『洗えてシワにならないキレイめ服』をリアル通勤女子が作った理由
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働き方が多様化している昨今。自分がやりたいこと・作りたいものを形にするために、アラサーで“起業”を選択する人も増えています。自分らしく働く彼女たちのオシャレのこだわりをクローズアップ!今回は、会社員の傍ら、自身のアパレルブランドで起業した木村陽歩さんをご紹介します!
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「洗えて・シワにならず・シルエットがきれい」会社員当事者の自分で作る服が毎日の相棒
木村陽歩さん(30歳・アパレルディレクター)

会社員と並行して夢だったアパレルブランドを開始
いつか自分のブランドを持ちたい──そんな想いから、新卒で繊維商社に就職。素材から製品になるまでの工程を学んだ後、広告代理店に転職し、消費者に商品をどう届けるかを学びました。その後、不動産会社へ転職。副業が解禁されたタイミングで、ブランド立ち上げの準備を本格的に始動しました。最初はブラウス1型を作り、インスタで販売をスタート。EC限定のスモールスタートでしたが、現在は少しずつ口コミでブランドが広まり、ポップアップで直接手に取ってもらう機会を増やしている最中です。アパレル戦国時代の今、私が目指しているのは「人」ではなく「モノ」が先に愛されるブランド。ブランド名を隠したら似た服が並ぶ今だからこそ、「他にはないCAVORIらしさ」を追求し、自分が本当に着たいと思えるものだけを届けています。日常に気兼ねなく取り入れられるよう、イージーケアにもこだわっています。これからは、心が躍る服作りに加えて、ブランドの世界観ごとお客様に届けていけるよう、空間や演出にも力を入れてさらに進化させていきたいです。
「きちんと」と「ときめき」を両立!オフィスでも頼れる一枚です
出社の日はCAVORIのブラウスをローテーション。スラックスにフラットシューズを合わせるだけでサマになるよう、「毎日がときめくお洋服」をコンセプトに、一枚で着映えるデザインにこだわっています。リアルな会社員として日常的に着用するからこそ、手入れのしやすさや着心地の良さも大切に。シワになりにくいイージーケア素材や、動きやすさを考えた袖のデザインなど、リアルな声を服作りに反映しています。
TOPS_CAVORI/PANTS_GU/BAG_THE ROW/SHOES_ZARA
自分のテンションが上がるお守りジュエリーを毎日必ず身に着けています
頑張ったご褒美や節目のタイミングで、自分の気分を上げてくれるジュエリーを少しずつ集めています。シンプルで甘めなコーデに映える大ぶりデザインが好みです。
繊維商社勤務で培った審美眼生地へのこだわりは人一倍

繊維商社では、有名アパレルブランド向けに製品を制作し卸す業務を担当。さまざまな生地に触れながら培った上質な素材を見極める目は、今の服作りにしっかりと生かされています。
木村陽歩さん(30歳・アパレルディレクター)
新卒で繊維商社に3年半勤務したのち、広告代理店に転職。これまでのキャリアを活かし、現在は不動産会社に勤務する傍ら、自身のアパレルブランド「CAVORI」で起業。
撮影/イマイハルカ 取材/下田真里衣 編集/平賀鈴菜 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年9月号『「起業」を選んだ同世代読者のオシャレ』より。
※掲載の商品はすべて読者私物です。ブランドブティックへの問合せはご遠慮ください。