【画像集】漫画家・倉田真由美さん「最後の息まで確認できた」先に旅立った夫との思い出の日々

どんなに仲のいい夫婦でも、一緒に死ぬことはできません。いずれ、どちらかが先立ち、どちらかが残されるのです。今回お話を伺った、ご主人が旅立たれた漫画家・倉田真由美さんのお写真をご紹介します。

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「一緒にいてケンカにならない相性のいい相手に巡り合えて幸せでした」。少し涙ぐみながら話してくださいました。
がんが大きくなり、十二指腸を圧迫したため、胃と小腸をつなぐ手術を受けて食事ができるように。まぐろを食べるご主人。
ホスピスに入るのはやめ、最期をご自宅で過ごしました。「ずっとそばにいて、最期の息まで確認できました。大切な記憶です」。
うなぎを買って家に帰るご主人と娘さん。胆管が詰まるから脂っこいものを避けるよう言われても、好きなものを食べていました。
’21年12月、有志が企画してくれた『叶井俊太郎映画祭』が開催され、トークショーに出演したご主人。会場は大盛況でした。

撮影/平井敬治 取材/秋元恵美 ※情報は2025年8月号掲載時のものです。

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