SixTONES・松村北斗さん「最近ではバナナマンの日村さんへのお返しに地元のお茶を送りました」【特別インタビュー/中編】
10カ月ぶりにお届けする「SixTONESの松村北斗くんが会社の後輩だったら…」シリーズ。突然、金髪になって出社した後輩・松村くんにいったい何が…。インタビューでは2月に公開される主演映画『夜明けのすべて』について、さらに’24年の目標や演技のお仕事に対する思いもお話ししていただきました!
Q.映画やドラマなど長期間の仕事が終わったときは寂しくなるタイプ?
いや(即答)。終わる直前はやっぱり寂しいけど、終わった後まで寂しいことはほぼない。終わる前の寂しさって、「本当にこれで大丈夫だったのかな」っていう焦りもあると思う。終わってしまうことで、「自分ができることはもっとあったんじゃないか」って。本当に俺、まだまだ勉強中で下積みだと思ってるから。本当に恵まれた下積み時代だと思うけど。だから一つ一つの現場で吸収したいのに、「もっと吸収できたんじゃないか、もっと探せたんじゃないか」っていう焦りも込みで、「終わりたくない、寂しい」って気持ちになってるんだろうな。人に未練があるわけじゃないのに、この寂しさって何だろうって自分で考えたとき、そう気づきましたね。
Q.お世話になった方にお礼やお餞別の品を渡すことはありますか?
ありますよ。出産祝いだったりね。ここ数年、お仕事でお世話になった方にそういうことがいくつかあって。いただき物のお返しもします。これという理由もなく物をいただくこともあるので、そのときはお返しを送りますね。たとえば常田(大希)さん。急に「靴をあげたい」って人づてに聞いて(笑)。俺が好きだった靴をいただいたんですが、同じようなものをお返しするのも変だから、自分でも気に入って毎年買っている地元のお茶屋さんのお茶にお手紙を添えてお返ししました。最近ではバナナマンの日村(勇紀)さんへのお返しにもそのお茶を送りました。
―賞の記念品などで心に残っているのは?
全部覚えてるけど…グループに対していただけたものは嬉しかったですね。デビューした’20年や翌年に雑誌のイベントやCDの売り上げなどで表彰していただいた記念トロフィーなどは嬉しかったです。ここ1、2年では個人でいくつかいただけたなって思いがあるので、そろそろまたグループで何かいただけることがあればいいなあ。
Hokuto Matsumura
’95年6月18日生まれ 静岡県出身 血液型 B型⃝SixTONESとして’20年『Imitation Rain』でCDデビュー。俳優としても活躍し、主な出演作はNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』、ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』『ノッキンオン・ロックドドア』、映画『ホリック xxxHOLiC』『すずめの戸締まり』(声の出演)『キリエのうた』など。SixTONESとしては4thアルバム『THE VIBES』が1月10日にリリース、2月17日より初の4大ドームツアー『VVS(バイブス)』(4都市10公演)を開催。
映画『夜明けのすべて』
瀬尾まいこの原作小説を『ケイコ 目を澄ませて』が国内外で絶賛された三宅唱監督が映画化。松村北斗と上白石萌音がW主演を務める。月に一度、PMSでイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石)はある日、同僚の山添くん(松村)の小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまうが…。他の出演/渋川清彦 りょう 光石 研ほか。監督/三宅 唱 原作/瀬尾まいこ『夜明けのすべて』(水鈴社/文春文庫刊)⃝2月9日(金)全国公開。
取材・文/駿河良美 再構成/Bravoworks.Inc