我が家の3人の子どもたちは、小さい頃からさつまいもが大好き！その影響で、私もこれまで焼芋から干し芋、スイートポテトまで、たくさんの「さつまいもスイーツ」を食べてきました。そんな私が思わず手に取ってしまった商品がこちら。その美味しさが話題になって、なかなか手に入らないと今話題になっている干し芋なんです。「じっくり熟成」した味とはどのようなものなのか、気になる中身を詳しくご紹介します！

熟成してつくったやわらかさが絶品の干し芋

原材料は国産のさつまいものみ

「丸干し芋」とは小さめのさつまいもを蒸して、切らずにそのまま干す製法。「平干し芋」と呼ばれる、大きめのさつまいもを蒸して平切りにして干してつくる一般的な干し芋と比べ、さつまいも一本分の栄養価がぎゅっと凝縮されています。また、この丸干し芋は収穫してから貯蔵庫で熟成したものを干しているので、より濃厚な甘みとねっとりとした食感が楽しめます。

丸干し芋は皮を剥く作業に手間がかかる上、平切りにしない分厚みがあるので乾燥工程にも工夫を要するので、干し芋の中でも希少価値の高い高級品。こちらは真空パックの個包装になっているので、そんな高級品が気軽に楽しめてうれしい限り。

原材料は国産のさつまいものみ。鹿児島の農栄という食品メーカーがつくっています。

パッケージの中には、250gずつの真空パックになった干し芋が計3袋入っています。干し芋の長さはどれも8cmほどで、太さはまちまちです。なじみの深い乾燥した状態の干し芋とは異なり、袋から取り出すときも中のシートに貼りつくほど、表面までねっとりとしています。

開封前は、直射日光の当たらない風通しのいい場所なら常温保存でOK。開封後は冷蔵はもちろん、冷凍することも可能。冷凍保存の場合は6カ月ほどもつので、すぐに食べ切ることができない場合も安心です。

見た目はきれいな黄金色で、お皿に盛り付けるだけでも絵になります。とてもねっとりとしているので、食べるときはフォークが必須です。

早速一口いただいてみると、干し芋の概念を崩されるといっても過言ではないほど、もっちり感が半端ない！まるで焼芋のような食感と、さつまいものみとは思えないほどの濃厚な甘みに驚かされました。

濃厚と言っても自然な甘みなのでくどさがなく、いくつでも食べられてしまいそう。なかなか見かけることのない「丸干し芋」はちょっとした手土産にもピッタリです。見つけたらぜひ食べてみていただきたい、希少価値のある味わいですよ。

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撮影／山本雅樹　取材・文・コーディネート／西村絵津子