美容成分スペシャリスト・JUNさんに聞いた「美白のために夜していること」【帰宅後&夕飯選び】
様々な美白コスメが溢れる今。確実なケアを探ると、美白肌のヒントは〝夜〟にありました。夜の過ごし方や夜に効果的な美白アイテムを見直して、最短距離で美白肌にたどり着こう!
美白・透明感ケアができていれば、毛穴もハリケアも全部叶う!
僕が目指すのは単に白いだけではなく、内側から光を放つような透明感のある肌です。白い肌はメークや美容医療である程度叶えられるかもしれないけれど、透明感はそうはいかない。日々の丁寧なケアの積み重ねがあってこそ、成し遂げられる状態だと思います。
肌は寝ている間に修復されて、活発なターンオーバーが行われます。日中はエネルギーが体の筋肉に使われて、肌まで十分に行き渡らないんです。だからこそ日中に受けた肌ダメージを立て直しつつ、美しい肌に生まれ変わる準備をするという意味で、夜のケアは大事。美白ケアに関しても、夜にしっかり有効成分を与えることを意識しましょう。その時、透明感成分は複数使いするのがポイント。たとえばトラネキサム酸やコウジ酸など同じ〝美白成分〟でもメラニン生成段階へ作用する箇所は様々。なので一つの成分で一箇所だけを攻めるより、美白に関しては成分を複数使いした方がより効果的。ブランドによって得意な成分があるので、違うブランドを横断的に使うのも大いにアリです。
生活習慣を整えることも、美白や透明感のカギを握ります。睡眠不足は角層の濁りや血行不良の原因に、食事で酸化・糖化が促されると黄ぐすみの原因に。また血行促進のためには、運動も大事。そう考えると、美白・透明感ケアはスキンケアの縮図と言えますよね。美白・透明感ケアができていれば、毛穴ケアもエイジングケアも、全部につながります。逆を言うとスキンケアだけでなく、日焼け対策や生活習慣を整える意識のすべてを網羅しないと、本当の意味での透明感は叶えられません!
JUNさんの美白をつくるナイトルーティンを公開!
JUNさんの透ける美肌の秘密は、〝夜〟の過ごし方に違いが!スキンケアにインナーケア、生活習慣まですべてが美白に繋がっていました。
【20:00】Dinner
酸化した油や過度な糖分…食事で〝悪いもの〟は摂りません
『食事に関しては夜に限らず、添加物や白砂糖、酸化した油を使った料理は避けています。写真はケールサラダと鶏ハム、里芋とごぼう、にんじん、ロマネスコのフライ。できるだけオーガニック野菜を選んでいます。』
美容成分スペシャリスト JUNさん
百貨店化粧品ブランドを経て、美容成分のスペシャリストとしてFATUITEの商品開発を担当。透ける美肌で「あの美しい人は一体?」と美容界に衝撃が走る!
\JUNさんの美白3カ条/
1 絶対に日焼けをしないこと
2 美白成分は複数使いがマスト
3 生活習慣を整える
撮影/田中 瞳〈人物〉、河野 望〈静物〉 ヘアメーク/George 取材/広田香奈 再構成/Bravoworks,Inc.