なにわ男子の道枝駿佑さんがCLASSY.に久しぶりの登場！「お似合いです」と笑顔で言われたら予算オーバーでも思わず買ってしまいそう♡そんな〝日常で出会えるイケメン〟として魅力あふれる、ジュエリーショップの店員役に扮していただきました。演技に対する想いを本音で語ってくれたインタビューにも注目です。

心を動かせるような、奥底から湧き上がる演技がしたい

普段あまり都心でロケをすることがないので、今日は新鮮で楽しかったです。店員さん役は今までやったことあったかな…。あ、なにわ男子としてデビューする前にカフェの店員役をやったことがありました！でも、ジュエリーショップの店員役はもちろん初めて。女性のジュエリーって繊細で扱い方が難しいですね。
去年ジュエリーの魅力に目覚めてしまったので、休日や仕事が終わったあとに気になっているジュエリーを見に行くこともあります。ありがたいことに忙しくさせていただいているので、頻繁には行けないですが。ゆっくり休みが取れたら…うーん、買物もいいけどまずは愛犬と散歩に行きたいかな。しばらく会えていないので、いつも家族が送ってくれる写真を見ては癒されているんです。

…あの、ちょっと素朴な疑問なんですけど、犬好きな人って他人の愛犬でも可愛いと思うんですかね？僕、犬は大好きなんですけど、散歩中にすれ違う知らない犬に対してはどうしても「わー、可愛い！」ってならないんですよね…。いや、もちろん犬はみんな可愛いですよ!?犬＝可愛いというのは前提としてあるんですけど、他人の犬には生き物としての可愛さ以上に感情を抱けないというか。はっきり言ってしまえば、自分の犬以外には何とも思わない（笑）。散歩中にどんな犬とすれ違っても「やっぱりうちの犬のほうが可愛いな」って。こんなん思うの俺だけなのかなって、ちょっと気になっていたんです。今は新しいドラマの撮影中なので、引き続きしばらく会えなさそうで寂しいです。

ドラマ『マルス-ゼロの革命-』で共演しているりひちゃん（板垣李光人）とは同い年ということもあって、以前から仲がいいんです。りひちゃんが僕たちのコンサートを観に来てくれたときには、投げキッスでしっかりファンサもしました（笑）。お揃いの帽子も持っていますよ。いや…お揃いというか、元々は恭平とりひちゃんがお揃いで持っていたのを、僕があとから真似をして買っただけなんですけど（笑）。今度、現場で一緒に被ってくれないかな？
今回僕が演じている美島零（ゼロ）という人物は、これまで演じたことのないようなキャラクターですし、僕との共通点も全然ない。それだけに役柄を自分の中から引き出す作業に苦戦しています。ゼロは感情の波が激しいので、自分の感情の振り幅も広げないといけないですし。一日中ゼロのことを考えることで憑依したような演技に近づけるかもしれないけど、本番では頭で考えず心で演じるように。それがなかなか難しいんです…。一人だとつい考えすぎてしまうので、監督に本読みに付き合ってもらいながら一度演じてみて、あとは現場の雰囲気で湧き上がる演技をするようにしています。共演者の方と演技について話し合うことはないですね。「やりにくくないですか？」と確認はするけど、それ以外は監督の「大丈夫」という言葉や判断を信じようと思っています。

そもそも僕、演技に対しての熱量はあるのに、自分の演技論をどう表現したらいいか分からなくて言葉が出てこないんです。よく「この人の演技は奥が深い」とか「バックグラウンドが見える」とか言うじゃないですか。僕の演技はどうなんやろ…。自分では「全然成長してないな、相変わらず芝居できないな」ってネガティブな気持ちに陥ることもあります。だから、どうしてこんなにいろんな作品に呼んでいただけるのか不思議なんです。それでも、何か意味があって選んでいただけていると思うので、その想いには全力で応えたいですね。デビュー前にドラマで共演した西田敏行さんから「演技いいね」って褒めていただいたことがあるんです！そういう先輩方からの嬉しい言葉や素敵な作品との出会いを大切にして、ポジティブに頑張らないと。そしていつか、説得力のある芝居ができるようになりたいですね。体の奥底から感情を出して、見てくださる人の心を動かせるような。ジャンル的には刑事モノに興味があります。インカムをつけて潜入捜査とか…なんかカッコよくないですか!?もちろん今はマルスの美島零に全力集中ですが！恐らく僕自身のイメージとはかけ離れたキャラクターですけど、そのギャップも含めて楽しんでいただけたらと思います。金髪でお芝居をするのが僕のひとつの夢でもあったので、今回はそれが叶いました。新鮮な金髪の僕を見られるのは今だけですよ♡（笑）

グループとしてはやっぱりドームツアーが目標です。それから今後は公演以外でファンの皆さんと会う機会がつくれたらいいなと思っています。将来的にはアジアツアーも実現させたいし…挑戦してみたいことがたくさんあります。これからも目を離さずに、なにわ男子に注目していただけたら嬉しいです！

取材／伊藤綾香　再構成／Bravoworks,Inc.