「妊活を機に、重度の冷え性を克服」タレント・小沢真珠さん(49)”運動ほぼなし”で体調を整える美習慣

自分の体調不良に早く気づいて、早く立て直せた人こそ、いざ更年期を迎えたとき、慌てずにすむこともあります。今回お話ししてくれた小沢真珠さんも、妊活含めて、健康の見直しがあって今があるそうです。

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小沢真珠さん profile

1977年1月3日、東京都生まれ。49歳。タレント。1993年に芸能界デビュー後、数々のドラマ・映画などで活躍。とくに2004年のドラマ「牡丹と薔薇」での演技が話題となり、バラエティ番組などでも人気に。Instagram(@maju_ozawa)ではお子さんのために作るキャラ弁が可愛いと評判。


若いころのほうが体調不良に悩みました

今年49歳になり、更年期世代の真ん中に差し掛かりましたが、昔に比べて今のほうが体調がいいんです。周囲では更年期の話題がよく出てきたり、お友達も「そろそろだから、何か対策をしたほうがいいのかな」なんて言っていたりするのですが、実は私は若いころのほうが体調不良になることが多く、元気も出ていなかった気がします。

20代から30代前半は、若いから、多少無理しても大丈夫と高をくくって、冷え性もほったらかしにしていましたし、すぐに気力体力も尽きてしまって。でも子どもが欲しいと思い、妊活を始めてから、自分が自分の体を労っていないことに気づきました。そこから、健康でいるにはどうしたらいいか、を真剣に考え始めて、温活や東洋医学をベースにした整体や経絡マッサージ、漢方などを生活に取り入れるようになりました。

妊活のために克服したことでが 更年期を楽に

— 小沢真珠さんは「牡丹と薔薇」(2004年)などのドラマで演じた、エキセントリックな役柄のイメージがありますが、素顔はとても穏やかで家庭的な女性。子どもが欲しくて始めた早めの体質改善が、更年期の今、とても役立っていると言います。

本格的に体質改善を目指そうと思ったのは十数年前、30代半ばでした。重度の冷え性でしたし、気力も上がらず、このままでは妊娠が難しいのではと思い、代々木にある「赤ひげ堂」という、東洋医学の総合治療が受けられる鍼灸院に通い始めました。そこでは気功診断に基づいて、指圧や経絡マッサージ、カッピング、食事指導などが受けられます。

赤ひげ堂でも購入できる、オメガニュートリションのFLAXOILという亜麻仁油(*1)は、子どもが生まれる何年も前から今まで毎日欠かさず、飲むというよりは、毎朝大さじ1をトーストにバター代わりにつけて食べて(笑)います。亜麻仁油は、必須脂肪酸であるオメガ3というα‒リノレン酸を多く含んでいて、血液をサラサラにする効果があるそう。血流促進も見込めるので冷え性改善につながります。

赤ひげ堂の先生方にご指導いただいたおかげで、体の声を聞くことに敏感になれましたし、自分の健康維持には何が必要かに早く気づくことができました。当時は漢方薬などもよく飲んでいて、逆に今は調子がいいので飲んでいませんが、いざというときは頼れると思っています。

【*1・亜麻仁油】

亜麻仁油は更年期にぜひ取り入れたい健康食品のひとつ。リグナンというポリフェノールが抗酸化作用をもたらし、更年期症状の緩和やエンジングケア、肌荒れの改善、コレステロールや血圧の上昇を抑える効果も期待できます。

<食>大好きな料理で心身のバランスをキープ

ニット ¥17,600 (VERSEAU/ジオン商事)アクセサリー ¥39,600(ポンテヴェキオ)

食生活では亜麻仁油のほかに、煮豆や出汁は自家製のものを欠かさないようにしています。自分の健康はもちろん、家族の健康を支える食事作りは私の生き甲斐、と言っても過言ではありません。

表参道にあるマキシム・ド・マキマキさんのサロンのプライベートのお料理教室で定期的に家庭料理やお菓子作りを学んでいますが、ハードルが高い料理を教えていただいて完成したときの喜び、充実感は、他に代え難いものがあります。自宅でまた作り、家族に喜んでもらえたときは幸せな気持ちになります。

和食の基本、お出汁は利尻昆布や日高昆布と数種類の鰹節を組み合わせ、1週間に2〜3回は作ります。煮豆は良質な植物性タンパク質や食物繊維などが豊富で「天然のサプリメント」と呼ばれているそうですが、私はとにかく豆の味と豆をコトコト煮る工程が好きで、いろんな煮豆を常備しています。食事は家族のために作るので、味や反応が気になり、万全を期しますが、煮豆は私しか食べないので、自由に味付けできるのも楽しくて(笑)。紫花豆、白花豆、金時豆などの豆を切らさないようにしています。

料理熱は娘たちのキャラ弁作りにも飛び火して、特別な行事でお弁当が必要なときは、グッズを駆使して工夫しています。また、お菓子作りも私のパワーの源。マキシム・ド・マキマキさんでの初めてのレッスンはチョコレートケーキ。今も、とくにチョコレート系のスイーツは私も娘たちも大好物なので、家ではよく、ブラウニーを作って楽しんでいます。

<運動>最近になってピラティスを始めました

— 出汁からきちんと自分で作るという小沢さんの暮らしぶりは見習いたいもの。最近始めたというピラティスも心身を健やかに保つためにひと役買っているそうです。

運動に関しては、ほぼやっていないに等しく、家では動き回ってソファに座らないほど忙しくすることで運動の代わりになっていると信じています(笑)

が、最近になってピラティスを始めました。たまにレッスンに行くボイストレーニングの先生から、音域を広げるためにピラティスをやったほうがいいということで黒澤安菜先生をご紹介いただき、お世話になっています。姿勢や体調が良くなり、1回のレッスンで帰り道は体も心も軽くなります。

また、肌や髪のお手入れもメンタル面の維持には大切。特に肌トラブルがないほうだったので、肌ケアなどはあまりやっていなかったのですが、2年前くらいからやったほうがいいのかも?と思い始め、お友達が勧めてくれた「ヘアラウンジセオリー」で、肌トリートメントをしたら、明らかに今までと違う感触を実感。同じサロンでのヘアトリートメントもやり始めたら、髪がキレイになったと周りから言われるようになりました。

定期的に肌と髪のケアをすることで気持ちも明るくなります。また、ダブルスタンダードクロージングのお洋服が昔から好きでお店で購入していましたが、ここ何年かは知り合いからの紹介で展示会で選んで購入しています。展示会なので春夏のものなら冬に見に行きますが、これから来る季節のことを想像しながら選ぶのでワクワクします。

<メンタル>どん底になる前にリセットするように

— 「ハマれるものを見つけると、とことん追求するタイプ」と語る小沢さん。夢中になるものを見つけるアンテナを研ぎ澄まし、いくつも種をまいておくことでメンタル面もケアしていると言います。そして役柄のイメージなのか、エキセントリックだと思われがちですが「実はぜんぜん違う」のだそう。

今思うと、若いころは今より繊細で、もっとホルモンバランスの影響を受けていた気がします。仕事が忙しいとストレスで生理の周期が乱れたりすることもありました。でも妊活含めての体質改善や2度の出産で、かなり安定したような気がします。産後、ホルモンバランスが崩れてネガティブになったりすることもなく、うつ症状などもありませんでしたし、ネガティブなことはあまり考えません。

ストレスは心身のバランスの大敵ですから、もし仮に何かあったとしても、「落ち込み切らない」ことが大切。どん底になる前にリセットするように心がけて、ストレスにつながらないようにして、常に少しでもポジティブでいること、「地味にポジティブ」が私の目標。

そのためには、自分が夢中になれるもの、打ち込めるものを複数、持つように意識しています。今の私で言うと、家族のための料理。娘たちのためのキャラ弁やチョコレートのスイーツ作りなどで、自分のご機嫌を上向きに保つことができています。これからも楽しみや興味を持てることを見つけて、自分の中のポジティブを健やかに育てていきたいですね。

<TOP写真>プリントキャミソール¥12,100 プリントレギンス¥14,800(ともにflash flower/ジュリエ)ライトプライムドレープトップス¥10,450(ジュリエ)アクセサリー ¥150,700(ポンテヴェキオ)

撮影/田頭拓人 ヘア・メーク/加藤リーヌ スタイリスト/下平純子 取材/柏崎恵理 撮影協力/Rust Yokohama、コーヨーハイツ ※情報は2026年5月号掲載時のものです。

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