【BTSの弟分・CORTIS】日本初ショーケースを完全レポ!「BTS先輩が日本初のショーケースを行ったこの場所で、僕たちも始めたいと思いました」

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2025年11月5日、BTSやTOMORROW X TOGETHERが所属するBIGHIT MUSICの大型新人グループ CORTIS が、Spotify O-WESTにてCORTIS The 1st EP [COLOR OUTSIDE THE LINES] 発売記念ショーケースを開催しました。日本初のショーケースをSpotify O-WESTで開催した理由は、「BTSが日本で初めてショーケースを行った場所だから」。BIGHIT MUSICのDNAを受け継ぐCORTISの熱いショーケース (第一部) の様子を、JJnetが詳しくお届けします!

CORTIS(コルティス)PROFILE

BTSやTOMORROW X TOGETHERと同じ事務所BIGHIT MUSICから6年ぶりにデビューした、MARTIN (マーティン)、JAMES (ジェームス)、JUHOON (ジュフン)、SEONGHYEON (ソンヒョン)、KEONHO (ゴンホ)の5人で構成されたボーイズグループ。グループ名は「COLOR OUTSIDE THE LINES(線の外に色を塗る)」から不規則に6文字を抜き出して作られ、「世界が定めた基準やルールから外れ、自由に考える」という意味が込められている。新しく独創的な感覚で楽曲制作・振付・映像などを自ら手がける「ヤングクリエイタークルー」であり、それぞれの物語をもとに作詞、作曲、パフォーマンス、ビデオグラフィーなどの多彩な分野でクリエイティビティを発揮している。

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登場曲「GO!」で会場の雰囲気は一気に最高潮に!

会場に集まったファンが今か今かとメンバーの登場を待ち望む中、いきなり「GO!」のパフォーマンスでショーケースがスタート。「GO!」は、Spotify「デイリーバイラルソング・グローバル」チャートで1位を獲得した楽曲。爆発的なエネルギーを放つパフォーマンスと新人離れした安定感のあるボーカルが一体となり、会場の熱気は一気に高まりました。

この日のMCを務めるサッシャさんから「CORTISの皆さんよろしくお願いします!」と言われると、リーダー・MARTINが「はい!挨拶します!」と元気よく声をあげ、「こんばんは!CORTISです!」と全員が声を揃えました。

MARTIN:CORTISのリーダー、MARTINです。皆さんにお会いできて本当に嬉しいです。今日はみんなで思いきり楽しみましょう。

JUHOON:こんばんは、JUHOONです。日本では初めてのショーケースなので、とてもドキドキしています。 頑張ります。

KEONHO:はじめまして、KEONHOです。皆さんに会うことをとっても楽しみにしてきました。今日は皆でいい思い出を作りましょう。Let’s GO!

SEONGHYEON:こんばんは、SEONGHYEONです。僕たちが日本でショーケースをすることが信じられません。皆さんに楽しんで帰ってもらえるように頑張ります。ありがとうございます。

JAMES:東京!盛り上がれ!こんばんは、JAMESです。会いたかったです。僕たちに会いに来てくださってありがとうございます。みんなで楽しみましょう!

挨拶が終わった後、ファンからの声援が冷めやらぬ中、「JoyRide」と「What You Want」を立て続けに披露。「JoyRide」は夏の夜の熱気を彷彿とさせるようなオルタナティブロックナンバー。そして、The 1st EPのタイトル曲である「What You Want」を「欲しいものは必ず手に入れる」と高らかに宣言するように歌い上げ、新人とは思えない自由でエネルギッシュなパフォーマンスで会場を沸かせました。

 

「いつかBTS先輩、TOMORROW X TOGETHER先輩のように大きな会場でライブができるようになりたい」

MC:日本初のショーケースですけど、心境はいかがですか?

JAMES:僕たちはデビューしてまだわずかなのですが、こうして日本でショーケースができるなんてとても嬉しいですし、熱い情熱的なファンの皆さんにお会いできて、とてもワクワクしています。

MC:日本で初めてのショーケースなので、「CORTIS」というグループ名の由来を教えてください。

KEONHO:「CORTIS」というグループ名は「COLOR OUTSIDE THE LINES」という文章からアルファベットをランダムに6文字取って、そこから付けられた名前です。「世の中が定めた基準やルールから外れて自由に考える」という意味が込められています。 僕たちを表す、本当にいい文章だなと思います。

MC:色々な記録を打ち立てているThe 1st EP [COLOR OUTSIDE THE LINES]ですが、メンバーの皆さんがどのようにEPの制作に関わったのか教えてください。

MARTIN:The 1st EP [COLOR OUTSIDE THE LINES]は、アメリカとソウルを行き来しながら作りました。 僕たちの内面をそのまま表現している、まるで日記のような作品です。僕たちにとって、とても意味深いEPとなりました。この過去2年間くらいで、300曲近く制作しましたが、その中で一番僕たちらしい5曲を選んで収録しています。

MC:このEPを聴くと、CORTISがどんなグループがわかるということですが、他にどんな魅力があるか教えてください。

JUHOON:今回のEPに収録されている5曲は、それぞれ違ったテイストの楽曲になっています。 ジャンル的にも、色々な試みを行いました。例えば、サイケデリック・ロック、エクスペリメンタル・ソウルなども含まれています。そして、僕たちが振り付けや映像など、自ら制作に携わり、より僕たちらしさが現れるように努力しました。

MC:CORTISがクリエイティブをするにあたって、最も大切にしているものは何でしょうか?

SEONGHYEON: 僕たちが一番こだわっているポイントは、やはり自分たちらしさを出すというところです。いくらかっこいい曲や歌詞が出てきたとしても、「それは本当に僕たちらしいのか」というところをまずチェックして、みんなで頭を悩ませて作っています。だからこそ、僕たちらしさがそのまま出ている作品になったのかなと思います。

MC: The 1st EPが米「ビルボード200」にチャートインした時に、お祝いしている映像もありましたが、どんなお気持ちだったんですか?

SEONGHYEON:(日本語で)たくさんの方が僕たちの音楽を聴いてくださって、本当に嬉しかったです。

MC:JAMESさんはこれまでILLITやTXTなどの振り付けにも関わってきましたが、振り付けはどのように行われるんでしょうか?

JAMES:まず、先輩たちの曲の振り付けに参加できたのは、本当にいい機会だったなと思います。 できるだけ先輩方のお力になれるように一生懸命頑張りましたし、学ぶべきこともたくさんあったなと思いました。そして、自分たちの曲でまず振り付けを考えるときに大切なのは、ポイントとなるアクションを作ることかなと思います。 例えば「FaSHioN」の場合は、襟元を掴むとか。そこをまず考えました。

MC:今回、日本初のショーケースの会場にSpotify O-WESTを選んだのには、実は意味があるんですよね?

KEONHO:(日本語で)BTS先輩が日本で初めてショーケースを行った場所なので、僕たちもここで始めたいと思いました。

JUHOON:僕たちも BTS先輩、TOMORROW X TOGETHER先輩のように、いつか大きな会場でライブができるようになりたいなと思います。 その第一歩がまさに今日じゃないかなと思っています。

MC:実際に先輩たちからどのようなアドバイスがあったか聞かせてください。

MARTIN:(日本語で)BTS先輩にはたくさん応援していただきました。特にJ-HOPE先輩からは「周りの方への感謝の気持ちを忘れず、謙虚な気持ちを大切に」と言われました。TOMORROW X TOGETHER先輩からもステージについてのアドバイスをいただきました。心から尊敬している先輩たちです。

SEONGHYEON:先輩方の足跡をちゃんと辿っていけるように、一生懸命ベストを尽くしたいと思います。

KEONHO:これから先、多くの方々が僕たちの音楽を聴いてくださるような、そんなアーティストになれるといいなと思います。 そして僕たちはいつまでも音楽を愛する者として、残っていけたらいいなと思います。

JAMES:皆さんサポートしてくださり、本当にありがとうございます。僕たちの旅をずっと一緒に共にしてくれると嬉しいです。

 

会場の熱いアンコールに応え、2曲を披露♡

CORTISのThe 1st EPにかける思い、クリエイティブへの情熱をたっぷり聞けたところで、いよいよ次の曲へ。ラストに披露したのは「FaSHioN」。「FaSHioN」は、トラップサウンドにサザンヒップホップの要素を加えた、荒々しいエネルギーが爆発するような一曲。音楽に限らず、ファッションにおいても、既存のルールではなく、CORTIS独自の羅針盤に従うという意思表明が込められています。

ファンの声援と掛け声が轟く中「FaSHioN」のパフォーマンスを終えたメンバーは、MARTINの「せーの!」という掛け声に合わせて、「ありがとうざいました!」とお辞儀。手を振ったり指を差したり、ファンサに丁寧に応えながらステージを去りました。

しかしファンの興奮は冷めやらず、会場にはアンコールが鳴り響きます。そして、その声に応える形でメンバーが再び登場。JAMESの「東京!叫べ!」という一声で、観客のボルテージが最高潮に。第一部のアンコールでは「FaSHioN」と「GO!」を披露しました。音楽に身を任せ、思い思いに動きながらファンを煽ったり、視線を送ったりしながら、最後までエネルギッシュな姿を見せました。

初の来日ショーケースを成功裏に終えたCORTISの、“ヤングクリエイタークルー”としての独自性と、“圧倒的なライブ力”を兼ね備えた彼らが、K-POPシーンに新たな潮流を生み出していく姿に期待せざるをえません。今後、日本での本格的な活動にも注目です。

「CORTIS The 1st EP [COLOR OUTSIDE THE LINES] 発売記念ショーケース」第一部 2025年11月5日 at Spotify O-WEST

セットリスト
01. GO!
02. JoyRide
03. What You Want
04. FaSHioN
<アンコール>
05. FaSHioN
06. GO!

 

写真/(P)&(C) BIGHIT MUSIC 取材・文/浅井美咲 編集/崔允瑛