申真衣さん『パーティの正解ジャケット』は“ちょっと攻めたエレガンス”
新時代のロールモデル、“シンマイ”こと申真衣さん。道を切り開き進み続ける彼女の原点は「知ろうとする力」。新時代のエグゼクティブとして様々なシーンに挑むシンマイが、本当に必要なジャケットの形を考える新連載。『VERY NaVY』6月号では、「ビジネスフォーマル」の場に相応しい理想の1着についてご紹介しています。
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コンサバはマスター。
次なるビジネスドレスアップの
攻め方は…!?
パーティ用に購入した白ジャケット、
かぶりがちで個性を主張できず…
会社の代表として出席するパーティ。思いを巡らすのは、ビジネスドレスアップの理想的な着地点。女性のドレスアップは振り幅が広くいつもとガラリと雰囲気を変えたフェミニンなワンピースや着物をお召しの方も。私は仕事のときと大きく方向性が変わらないジャケットスタイルで、場に相応しい華を演出するのが居心地よく、スマートであるとも感じています。
昨年はビジネスパーティ用に、ホワイトジャケットを購入。モード感のあるビッグシルエットは普段にも着こなすことができてお気に入りですが、逆にその柔軟さがフォーマル感に欠ける気も。女性の政治家やエグゼクティブの方たちは特別なシーンで白を選ばれる方が意外と多く、会場では想像していた自分らしさを表現することができませんでした。基本のブラック、デイリーと明確な線を引くコンシャスな形。色で語らず、ボディラインに美しく沿うシルエットで華を出す。マニッシュで〝ちょっと攻めたエレガンス〞のジャケットにビジネスドレスアップのゴールを見つけたかもしれません。
【今月のエグゼクティブジャケット】
Ferragamoの
ケープジャケット
☑︎ 原点回帰のブラックと
コンシャスなラインで華を演出
☑︎ ピタッとプレスされた袖の
構築的ラインが「品格」を語る
☑︎ テーラリングを引き立てる
潔い細身テーパードパンツ
袖を通さずケープのように着用することもできる2WAYジャケット。正面もさることながら、バックサイドのシルエットも秀逸な美しさ。テーラリングを得意とするクリエイティブディレクター、マクシミリアン・デイヴィスの手腕が惜しみなく発揮された1着。ツヤ&シャリ感のある素材も、ブラックジャケットをモダンなフォーマルへと昇華。
ジャケット¥396,000 パンツ¥115,500 バッグ¥286,000 ミュール¥148,500(すべてフェラガモ/フェラガモ・ジャパン)ヴィンテージウォッチ¥178,000(ANTIQURIOUS)右耳のピアス¥583,000 右耳のイヤカフ¥77,000 左耳のイヤカフ¥27,500 リング¥1,210,000(すべてミキモト/ミキモト カスタマーズ・サービスセンター)
シンマイ的
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撮影/SEIJI FUJIMORI スタイリング/長澤実香 ヘア/SHOTARO〈SENSE OF HUMOUR〉メーク/MASAYO TSUDA〈mod’s hair〉モデル/申 真衣 取材・文/櫻井裕美 編集/磯野文子
VERY NaVY6月号『知ろうとする人シンマイの「エグゼクティブジャケット」考』より。詳しくは2024年5/7発売VERY NaVY6月号に掲載しています。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。