武井咲さん×桐谷美玲さんがママたちに贈るメッセージ
10月11日に行われたVERY FES.では、10代からプライベートでも仲良し!という武井咲さんと桐谷美玲さんのスペシャルなトークショーが開催されました。前半の2人の歴史に続いて、後半は子育てとママへのメッセージをお届けします。
前編はコチラ!
▶武井咲さん×桐谷美玲さん『Seventeen』時代は毎日のように会っていました」
VERYは創刊30年! その時、2人は?
「西暦ボール」を引いてその年の自分たちについて、その時々の思い出を語っていただくというコンテンツでトークショーは進行
武井さんが引いた「1995年」は、VERY創刊の年で、当時武井さんは2歳、桐谷さんは5歳。まずは武井さんの2歳の頃の写真が映し出されると、可愛い!という声が。「1歳なのであまり覚えていないですが、洋服がすごく好きで。自分で着たい服を小さいながらに選んで、ファッションに夢中でした」。桐谷さんは、保育園のお泊まり保育時の写真を披露。「可愛い♡」と武井さんも興奮。「今はあまり着ないのですが、ピンクが大好きでプリンセスになりたかった頃。今はついモノトーンの服ばかり。でもこの頃はフリフリしたものも大好きでした。この頃はシャイで内弁慶で人見知りで。家から一歩外に出た瞬間全然喋れない子どもでした。だからその頃の私を知っている人からすると、こういう仕事をしているのが不思議だとよく言われます」。今まさに桐谷さんの息子さんが人見知りを発動中なのだとか。「ママの後ろに隠れて、完全に血を引いています」と話すと、「そうだね、ママの後ろに隠れているもんね(笑)」と武井さん。2人で微笑みながら、温かく見守っている様子が伝わってきました。桐谷さん自身はこのお泊まり保育を経て一人で寝られるという自信がついて、「自分の部屋で寝てみたり、祖母の家に一人でお泊りしてみたりした気がします」。
「昨日の子どもたちとはもう会えない」 「自分をハグする時間を大切に」 2人からのメッセージ
そしてトークショーの後半は、集まった読者さんたちに温かなメッセージも。
「忙しくてストレスが溜まってしまったり、子どもたちとうまくいかなくて落ち込んだりすることもあるんですけど。でも、気づいたら子どもたちって大きくなっていませんか? 大きいピアスつけられないなとか、スカート穿けないなと言っているうちに、気づいたら手から離れていってしまって。アルバムのフォルダを見返しては、こんなに小ちゃかったんだ、すごい尊いなと思うことが本当に多くて。なるべくその瞬間を噛み締めながら、大事に楽しんで、子どもたちと一緒に成長していけたらなと心の中では思っています。うまくいかない日もあるんですけど、今しかないこの瞬間、昨日の子どもとはもう会えないから、大事に楽しんで過ごしてほしいなと思います」と武井さんは笑顔で語りかけてくれました。
桐谷さんも「子育てって本当に終わりが見えなくて、いろんなことがありますよね。でも咲が言っていたように、その一瞬一瞬を楽しめたらいいなと私も思っています。一人の時間が持てなくて辛いなと思うとき、『VERY』を見てちょっとでも息抜きになってくれたらいいなと思います。「私たちに、ハグを」という『VERY』のテーマがありますが、自分をハグできるような、心がふっと休まるような瞬間を少しでもとってもらえたらすごくいいなと思います。ママたちはすごく頑張っているし、絶対に一人じゃないので、みんなで一緒に頑張っていきましょう」。
時折、会場の子どもに優しい目を向けながら進んだトークショーは穏やかに幕を閉じました。
取材・文/有馬美穂
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