【相沢紗世さん①】異色の経歴だったけれど撮影現場は楽しかった!

The post 【相沢紗世さん①】異色の経歴だったけれど撮影現場は楽しかった! appeared first on CLASSY.[クラッシィ].

’06年より4年間、CLASS

’06年より4年間、CLASSY.カバーモデルを務めた相沢紗世さん。年齢を問わず支持される清楚な美貌で数多くのCMにも出演。3回にわたってお届けするスペシャルインタビューの初回は、モデル時代の思い出やエピソードを伺いました。

――カバーモデルを務めていたと
友人宅でランチ&お茶会

――カバーモデルを務めていたときの思い出やエピソードがありましたら教えてください。
長い間やらせてもらっていたので、ひとつには絞れないんですが、表紙モデルに決まったときは嬉しかったですね。その半面「私でいいのかな」とも思いました。私はViViモデル出身でいわゆる光文社育ちのモデルではなかったので、たぶん異色なパターンだったのかなと。CLASSY.モデルにはJJ出身の人が多いイメージだったので。表紙モデルに決まったときはやはり責任を感じましたし、最初の撮影ではとても緊張したのを覚えています。

――ViViからCLASSY.モデルになったきっかけは何でしょうか? CLASSY.を選んだ理由もあれば教えてください。
コンサバなイメージの雑誌の方が私らしいんじゃないかっていうのと、相沢紗世をクールビューティなイメージにしたいという当時の事務所のマネージメントもあって、歴史あるCLASSY.がいいんじゃないかって。私自身もCLASSY.が好きだったので「ぜひお願いします!」って言いました。当時、ViViのお姉さん雑誌にはGLAMOROUSがありましたが、私とはちょっと違うかなとも思ってました。ViViモデルの頃はこんな私も金髪だったんですけどね(笑)。

――CLASSY.モデルになった当初、撮影現場はいかがでしたか?
編集部に顔見せに伺ったらすぐに撮影に呼んでもらえましたが、ポーズの仕方からまったく違ってかなりご指導をいただきました。もちろん初めてのスタッフの方が多かったので毎回、緊張してましたね。その頃は、そのみちゃん(SONOMI)やマヤケイ(真山景子)と一緒になることが多くて、二人のポーズの仕方を見ながら撮影していた記憶があります。JJモデルからCLASSY.モデルになった方が多かったので、受け入れてもらえるかどうかも不安でしたが、ViViのときと同じでみんなすごく優しかったです。新しい現場に入るときは、仕事がやりやすいかどうかも気になりますから。私は圧をかけられちゃうと絶対に動けないタイプなんで…。でもCLASSY.はみんなウエルカムな感じでした。そのみちゃんは「すごく可愛い!」とか言ってくれたし、マヤケイは同い年なんですが「一緒に頑張ろう♡」って言ってくれました。

――スタッフとの思い出やエピソ
月1ペースで通ってるプライベートヘッドスパ @bolange

――スタッフとの思い出やエピソードはありますか?
どの方も優しくて困ったこともなく、毎回楽しくお仕事してました。毎月2週間、多くて3週間くらい毎日のようにCLASSY.の撮影が入ってたので、プライベートも仲良くしてました。特にカバーモデルを始めてからは現場でモデルは私一人のことも多く、スタッフさんと絡むことが多かったから、モデルたち同士というよりスタイリストやヘアメーク、カメラマンなどスタッフさんたちと会うことが多かったですね。世代の近いスタッフの仲間とはご飯を食べに行ったり、行きつけのご飯屋さんにしょっちゅう集まってました。

――今でも覚えている撮影の思い出はありますか?
すごく思い出に残ってるのは、海外ロケでギリシャに連れてってもらったこと。サントリーニ島で撮影したのがめちゃくちゃ記憶に残ってます。もともとギリシャには行きたかったので、ギリシャの街並みにすごく感動しました。撮影はすごく大変だったけど(笑)。編集スタッフの方が初めての海外取材だったことや同時進行しなきゃいけない取材があったことなどいろんなことが重なって、編集者とライターなしでパルテノン神殿周辺で撮影したという滅多にない経験もしました。それも今ではいい思い出で、笑い話でしょうね(笑)。

――当時、体作りや美容などお仕事のために心がけていたことはありますか?
一応、エステは通ってたんです。事務所から勧められたプライベートサロンのエステに行って、月に2回くらい瘦身系の全身マッサージとフェイシャルがセットになったメニューを受けてました。毎回、サイズを測られてましたね。フェイシャルはリンパを流す施術ですごく痛いんだけど、通ってるうちに痛くなくなるんです。老廃物を流してむくみを取って、フェイスラインをスッキリみせるコースをやっていました。
食事に関しては、よく食べるモデルって言われてました(笑)。撮影終わりにランチに行くじゃないですか。「私はロケバスで待ってます」っていうモデルもいるのに、「紗世って絶対に行くよね」って。好きなんですよね、スタッフのみんなとお話しながら食べてる時間も。カメラマンとかスタッフさんはグルメな方が多かったので、美味しいところに連れてってもらえるから絶対に逃せない! 遠くにロケに行ったときはちょっとお酒も飲んで、帰りはロケバスで寝て帰ったり。最高でしたね。いい時代でした。

――自宅でのセルフケアは何かしていましたか?
その当時、半身浴がすごく流行ってたんですよ。お風呂に好きな香りのアロマを入れて、毎日じゃないけど定期的に1時間近くお風呂に入ったりしてました。スキンケアに関しては…お世話になってたヘアメークさんに聞いていただければわかると思うんですけど、私とてもずぼらなので(笑)。やりすぎもよくないって聞いてたので、普通に洗顔、化粧水、美容液、乳液みたいにベーシックなことを朝晩やるくらいですね。化粧品メーカーのCMにもいくつか出演していたので、いただきもののコラーゲンドリンクを飲んだりフェイスパックを使わせていただいたりしてましたけど、これといって特別なことはやってなかったかな。

第2回では「結婚と子育て」や「東京を離れてからのライフスタイル」など、CLASSY.モデルを卒業してからのお話をお伝えします。

相沢紗世(あいざわさよ)さん
’78年7月24日生まれ 広島県出身 血液型AB型●高校卒業後、モデルとしての活動を開始。’98年クラリオンガールに選出。ViVi専属モデルとして活動後、’06年からCLASSY.モデルになり、同年10月号より’09年12月号までCLASSY.専属カバーモデルを務める。’15年、プロ野球選手の中島宏之さんと結婚し、第1子となる女児を出産。’18年に第2子となる男児を出産。現在、会員制美容サロンAstrea ashiyaをプロデュースしている。Instagram @sayoaizawa

取材・文/駿河良美 構成/前田章子