【高身長さんおすすめブランド】背が高くても大人の可愛さを取り入れたい!春コーデ3選
服選びでは悩みが尽きない高身長さん。既存のブランドは標準サイズをメインに作られているため、今ひとつしっくりこず。試着を繰り返してはフィットする服を求めて東奔西走。
「あと3センチ丈が長ければ…」「長さをとるならば、ワンサイズアップして、ウエストがゆるいまま我慢して着なくては…」「スカート丈がふくらはぎの一番太いところの長さなので足が太く見える…」「フレアやタックの位置が合わない」「袖や着丈が短くて窮屈」などなど、悩みを抱える、さすらいの高身長さんにおすすめしたいブランド「MID’OR」のショールームに、高身長STORYライター嶋田桂以子(身長168cm)がお邪魔して春の新作を試着してきました!
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「MID’OR」(ミドール)とは?
身長170cm・木原みどりさんがディレクターを務めるブランド。木原さんの、あらゆるジャンルの洋服をこよなく愛し、アパレルの仕事や今までの経験から培った独自のファッション目線が服作りに反映されている。ネイビーばかりのお受験ママ期を経て、服を変えると表情まで変わるという実体験から「もっと着たい服を着よう!」と奮い立つ。二人の娘の子育てのかたわら’22年に立ち上げ。
高身長特有のレングス問題や、可愛い服を着たいのにかっこよくなりすぎてしまうといった悩みを払拭するエッセンスが随所にみられるのが特徴。40代以降の女性が素敵に見える、程よいトレンド感に加えて、心地良さと大人の絶妙な甘さがブレンドされた、妥協のない服を支持するファンが急増中。’24年春夏は、シアー素材のアイテムやリゾートでも活躍できるワンピースなど、解放感にあふれた心躍るコレクションを用意している。
GLOSSY DRAMATIC SKIRT(グロッシィードラマティックスカート)ピンク¥12,800
春めくピンクで大胆にドラマティックな大人の甘さを
大女を自覚しているため(自称ビッグ・マム)、ピンクやふんわり甘いアイテムに憧れつつも、ゴツイ自分にはちょっと可愛らしすぎてムリかもと敬遠しがち。恐る恐るピンクのスカートを穿いてみると、まずは足がしっかり隠れる長さにひと安心。太いタックのおかげで腰回りが膨らみ過ぎずにおさまり、予想以上にゴツ見えも回避。ラブリー過ぎると思い込んでいた甘味が絶妙なさじ加減で抑えられていました。
それどころか生地の面積がたっぷりあるぶん、風をまとったときのシルエットがとてもエレガント。ボリュームや丈も、高身長ならでは似合うよう計算され尽くされていて配慮が細部に至るまで行き届いています。春の新色、光沢感のある甘めピンクもグレーのシアーニットと合わせれば糖度控えめの装いに。穿くだけで気持ちが一気に上がるので、ピンクを諦めていた人や気分を変えてみたい人にこそぜひトライしてみてほしい一着です。
Rib Sheer Knit グレー(Mサイズ)¥8,250 GLOSSY DRAMATIC SKIRT ピンク(TALLサイズ)¥12,800(すべてMID’OR) ※靴、バッグ、アクセサリー全てライター私物
Bare One-piece(ベアワンピース) ¥12,800
着回し力抜群の即戦力ベアワンピは淡色も狙い目
今季もトレンドのベアワンピース。高身長の場合、丈が短かすぎたり、ウエスト切替え位置がずれたりして窮屈になりがち。選ぶ色も本能的に膨張色を避けて、ついダークな締め色を選んでは、より一層ハンサムさが増して近寄りがたく思われてしまうことも。こちらのアイテムは春らしいベージュですが、羽織りやインナーと重ね着するにも馴染みやすいお色味。余分なボリュームを抑えつつ、ゴージャスかつ爽やかに見えるところがポイントです。
ショルダーストラップがついているので旅先では大胆に一枚で。まだ少し肌寒い春先はショート丈のカーディガンを羽織って。夏への移行期はTシャツに合わせて…と様々な質感のアイテムともオールラウンドに組合せを楽しめます。「間がもてない」となりがちな単色のベアワンピースは高身長こそ得意分野。縦長シルエットを活かしたバリエーション豊かな組合せで、メリハリコーデをバランスよく楽しめます。威圧感のないギャザー多めのデザインもまた、高身長ならではの醍醐味をたっぷりと味わい尽くせる一着に。
Pocopoco airily cardigan (OFF-WHITE)¥10,780 Bare One-piece(BEIGE)¥12,800(すべてMID’OR)※すべてMサイズを着用 靴、バッグ、アクセサリー(ライター私物)
3D Shoulder tops¥(3Dショルダートップス)オフホワイト M ¥8,000
1枚でさまになる、袖丈たっぷりのベーシックな細見えデザイン
「大人が着ても美しく見えるように」と、透けにくい生地と縫製にこだわって作られた白トップスは肌触りも良好。プレーンなデコルテラインからの立体的なデザイン袖に今っぽい要素を盛りつつも、手首にかけて細見えするように絞られている優れもの。高身長の40代にとって、盛り袖やパワーショルダーアイテムは難易度が高め。間違えると、いかついアメフト選手のように上半身にボリュームが出すぎてしまうなんてことも。その点、着丈、袖丈も含めて程よく抑えが効いているため、一枚で着映えします。
ティアードスカートとスニーカー、メッシュのブルゾンを合わせてカジュアルに。(※腰回りスッキリなのにドラマティックに広がるスカートのデザインとたっぷりの丈感にも注目!)デザイン性がありつつもシンプルなので、ジャケットのインナーとしても◎。上からベアワンピースを重ね着するなどレイヤードスタイルもおすすめです。
3D Shoulder tops 0FF-WHITE(Mサイズ)¥8,000 Dramatic tiered skirt GRAY(TALLサイズ)¥18,000 ¥9,000(セール価格) W-Face mesh blouson BLACK (Mサイズ)¥16,500(すべてMID’OR)※靴、アクセサリー(ライター私物)
お問合せ先
https://midor-official.myshopify.com/
取材/嶋田桂以子
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