ぜんぜん知らなかった!ヘアケアの新常識と大きな誤解5選<専門家が回答>
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汗による皮脂や湿気、さらには紫外線ダメージなど…一年の中でも特に髪悩みが出やすい夏。実はこの時期こそ、ヘアケアを切り替えるベストタイミングなんです!今回は、気になる「ヘアケアの新常識と大きな誤解5選」を専門家に答えてもらいました!
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日々のシャンコンを変えれば“髪力”は鍛えられる
一年の中で特に髪に悩む季節だからこそ、まずは毎日のシャンプー&コンディショナーから見直すことが大事。選び方や洗い方など、素髪のポテンシャルを底上げする方法をukaの保科さんに聞きました。
1.ボサ毛になりやすい季節がゆえの念入りなスタイリングで“インナードライ”に
この時期うねりを伸ばそうとブロー時間が増えたり、巻きを固定しようと高温のコテを使いがち。それにより湿度は高いのに髪は逆にインナードライになっている人が多いんです。日中は紫外線ダメージも。だからこそ、毎日のシャンコンで素髪のポテンシャルを上げることをまずは意識してほしい!
2.髪質によって効果もかなり違うのでライン使いが必ずしもいいわけではない!
「根元をどうしたいか」はシャンプー、「毛をどうしたいか」はコンディショナーと別々に考えてみて。例えば、根元が潰れやすいペタンコ髪で毛先が傷んでいるなら軽めの洗い心地のシャンプーとこってりコンディショナーを使うのが正解。シャンコンそれぞれの役割を考えるのが正しい選び方です。
3.シリコンが必ずしも悪いわけではない!逆にノンシリコン=バサバサでもない
今の時代、実は配合バランス次第でシリコン=髪にとって必ずしも悪ではありません。シリコン入りは安価で魔法のように手触りがよくなることも。ただ、分解はされないので環境には悪。今は自然由来のシリコン的原料なども出ているので、ノンシリコンで手触りがよくなるものも増えています。
4.シャンコンは最低1週間は使い続けよう悩みが出てきたら特効薬アイテムを足して
シャンコンは徐々に効果実感が薄くなることもありますが、まずは最低1週間は続けてみて。基本のシャンコンは常備薬的な存在に、使い始めのようなよさを感じなくなったら、頭皮クレンジングや毛先の集中補修を特効薬的にプラス。1週間サイクルで悩みに合わせて調整していくことが大事です。
5.皮脂やスタイリング剤などをシャンプーで落としきれていない人が増加
洗浄力が軽く油分が多い「超しっとりタイプ」のシャンプーをとりあえず選びがち。そして洗い方が大雑把な人が多い!頭皮の皮脂やヘアオイルまでしっかりと落とせていない人が実は多いんです。匂いやベタつき、コンディショナーがなじまない人はシャンコンの使い方から見直す必要があります。
教えてくれたのは...

uka ヘアスタイリスト 保科真紀さん
uka六本木ミッドタウン店勤務。ukaのヘアケア製品の開発を手がける。SNSで発信するヘアアレンジも注目の的!(@uka_makihoshina)
撮影/柴田フミコ モデル/藤井サチ ヘアメイク/神戸春美 スタイリング/村瀬萌子 取材/亀井友里子 編集/鈴木日向 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年8月号「湿度に負けない私たちのヘアケア最新版」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。