いくつ知ってる?【フレッド】創業90周年ヘリテージから受け継がれる『ジュエリートリビア』5選
フレッド銀座本店にて、プレス関係者や顧客の方に向けた、メゾン90周年を祝ったプレゼンテーションが開催されました。世界に先駆けてフレッドの歴史を物語る貴重なヘリテージピースと新作が展示されるという貴重な機会。 NaVYジュエリーライターがこの日特に気になった、ファンなら知っておくべき“FREDトリビア”を、全5つ紹介します。
TRIVIA:01 セーリング用語で“嵐”を意味する「フォース10」誕生のきっかけは
今やメゾンを代表するコレクションである「フォース10」。フレッドの創始者フレッド・サミュエルの息子であるアンリ・サミュエルはオリンピックの候補になるほどのヨットの選手だったそう。そんな彼がヨットのシャックル(連結具の一種)とケーブルをつなげてブレスレットを作り、妻に送ったのが「フォース10」のはじまり。「フォース10」は、セーリング用語で、強風や嵐を意味するため、身に着けることでどんな逆境や困難にも立ち向かう勇気や自信を与えてくれるお守りジュエリーとして、今も多くのファンに愛されています。実は、私も3アイテム所有している大好きなコレクション。
TRIVIA:02 「プリティウーマン」で着用されたネックレスは……
映画の中で、ジュリア・ロバーツが身につけていたネックレス。今フレッドの手元にあるのは、オリジナルではなくレプリカだそう。
映画『プリティ・ウーマン』でリチャード・ギアがジュリア・ロバーツにネックレスを贈るシーンがありましたが、そのネックレスはフレッドのジェエリーでした。事前に決まっていた訳ではなく、スタッフが立ち寄ったフレッドの店舗でこのネックレスを見て、急に採用が決まったそう。残念ながら、そのオリジナルはフレッドの手元にはなく、写真のネックレスはレプリカ。この映画での着用がきっかけで、コレクション名が「プリティウーマン」に変更になったという逸話も。私もこのコレクションのシングルピアスを型違いで2つ愛用中。ハートと言えど甘すぎず、大人も着けやすいのがこのコレクションの魅力です。
TRIVIA:03 “レオパードの前足だけ”というユニークな「オンブル フェリーヌ」の前身(全身)デザイン
レオパードの前足をクロスさせたデザインが可愛い「オンブル フェリーヌ」。こちらのコレクションを語るうえで外せないのが、モナコのグレース王妃です。1976年、モナコのフレッドブティックのオープン記念パーティに主賓としてグレース王妃が出席、その際、身に着けていたのが、愛用していたこのコレクションのリングで、それを見たフレッド・サミュエルは大いに感動したそう。今回、レオパードの全身がモチーフとなったブローチとブレスレットの展示もありましたが、こちらは1960年代の作品だそうで、こちらが前足だけのデザインの前身だったことを知りました。本当に愛くるしいお顔のレオパードでした。
TRIVIA:04 メゾンが創業当初から得意としてきたのは、実は「パール」
フレッドの創始者であるフレッド・サミュエルは、ジュエリーに携わりはじめたころから、御木本の養殖パールに魅せされ、なんとフランスのミキモトで働いていた時期もあったそう。創業後は、パールを積極的に取り扱い、パールのスペシャリストとしても有名に。今回のイベントでは、なぜ今も展開されていないのだろう?と思うほど可愛いパールのヘリテージ作品がたくさん並んでいました。個人的に、またいつか、パールコレクションの復活を切望しています。
TRIVIA:05 100カラットを超えるイエローダイヤモンド「ソレイユ ドール」
アルゼンチンで生まれ育ったフレッド・サミュエル。彼にとって子どものころを思い出させる“太陽と光”は常に創造の源になっていたそう。1977年、彼はまるで太陽の輝きのような100カラットを超える特別なイエローダイヤモンドと出会いました。「ソレイユ ドール(Soleil d’Or)=黄金の太陽」と名付けられたそのイエローダイヤモンドは、2021年に再びフレッドの元に。そのインスピレーションは、ハイジュエリーコレクション「Soleil d’Or Sunrise(ソレイユ ドール サンライズ)」という新コレクションに反映され、現代に蘇りました。フレッドの真髄に触れることができるコレクション、ぜひチェックしてみてください。
◾️お問合わせ先
フレッド カスタマーサービス:03-5635-7040
取材・文/沼田 珠実