【大人の香水使い】長谷川ミラさん「相手と過ごすときは“他人軸で香りの選び方を意識しています」
香りのまとい方には、その人の美意識や人との距離の取り方が自然と表れるもの。シーンで使い分けたり、重ねたり、あえて引いたり。自分らしさを大切にしながら、相手との心地いい関係も崩さない…今回は、長谷川ミラさんに香りとの向き合い方を聞きました。
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自分の意志はしっかりと主張したいけど、 香りに対してだけは客観的な見え方を意識してます
モデル・ラジオDJ/映像・メディアプロデューサー
長谷川ミラさん
近づいたときに初めて気づくくらい、さりげなく香る人は距離感上手だなと感じます。〝いいにおい〟というより、〝なんか心地いい〟くらいの温度感。科学的にも香りがその人や空間の印象を左右するといわれているように、仕事や友人、恋愛関係においても香りが与える影響は少なからずあるのかなと思います。自分の気持ちのスイッチを入れたり、ご機嫌をとるきっかけにもなる大切な要素だと感じています。
私は、いい香りはあくまで主観でしかなくて、相手にとってどう感じるかは全く別だと思っています。自分の気分を上げたいときは〝自分軸〟で、相手と過ごすときは〝他人軸〟で、香りの選び方を意識しています。そのバランスを考えるのも、香りの楽しみ方のひとつ。自分の意志やスタイルはしっかり持っていたい一方で、香りに関してだけは〝相手にどう見られるか〟という客観的な視点も意外と大切にしているタイプだと思います。
私の軸になっている香りはノンフィクションのジェントルナイト。シャンプーやボディソープの延長のような、ナチュラルで清潔感のある香りを選ぶことが多いです。ラフな服装が多いので、香りもそれに寄り添うように、自然体でいられるものがしっくりきます。
香水は一日のスケジュールに合わせてつけるタイミングを調整して、コンパクトなサイズをバッグに入れて持ち歩いています。人と会う日や仕事の場では、なるべく香水は控えめにして、ヘアオイルやボディクリームなど、ほのかに香るアイテムで整える程度に。特に食事の場では、香水をつけないという選択もマナーのひとつだと思っています。香りが強すぎることで、相手の時間や空間を邪魔してしまうのは避けたいなと感じるので。逆に一人で過ごす時間や気分を上げたいときは、自分の好きな香りをしっかりまとって、スイッチを入れることも。人と会う日に香水をつける場合は、家を出る30分前くらいにパンツの裾やウエストあたりなど体の低い位置につけるか、空間に1〜2プッシュしてくぐり、つけたての強さが残らないようにしています。香水ではないのですが、空間の香りもすごく大切にしています。アドミシオンのルームスプレーは、ラジオ収録でゲストの方をお招きする際に愛用。香りをきっかけに会話が生まれたり、場の空気が少しやわらぐ感覚があって。リラックスして過ごしてもらえるような空間づくりを意識しています。
ジャケット¥143,000〈OSLOW〉スカート¥50,800〈Sov.〉(ともにフィルム)シャツ¥29,000(COS╱COS青山店)バッグ¥44,330〈minitmute〉ローファー¥21,890〈PEMONT〉(ともにHANA SHOWROOM)シュシュ、ピアス、時計(すべて本人私物)ソックス(スタイリスト私物)
自身が運営する〝サステナビリティをもっと楽しく〟がコンセプトのUm Café。Podcastの収録なども行う、発信の拠点でもある。
〝引き算〟する香り選びが 大人のマナー
すべて本人私物
「女性らしく華やかな香りのハンドクリームで、友達とシェアするときにも喜ばれます」レ マン エルメス クレーム レ マン
「クリーンな中に甘さや温かみがある香りが好き」ノンフィクション ジェントルナイト
「爽やかだけど、いい意味で香りが強すぎないから使いやすいです」トゥーグッド マルチベネフィットオイル Purification of Mind
「唯一持っているシトラス系で、香りを残したくないときに」ヘアフレグランスjoy
「海や潮のムードを感じる香りで、リラックスできるので寝る前に。睡眠の質がグッと上がる気がします」フィトメール ボディ デクリック
「ほんのり甘さのあるバニラっぽい香りで、香水ほど強くないけどしっかり香ってくれる」バイレード ジプシー ウォーター ボディーオイル
「キャンドルをたくさん焚いている空間の香りを再現したという、まさにそのままの香り♡」アドミシオン ルームフレグランス ボスケ アパシブレ
「香り以外で意識している身だしなみ」
①こまめなリップ習慣でどんなときも潤う唇
幼いころからリップクリームが好きで、仕事でメイクをするシーンでも何度も重ねたりするのでケアを念入りに。
②香りつきのデオドラントで自分の気分も上げる
デオドラントは、肌にやさしく安心できる成分で、ほんのり香りがあるものを愛用。香水の邪魔にならず、香りのバランスを崩さないものを選んでいます。
長谷川ミラさん
モデルやタレント、ラジオナビゲーターとしての活動を通してさまざまな社会問題を発信。クリエイティブ会社「jam inc.」を経営するなど活動の幅は多岐に亘る。
撮影╱村松巨規 スタイリング╱東出祐未 取材╱小野寺ありす 編集╱鍬守未希 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年6月号『距離感上手な人がしている「香りルーティン」』より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
※掲載のエルメス商品は私物につき、エルメス ブティックへのお問い合わせはお控えください。
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