「被災したハワイ」のために今できることは? 広がるマウイ島支援の輪


2023年8月8日に発生したハワイ・マウイ島の大規模火災。9月6日発売の『アロハエクスプレス』167号(年4回の季刊、発行:四谷工房、発売:光文社)でも、急遽、現状を伝えるページを作成。その後、多くの支援が行なわれ、たくさんの賛同を得ています。この記事をぜひお読みいただき、皆様のごさらなる協力をお待ちしております。

目次

  • ハワイ好き全員が待っている!マウイ島・ラハイナの復活
  • アロハエクスプレス編集部でもクラウドファンディングを立ち上げ

ハワイ好き全員が待っている!マウイ島・ラハイナの復活

アロハエクスプレス編集部に衝撃が走ったのは日本時間8月9日の早朝。奇しくも、コロナ禍以降初となるネイバー特集をした号の完成間近でした。まず編集者として考えたのが「このまま雑誌を出していいのかどうか?」ということ。実際は皆様ご存じのとおり、ラハイナページのみを差し替え、無事に発行。しかし心に残るわだかまり…「本当にあのラハイナの町がなくなってしまったのか…」。

バニヤンツリー

樹齢150年以上のバニヤンツリーは焼きただれたが現存。復活の希望があるとされている。(23年7月撮影)

マウイ島支援への流れは速く、災害の翌日にはハワイでいくつもの支援が立ち上がり、日本でもハワイ州観光局による日本円での寄付サイトが立ち上がったのが、火災発生からわずか9日後のこと。9月末まで行われた同募金では、総額1億133万4492 円(法人・団体5681万7927円、個人4451万6565円)に達したそう。

ラハイナの町

いつか生まれ変わったラハイナの町を歩けることを願って…。

現在でもマウイ島、ラハイナへの支援の流れは続いていて、ホテル大手シェラトングループや、アウトリガーグループでは、被災した現地従業員のために、ホテル内の店舗の売り上げの一部を寄付。さらにディーン&デルーカ ハワイではモニ・ ホノルルとコラボして支援のためのグッズを販売。またゴルフリゾートでもあるマウイ島を支援するためにロジャー・ダン・ゴルフではオリジナルのキャップを作り、売り上げを寄付。そのほか、マウイ島産の食材を積極的に使ったり、マウイ島のアーティスト作品を販売したり、支援の方法はさまざま。私たちにも自分ができることから、始めてみては?

こんな支援の輪が広がっています

アウトリガーグループも被災した同ホテルスタッフのための支援を実施。ディーン&デルーカ ハワイとモニ・ホノルルがコラボ。トートとハワイアンモンクシールの人形がセットに。小$20、大 $40。マウイ島をデザインしたキャップ。 黒と白の2色展開で利益の100%がマウイ島の被災者支援にあてられる。$39.99。

アロハエクスプレス編集部でもクラウドファンディングを立ち上げ

ラハイナの風景
35年以上ハワイの専門誌として情報発信を続けてきたアロハエクスプレスでは、ラハイナの美しい街を忘れないためにも、写真 集制作のためのクラウドファンディングを実施。
この災害を風化させないためにも、手元にラハイナの風景を置いておきませんか?集まったお金は製作費とサイト使用料を除き、全額マウイ島支援のために寄付いたします。

プロジェクトの内容やリターン品の詳細は下のボタンから

募集のしめきり:2023年12月19日(火)まで
発送予定:2024年1月~2月
*各リターン品は、募集しめきり後、順次製作および発送をいたします。

ハワイ専門情報マガジン「アロハエクスプレス」168号

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※記事の内容は2023年11月現在の情報です。構成/アロハエクスプレス編集部、Mart編集部