おしどり夫婦にも危機が!?VERYモデルが“夫婦ゲンカ事情”を赤裸々に語る
VERY界隈きってのおしどり夫婦、神山まりあさん&ケンさん夫妻。互いのSNSにもたびたび登場し、コミカルな掛け合いで常にハッピーバイブスを振り撒く2人にも、ときに訪れる穏やかならぬ瞬間があるとか。今月はそんな2人の“夫婦ゲンカ”事情を語ってくれました!
*このコラムはVERY2026年6月号に掲載されたものです。
こちらの記事も読まれています
▶近藤千尋さん「結婚10周年!喧嘩なく過ごせているのは夫のおかげなんです」
号外!まりあ新聞
おしどり夫婦、
神山家の危機!?
理想の夫婦って何だろう。「仲良し夫婦」とか「いつも楽しそう」なんて人からよく言われる我が家も、毎分毎秒ニコニコで幸せなわけではなく、SNSで切り取られた世界の外では、当たり前に怒ったりイライラしたり、普通に夫婦として問題にぶち当たっている。でも、喧嘩が悪いことだとは思っていない。夫婦でも育ってきた環境が違う以上、考えの違いはあって当然だし、それを話し合って、理解し合って、二人の結束が更に強くなるのではないかと思う。
神山家の
夫婦喧嘩ルール
滅多に話すことのない喧嘩をテーマに、今回は赤裸々に語ってみようと思う。我が家の夫婦喧嘩とは、ディベートに近い。私は夫には思ったことをはっきり言うし、夫も然り。激しい大声のTHE夫婦喧嘩というより、国会答弁並みのディベートが繰り広げられる。私はこの時間が、お互いを知るためにすごく大事だと思う。嫌なことがあっても飲み込んでしまう、という人がいるけど、私はそれでは腹の虫が治まらない。夫とは納得するまでとことん話し合いたいタイプだ。海外の教育はディベートやプレゼンを大事にする。夫は幼少期よりプレゼン能力を鍛えられているからこそ、いざというとき、自分の意見を理路整然と言葉にできるのかもしれない。私とは比べ物にならない弁護士並みのディベート能力だからこそ、頭に血が昇るのを感じつつも、感情的にならないようにポーカーゲームをしているような感覚の話し合いは、嫌いじゃなかったりする。お互いが言いたいことを全て話して、悪いところを認め合う。最後にどちらかが謝り、翌朝には決して持ち越さない。それが神山家のディベートのルールなのだ。
❝バトル❶
インター派vs.日本の学校派❞
ディーンがまだ小さかった頃、夫婦の最大の議題はこれだった。私は日本の学校教育で育ち、その素晴らしさを知っているつもりだったし、一方夫も、海外で教育を受けているからこそ世界の広さを知っている。このときはディベートに一層力が入った。「インターに通うとしても、並行して日本の教育を取り入れて精神性を学び、その上で改めて海外の素晴らしさを知ればいい」という私の持論と、「日本に住んでいる時点でそれは十分。それよりも早くから個を自由に伸ばす環境で育てよう」と主張する夫との平行線は、結局両方の学校見学に行ってみる、という形で着地した。日本の学校の説明会、慣れないスーツ姿で夫の顔には「?」がいっぱい。理解しようとプリントを凝視するが、心許なさがどうにも拭えない様子だ。対してインターの見学。水を得たように生き生きし、学校の先生たちと談話する夫の姿を見て、夫も教育に全力でコミットできるインター校に通うことが、家族3人にとって最適解であると私自身も確信できたのだった。こうしてお互いが気持ちを話し合い、ときにやってみて、選択する。そうやって出した結論はお互い納得のいくものになるし、その過程で相手を理解しようとする思いやりの気持ちも芽生える。仲良しの秘訣は?とよく聞かれるけど、「理解しようとする気持ち」と「ディベート」。この2つが鍵なのだと思う。
❝バトル❷
せっかちな私vs.おっとりな夫❞
夫は基本、怒らない。怒ったところをあまり見たことがない。反対に私は(夫には)すぐブーブー言いがち。そのため喧嘩も、ほぼ私の怒りに着火するところから始まる。例えば予約したディナーに家族で出かける晩。出発数十分前からソワソワ時計を見出す私を横目に、まだ部屋着でNetflixを観る夫。パパも準備してないしまだ大丈夫、とばかりに一緒にゴロゴロする息子。「そろそろ支度しないと遅れるよ?」という打診も3度を超えると語気が強くなる。出発10分前になっても状況は変わらず、「ねえ遅刻するよ!」とイライラが頂点の私。こんなときも大らかな心を持ち合わせたいと願うが、「大丈夫だって~」と携帯をいじりながら答えるのんびり夫の態度が私のイライラを助長する。完全にピリつきモードの私とは裏腹に、出発3分前にヨイショッと着替え、ものの1分で支度を終えるとこちらよりも先に玄関に立っている。「何でそんなにイラついてるの?」「支度が遅い」「間に合ってるじゃん」「…」。せっかちな私と、のんびりな夫のこのやりとりはきっと生涯続いていくと思う。解決方法は、自分を押し付けないこと、と自分に言い聞かせている最中だ。
理想の夫婦
私は今の夫婦関係に満足している。大事だけど、めちゃくちゃムカつくし、混乱することもある。でもそんなの誰もが一緒で、それも含めて一緒にいたいと思って結婚したから。心の内を全部話す。いっぱい話す。そしてお互いを個として尊重する。家族であってもできるだけ相手に依存せず自立する努力をする。互いの成功を喜ぶ。喧嘩は寝て翌朝までに浄化。これが私たちの暗黙のルールかな。理想の夫婦って何だろう?って思うけど、きっと正解があるものじゃなくて「2人にとって居心地のいいルール」を作り上げた先にある状態なんだと思う。私たちも偉そうに言って、結婚11年目。まだまだですね。みんなのルールは、なに?
2人の対照的なキャラクターを比較するため、懐かしのプロフィール帳の記入を依頼!SNSで見せる底抜けに明るく大らかなイメージを裏切らないケンさんの回答に要注目です。
まりあ・ケネスの MY PROFILE
文・写真・構成/神山まりあ 題字/ディーン 取材/桃井真由 編集/引田沙羅
*VERY2026年6月号「号外まりあ新聞」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
*ご愛読ありがとうございます。本連載はまりあの独断のもと作られています。
あわせて読みたい
▶「月に1回、夫婦で定例MTGも」管理職ママの“副業”とのバランスの取り方!