デビュー25周年。CHEMISTRY (ケミストリー)「自然体の僕らが奏でる『化学反応』を楽しんでほしい」

伝説の『ASAYAN』オーディションでデビュー、デビュー曲「PIECES OF A DREAM」がいきなりミリオンヒットを記録、16週連続TOP10入りのロングセラーを達成し、社会現象にもなった伝説のユニット『CHEMISTRY』。今年25周年を迎え、ますますパワフルなおふたりにインタビュー。オーディションの思い出話から、ニューアルバム、そしてライブについて熱く語り合ってくださいました。(インタビュー前後編の前編)

▼後編はこちら デビュー25周年を迎えたCHEMISTRY あと2年で50歳? 年齢も武器にしたビジュアルの進化!その秘密は…

続々と繰り広げられるオーディション番組に重ねる思いも…

川畑さん(以下敬称略):もう25年前、時が経つのは早いですね。今でこそ多くのオーディション番組がありますが、その先駆けみたいな番組でしたね。

堂珍さん(以下敬称略):あれは本当にガチなオーディションでしたね。裏表が一切なかったです。

川畑:合宿の時も各部屋カメラがあって、わざと背中を向けていたら叱られるなんてこともよくありましたし、自分でカメラのオンオフしたりというアナログ感もありつつ。あの密着感に、見てる側はテンションが上がるもので、それを25年前にやっていたと思うと応援してくれた人たちの気持ちがわかります。

堂珍:要は今ちょうど次世代の子達の応援をしているから特に思うものがあるんじゃないかな?

川畑:僕は3月から配信・放送されるサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN の第4弾「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」』のトレーナーとして参加するんです。この間、少しだけオーディションに参加させてもらったんですけれど、やっぱり自分と重ね合わせるものがありますね。熱い思いを肌で感じることができましたし、夢を見ている子たちがグローバルに活躍する手助けができるように、責任感も感じています。

活動休止があったからこそ 深まった絆

堂珍:そもそも最初のオーディションでは、ソロの募集だったんです。

川畑:途中で決まったことらしく、スタジオまで残った人に突然発表されて、寝耳に水という感じでしたし、デュオという言葉も僕らの中には浸透していなかったので、何かと思ったら2人組のことでした。

堂珍:ただ、根拠のない自信みたいなものはね、(多分僕らは通るんじゃないか?)みたいな予感はお互いどこかでありましたね。歌っていて気持ちいいなぁ〜っていう、立体的な相性の良さみたいなものも感じてましたし。

川畑:そうだね。言葉では言い表せない、感覚的なものかもしれないけれどね。ただ、僕らは一度、それぞれの方向性を見つけて、活動休止もしてるんです。今でもお互いソロ活動はしていますけれど、そういうものを経て、また再始動した時に絆が強まったように思います。

堂珍:そうですね、オーディションを勝ち抜いてきた“同志”というか、そういうところからスタートしたけれど、活動休止から活動再開するにあたっては、その時は誰かに決められたものじゃなく自分たちで選択したもので。

川畑:ずっとこれ一本でやってきたわけでなく、それぞれの吐き出したいものを吐き出す時間ができたり、吐き出したいことが見つかったり。そしてその後に戻った時の強さ…CHEMISTRYってふたりなんだなっていう、僕はそういうものにも強い繋がりを感じますね。

年を経てきたからこその良さがお互いにある

堂珍:25年というと、四半世紀か!人生の半分以上CHEMISTRYなんだ。その感覚はすごいよね。

川畑:オーディションの時間を入れたら出会ってからの時間はもっと長いよね。共に長くいられる秘訣をよく聞かれますが、僕は『どちらかの色に染めない』ことなんだと思います。お互いのままでいいって。

堂珍:もう50歳手前ですから。お互いに譲るところは譲るし、一緒に楽しむところは楽しむって。一緒にやっていて楽しいっていうことが増えましたね。

川畑:やっぱり若ければぶつかる部分もあっただろうし、余裕が生まれたことで僕らの化学反応も変わってきたのかもしれません。

堂珍:自然体なのがいいんだよ。あまりモチベーション高すぎてもしんどさがある(笑)僕らが長くやっている秘訣って、意識していたりしていなかったりする部分が、いい感じの曖昧さになっていて、そういう関係性の中でお互いの存在を認め合っているところなんじゃないかな。

読者の皆さんに共感してもらえるプレイリストに

川畑:今回発売されるアルバムに関しては、今までカバーしてきた女性の楽曲に、今もなお色褪せないという想いなども詰め込みました。何年経ってもいい曲はいいんですよ。きっと共感してもらえると思います。

堂珍:僕らは、女性の曲と相性がいいというのも昔から言われているんですよね。女性言葉の歌詞と声も合っているみたいで。今回のアルバムにはライブ映像特典も入れているんですけれど、僕らのライブって、それこそ自然体で何も飾らず歌を届けている感じで。

川畑:MCは長くなったね。写真からは寡黙なイメージを持たれることが多いのですが、めっちゃ喋りますからね(笑)

堂珍:そうそう!なんなら元気も届けますから!元気の出るレスキューライブ(笑)今ちょうど全国ツアーが始まっています。

川畑:皆さんの世代の方たちに、CHEMISTRYの曲すごく聴いていました!という声は沢山いただくのですが、ライブはまだって方の方が多くて。ライブって、そこで感じるものは全然違うと思いますし、僕らの鋭い(笑)MC もありますのでぜひ、会場でお待ちしています!

CHEMISTRY プロフィール

川畑 要/堂珍嘉邦

テレビ東京系「ASAYAN超男子。オーディション」で、約2万人の候補者の中から選ばれた堂珍嘉邦、川畑要がヴォーカルデュオ『CHEMISTRY』として、シングル「PIECES OF A DREAM」で2001年3月7日デビュー。1stシングルが16週連続TOP10入りという驚異的なロングセラーを記録し、いきなりのミリオンヒット。1stアルバム「The Way We Are」は300万枚のモンスターヒットを記録。同年、NHK紅白歌合戦に初出場し、瞬間視聴率No1(関東圏)を獲得。2012年4月より、メンバーそれぞれがソロ活動に専念。2017年、ワンマンライブ「CHEMISTRY LIVE 2017 –TWO-」をもってグループとしての活動を再開することを発表。再始動後、精力的に活動中。2026年にデビュー25周年を迎える。

 

CHEMISTRY 25th Anniversary TOUR 「The 2 Pulse」

 

2026/03/06(金) 愛知県 刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール

2026/03/07(土) 東京都 LINE CUBE SHIBUYA

2026/03/21(土) 富山県 クロスランドおやべ

2026/03/22(日) 長野県 大町市文化会館(大ホール)

2026/03/28(土) 茨城県 ザ・ヒロサワ・シティ会館

2026/03/29(日) 静岡県 静岡市清水文化会館マリナート 大ホール

2026/04/18(土) 栃木県 栃木県総合文化センター

2026/04/23(木) 北海道 札幌市教育文化会館(大ホール)

撮影/堺優史  取材/竹永久美子

 

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