【TRINITY】BALLISTIK BOYZとのコラボでも話題! タイ発の注目ボーイズグループの魅力に迫る

BLドラマを中心に、世界から大きな注目を集めているタイのカルチャー。実はボーイズグループ界もにわかに盛り上がりをみせているのを知っていますか? ライブ出演のために来日していたタイの注目ボーイズグループ「TRINITY」の3人をキャッチ。LDHの注目若手グループ「BALLISTIK BOYZ」とのコラボ楽曲でも話題を呼んでいる彼らの魅力に迫ってきました!

TRINITYって?
2019年にデビューした、タイの3人組ダンス&ボーカルグループ。メンバーは、見る人を魅了する可愛らしさと歌唱力で対タイのティーンエイジャーから圧倒的支持を得るThird(サード)、端正な顔立ちを武器に俳優としても活躍するJackie(ジャッキー)、深く渋みのあるラップを繰り出すPorsche(ポーシェー)の3名。その魅力のひとつが、圧倒的な歌唱力の高さ。心を打つ歌唱と、キレのあるダンススキルを駆使した楽曲は、言語を超えて観る人の心を震わせる。

BALLISTIK BOYZと出会えたことは、アーティスト人生における財産

—BALLISTIK BOYZ
左上:Third(サード)、左下:Porsche(ポーシェー)、右:Jackie(ジャッキー)

—BALLISTIK BOYZとコラボレーションした楽曲『Drop Dead feat. TRINITY』が話題となりましたが、タイと日本、国境を超えたコラボはいかがでしたか?

Third:BALLISTIK BOYZは、ひとりひとりのパフォーマンス力が高く、グループとしてのパワーも大きくて、才能溢れるアーティスト。なので、今回のコラボをすごく光栄に思っています。こういう機会を与えてくれた、LDHとHigh Cloud Entertainmentにも感謝しています。

Jackie:この楽曲は、タイのアーティスト・BOTCASHさんがプロデュースしてくれました。BALLISTIK BOYZがタイのリアリティショー番組「New School Breakin’」に出演していたこともスペシャルプロジェクト誕生のきっかけになっています。僕たちにとって初めてのコラボを海外のアーティストと一緒に取り組めたことがうれしかったです。

Porsche:この曲はBALLISTIK BOYZとTRINITYのみんなで意見を出し合いながら制作しました。世界中のみんなに届く曲にする、という共通のゴールに向かって、試行錯誤を繰り返して。BALLISTIK BOYZと出会えたこと、共に楽曲制作をする中で得たものは、僕のアーティスト人生とにとっても財産になりました。BALLISTIK BOYZのパフォーマンススキルの高さは本当に素晴らしいですし、何事にも一生懸命向き合うところも尊敬しています。

マインドやパフォーマンスへの向き合い方…国を超えてシェアできたこと

    —BALLISTIK BOYZ—BALLISTIK BOYZ—BALLISTIK BOYZ

—楽曲制作の過程で、BALLISTIK BOYZのメンバーとのやりとりで印象に残っていることはありますか?
Porsche:デモ音源を元に、歌詞やラップの部分をみんなで話し合ったことは印象に残っています。パートごとにここはTRINITY、ここはBALLISTIK BOYZとセパレートするのではなく、10人でひとつの楽曲を作り上げた感じです。特にラップの部分は、僕たちが伝えたいメッセージを大事にしながらクリエイティブしました。

Jackie:僕の中で1番印象に残っているのは、仕事ではなくプライベートのことかもしれない(笑)。BALLISTIK BOYZのメンバーと一緒にごはんに行くことも多く、彼らのマインドやパフォーマンスへの向き合い方にも触れることができて。ごはんを一緒に食べるからこそ分かり合えた部分があるんじゃないかなって。お互いを深く知ることができたからこそ、今でも仲良くしています。

Porsche:最初はこんなに仲良くなれると思っていませんでした。英語でコミュニケーションを取っていましたが、母国語は別だし育ってきた環境も違うし。でも、アーティストとしての熱量や考え方をお互いに知ることができて、音楽の好みも合っていて。共感する部分が多かったから、ここまで親しくなれたのかな、と思っています。

Third:僕は初めて一緒にダンスレッスンをした日が印象的でした。BALLISTIK BOYZほど、すぐに振りをマスターできるアーティストを見たことがないです。覚えるのはもちろんですが、ただ覚えるだけじゃなく、自分のものにして表現するまでのスピードが本当に早くて驚きました。

コラボ楽曲『Drop Dead feat. TRINITY』MVの注目ポイントは?

—『Drop Dead fea
左から:Jackie(ジャッキー)、Porsche(ポーシェー)、Third(サード)

—『Drop Dead feat. TRINITY』は、クールな世界観で展開されるMVがとても素敵ですが、MV撮影の裏話やMVの見どころを教えてください。
Porsche:僕はラストのサビ、全員が踊っている後ろで花火が上がるシーンが好きです。花火のインパクトが今回のコラボのインパクトにも繋がる演出だな、と思っています。10人のパフォーマンスもすごくパワフルなので是非、チェックしてもらいたいです。

Third:僕はBALLISTIK BOYZとTRINITYが出会ってコインが上がるシーンの撮影が印象に残っています。表がTRINITY、裏がBALLISTIK BOYZの1枚のコインがこのコラボを象徴していて、1番好きなシーンです。

Jackie:撮影で覚えているのは、BALLISTIK BOYZの作品に対する熱量がすごかったこと。タイでとても暑い時季に昼からずっと撮影をしていたのですが、疲れを一切見せず、途切れることなくずっと気持ちが乗っていて、そういう7人の姿勢に刺激をもらいました。日本も暑いですが、タイの方がもっと暑いです!

BATTLE OF TOKYO出演で感じたのは…「あんなに踊ったり、歌ったりしているのになぜ疲れないの?」

    —『Drop Dead fea—『Drop Dead fea—『Drop Dead fea

—7月に開催された「BATTLE OF TOKYO~CODE OF Jr.EXILE~」にもゲスト出演されました。初参戦はいかがでしたか?
Jackie:さいたまスーパーアリーナでは3日間連続でライブしましたが、毎日気持ちが変化して、回を重ねるごとにパフォーマンスのレベルが上がっていくのを感じました。初めてのお客さんの前で、しかもとても大きいステージでTRINITYのパフォーマンスを披露できて光栄でした。僕自身、すごくステージを楽しめたなと感じています。

Porsche:僕は、アーティストもサポートダンサーもスタッフさんも、仕事量が多い中でチームワーク良く円滑に進行しているところに感動しました。Jr.EXILEは全てのグループがパワフルで、それぞれのイメージも確立されていて、バックステージからステージを見ていて楽しかったです。ステージ上はもちろん、バックステージでもみなさんパワフルで元気いっぱいだったので、「あんなに踊ったり、歌ったりしているのになぜ疲れないの?」と今でも疑問です。

Third:BATTLE OF TOKYOのステージは魔法にかかったような経験でした。多くのお客さんの前でパフォーマンスできたことは、自分たちの自信にもなりました。お客さんからも他のアーティストからもパワーとインスピレーションをもらって、得るものが多かったです。

—BALLISTIK BOYZとの再会はいつぶりだったのですか?
Porsche:6月末にBALLISTIK BOYZのライブに出演したので、1ヶ月ぶりくらいかな? BATTLE OF TOKYOのバックステージでは、お互い喝を入れ合いました。

Third:楽屋が反対側だったのでなかなか会えなくて。出演前に一瞬だけ会えて、話せました。

BALLISTIK BOYZ × TRINITYのコラボ!
『Drop Dead feat. TRINITY』

夢を成功させるための戦いに挑む全ての人たちに、ポジティブなエネルギーと闘志を与える−そんな想いを込めて誕生した楽曲『Drop Dead』。幾多の挑戦者たちが夢やぶれ去っていった世界という険しい舞台へ挑戦する“BALLISTIK BOYZ”と、タイを舞台に輝きを見せる“TRINITY”。ともに世界を目指すという夢に向かって挑んでいく2グループがコラボ! 同じ志を持つ2つのグループが起こす化学反応が、日本、そしてタイに新たな旋風を巻き起こす!

>ミュージックビデオはこちらから

撮影/tAiki 取材/坂本結香 構成/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)