。実際お会いしてみると、「ジウにすごく合う人」という印象を受けました。撮影では、ひとりではなく二人で頼り合い、助け合い、作り上げ、彼女だからこそうまくやれたのだと思います。『STORY』の読者のみなさんには、他の作品を通してウォン・ジアンさんを知っている方も多いとは思いますが、『STORY』読者のみなさんに、また違った新鮮な一面をお見せできるのではないかと感じています。
ウォン・ジアン:先輩は、お会いするまでは、“雲の上の存在”のような距離感がありました。実際お会いしてみると先輩は、とても素朴で、嬉しい時も、しんどい時も、素直に表現される方で、本当のキョンドのようだと感じたんです。同じ場所で同じ作品を一生懸命作り上げていく仲間のように感じ、とても気楽でした。あ、いや、気遣っていただく部分も多くて、ありがたかったです!
パク・ソジュン:もう、あまり話すことがないんじゃない(笑)?
ウォン・ジアン:すごく距離が縮まりましたし、本当に感謝している部分が多いんです!
――お二人は日本で大人気ですが、来日する際に楽しみにしていることを教えてください。
パク・ソジュン:訪問の目的によって違うのですが、ひとりで旅行に来ると、旅行を楽しみますし、今回みたいな来日ではたくさんのファンのみなさにお会いできる部分が1番期待していたところです。試写イベントでは初めて作本をご覧いただくので、すごく楽しみでもあり、緊張もあり、喜んでいただけたら嬉しいです。
ウォン・ジアン:私は、行きたい場所がたくさんあるのですが、1つと言われたら“大阪”に行ってみたいです♪
――STORY読者は、リフレッシュ時間に韓国ドラマを視聴している人が多いのですが、そんな読者にメッセージをお願いします!
パク・ソジュン:まず、事前にモニタリングしてみて「これはきっとみなさんがすごく好きになってくれるだろう」と強く感じました。実際に映像で見てみると、考えさせられるような“いいセリフ”が本当に多いんです。その時の心情、立場で受け取り方も全然違い、撮影している時、見ている時で響き方が違ったことも印象的でした。ドラマは1話が1時間ですが、視聴してくださるみなさんは、大切な1時間を使ってくださるわけじゃないですか? ですので、その1時間を“完璧な時間”にして差し上げたいんです。また普段、僕たちは大笑いをしたり、号泣するようなことって多くはないと思います。だからこそ、ドラマの中でみなさんが代わりに感情を味わえるような時間を作りたい。こういったことを、僕は、この仕事をしながら使命感ように感じています。「ここには練習しに来ているのではなく、ちゃんと全力でやらなければいけない! 」そんな思いで作品に臨んでいます。少し長く熱くなってしまいましたが、その気持ちを、リフレッシュ時間に視聴してくださっているみなさんにお伝えしたいなと思いました。以前はもっと頻繁にみなさんに挨拶できていたのに、最近は作品の制作過程が長くなることもあり、挨拶をするのが、久々になってしまった気がします。ちょうど、今の僕が、今みなさんに伝えたい感情がそのまま込められているドラマなので、そのまっすぐな気持ちがしっかり届いたら嬉しいです!
ウォン・ジアン:私は来日してインタビューを受けるのは今回が初めてなのですが、こうしてインタビューを通してみなさんにお会いできて嬉しいです。ドラマを楽しみに待っていてくださりありがとうございます! とても若い頃から、30代後半まで長い時間軸でいろいろな時期を描いている作品なので、見所も多く、より面白く感じていただけると思います。私自身この物語が身近に感じられました。私たちが楽しみながら一生懸命撮影し作り上げた特別な作品を、みなさんも気負わず楽な気持ちで、楽しく見ていただけたら嬉しいです。
取材/味澤彩子 通訳/チェ・ユンヨン
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