3年ぶりに活動再開!岸本セシルさん「6歳の娘とは女友達のように過ごしてます」
モデルの岸本セシルさんがVERY初登場!約3年間の休息期間を経て、今年、本格的に仕事復帰しました。今回は小学生になった娘さんとよく訪れるフードフェスのこと、表舞台から離れた3年間のこと、そしてセシルさんの今とこれからについて話を伺いました。
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モデル・岸本セシルさんは……
フードフェスが好き!
❝ 食も音楽もカルチャーも。
大好きだったフェスを娘と一緒に
楽しめるようになりました❞
オールインワン¥44,000(ポロ ラルフ ローレン/ラルフ ローレン)デニム¥42,900(カオス/Chaos GINZA SIX)その他/スタイリスト私物
6歳の娘と、女友達のように
肩を並べて遊べる場所
20代の頃から、音楽が好きで食べることも大好きだった私は、その全部をいっぺんに浴びられるフードフェスが週末の楽しみでした。娘を産んでからも変わらず、涼しい時期にはベビーカーを押しながら代々木公園を訪れ、授乳と寝かしつけを繰り返す日々のいい気分転換になったものです。そして今年は3年にわたる沖縄での休息期間を経て東京へ戻ってきたばかりですが、すでに娘と一緒にタイ、沖縄、ジャマイカと、フードフェスという名の小旅行を終えたところ(笑)。どれも活気があって、元気をもらいました!
毎回驚くのは、娘が異文化に興味津々になっていることです。スパイスを効かせた料理に積極的に挑戦したり、音楽に合わせて体を揺らしたり、地元・沖縄の琉球舞踊にも楽しそうに混ざってみたり。食以外にも、さまざまな文化や人と触れ合えるのがフードフェスの醍醐味なんだと、改めて知ることができています。子育てが中心の日々で心がけているのは、自分ができるだけ機嫌よくいること。小学生になった今は、娘はもちろん、私自身も“一緒に”楽しいと思える選択をしています。フードフェスもそのひとつだし、私の友人や仕事仲間に会うときに連れて行くこともあるし、近所のカフェには一緒に行くことも。女友達のような時間を過ごしているなあと、しみじみ。気軽に「やっほー!」と言えるお店が近所にあったり、親以外に話せる大人に出会っておくことは、いつか私に言いづらい何かがあったときに娘の助けになってくれるはず。私も気軽に話せる素敵な大人の存在が心強かった記憶があるので、ふたりで楽しめる範囲で沢山の人に出会っていけたらいいなと思っています。
時間はかかったけれど、
今がベストな感じだと思う
モデルの仕事からもSNSからも距離を置いていた3年間。2022年のインスタグラムの投稿を最後に、明確な“休む宣言”をしないまま離れてしまったことはずっと心残りでした。そんな中、久しぶりの投稿に「おかえり!」のコメントをくださった皆さん、ありがとうございます。当時の私には育児と仕事の両立がどうしても難しく、一度仕事から離れて、まずは娘との時間をじっくり生きてみようと思ったんです。また、17歳からモデルとしての経験は積み上げてきたけれど、本当にしたいことは何だったのかを考える隙がないまま母になりました。地元・沖縄のゆったり流れる時間の中に3年間身を置いたことで、娘にも自分自身にも心を向け、モデルとしてがんばりたいという気持ちが強くあることに気づけたんです。復帰して初めての撮影は緊張したけれど、とっても楽しかった!
休む前よりも純粋に楽しめている自分がいて、離れたことにも意味があったのだと思えました。そのポジティブなマインドは子育てにも伝染している気がします。私の場合は、ママ以外の一面を生きられていることが自信になっているのかもしれません。6歳という心が大きく育つ時期での移住に娘もきっと戸惑ったはずですが、今や子育て=大変だと思っていた時期を懐かしむくらいしっかり者です。そんな娘の姿に励まされながら、新しいことにも挑戦する1年にしたいと思っています。
PROFILE
岸本セシル
きしもとせしる●モデル。1990年、沖縄県生まれ。17歳でモデルデビュー。ファニーさとミステリアスさを併せ持つ唯一無二の魅力が同世代を虜に。数々のファッション誌でカバーを務めた。2019年に第一子を出産。約3年間の休息期間を経て、今年活動を再開。
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撮影/佐藤航嗣〈UM〉 ヘア・メイク/佐川理佳 スタイリング/鈴木美智恵 取材・文/藤井そのこ 編集/鈴木貴子 撮影協力/UTUWA
*VERY2025年9月号「オトナになっても好きなこと」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品は販売終了している場合がございます。