【ヴァン クリーフ&アーペル】ジュエリー賢者を魅了し続ける「ペルレ」に次なる名品が続々!
トレンドだけではなく、何を選び、どう身につけるのかが問われるフェーズに突入したVERY世代。今回は、ヴァン クリーフ&アーペルの「ペルレ」コレクションに秘められたストーリーをスタイリスト・三好 彩さんと紐解きます。
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全知全能の“ペルレ”マジック!
「元気がないときは、ヴァン クリーフ & アーペルへ行け」。――というのは、私のジュエリー格言のひとつ。憧れのジュエラーは数多あれど、これだけ毎度新作のクリエイションに心奪われ、成熟した大人をも少女のようにショーウインドウに釘付けにするメゾンは他にないと思うからです。香るように輝く花々や愛らしいアニマルモチーフ…それらすべてが貴金属という、単なるステイタスを超えてストーリーを語るから、きっと目が離せないのでしょうね。この夢のメゾンから今回ピックアップするのが、地金ジュエリー人気の火付け役ともなった「ペルレ」コレクションです。
フランス語で“ビーズ”の名を冠している通り、まろやかに磨き上げられたゴールドビーズがデザインの特徴。球体という抽象的な形態ですから、使い方は至極自由。まるでピクセル画のように配置次第で平面から立体とさまざまな表現ができる、“素粒子”的な強みがあります。それゆえ2008年にコレクションとして登場する遥か昔から、メゾンのクリエイションを支えるヘリテージ的要素として活用されていました。そんなエレメントモチーフは、言わずもがな柔軟性が高い!地金のカラーやビーズの大きさで印象が激変するばかりか、他の素材を抱きこんで無限のバリエーションを生み出せますから、その手があったか!と膝を打ちたくなります。最もベーシックな一連のリングは、VERY読者の皆さんの所持率もかなり高いのでは。次に手に入れるのであれば、ダイヤモンドやカラーストーンをビーズで縁取ったデザインがおすすめ。ダイヤモンドでクローバーを描いた1のペンダントトップやダイヤモンドを敷き詰めた4のリングは、ネクストステップに相応しいボリュームですし、今回新作として登場した5・6は、3連のゴールドビーズにダイヤモンドを幾何学的に配したデザイン。ネイルセッティングという技法で極限まで石と石を近く設置することで、輝きが増幅するという永久機関のような仕組みに目を見張ります。
また、2や3のようなカーネリアンやマラカイトなど、透明度の低い色石とのコンビネーションはメゾンの真骨頂。肌馴染みや兼ね合いなど気にしない、“私はこれでいく!”という強い色彩は、身につける人の覚悟と引き換えに何者からも守ってくれそうな圧倒的なオーラを放ちます。流麗な書体でメゾンの名をエングレービングしたタイプ(ニコルちゃん着用のブレスレット)は、辛口派の人とメゾンの初の接点にもなりそうなクールな存在感が絶妙。ライフステージやファッションのテイストに合わせて選べる幅の広さが推せるポイントです。そして、私たちが愛するアルハンブラの縁取りにも、ゴールドビーズが用いられているから相性もばっちり。コレクションをまたぎ、手持ちのジュエリーと組み合わせて自分だけのコーディネートを楽しめるのもまた、“ペルレ”の魅力ではないでしょうか。
ー SavoirFaire ー
子羊の巻き毛をビーズで描いたクリップは1956年製。円らな瞳はルビー。
先端に丸みを持たせた形状がペルレにマッチするネイルセッティング。貴石の裏はハニカム状のオープンワークを施すことで光を通し、輝きも倍増。
ロストワックス鋳造技法で象ったビーズを、宝石職人が手作業で入念に整え完璧な球体にブラッシュアップ。
重ねることで奥行きを増す
ジュエリー×シャツの
新感覚カジュアルスタイル
地金とダイヤモンドの輝きが映えるシンプルなデザインだからこそ、リングやブレスレットをいくつか手もとにちりばめてリズミカルなスタイリングを楽しむのも粋。人差し指「ペルレ スウィートクローバー リング」〈YG×D〉¥1,399,200中指「ペルレ シニアチュール リング」〈YG〉¥495,000薬指「ペルレ クローバー リング」〈YG×D〉¥2,270,400「ペルレ シニアチュール ブレスレット」〈YG〉¥1,293,600(すべてヴァン クリーフ&アーペル /ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク)シャツ内側¥35,200(デパリエ/デパリエ ニュウマン新宿店)シャツ外側¥37,400(バウム ウンド ヘルガーテン/S&T)
Profile
VERY、CLASSY.をはじめ、多くの女性誌や広告で活躍。ラグジュアリーはもとより等身大のコスパブランドにまで精通した審美眼、とりわけロジカルに導き出される服とジュエリーのコーディネートに厚い支持を集める知性派スタイリスト。
スタイリング/三好 彩 撮影/嶌原佑矢〈UM〉 モデル/藤田ニコル ヘア/Dai Michishita〈beauty direction〉 メイク/AIKO ONO 取材・文/遠藤彩乃 編集/西脇治子
※文中の素材表記は、YG=イエローゴールド、WG=ホワイトゴールド、RG=ローズゴールド、D=ダイヤモンドです。
*VERY2026年6月号「Be My ICON」より。
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