「これは保湿クリーム?ファンデ?」下地不要でもちもち美肌に!【美容賢者の本音レビュー】
衣替えの季節がやってくると変えたくなるのがファンデーション。保湿クリームの中に顔料を配合し、肌を極上の潤いで包みながらリラックス感のある仕上がりを叶えるスキンケア発想のベースメークで年末までの忙しい日々を駆け抜けて。
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【今月の名品】SUQQU スキンケア クリーム ティント
◯ 下地&パウダー要らず!保湿クリームがファンデーション
艶肌ファンデに定評のあるSUQQUが10年かけて研究したスキンケア発想のファンデーション。アミノ酸コーティングした顔料をオイルに閉じ込め、濃密な保湿クリームでくるみ、肌をしっとり保つ柔らかい膜を形成。みずみずしさを長時間保ちながら、素肌の延長のように色ムラをカバー。透明感あふれる艶めきが続く新感覚のベースメークです。
SUQQU スキンケア クリーム ティント10(全3色)40 g ¥8,250/SUQQU
ジャスフォー目線レビュー
【Around40レビュアー】STORY美容ライター 松葉恵里
元国際線CA。今月は女性ホルモンに良いローズをヘアケアに取り入れたり愛飲する日々です。
◇ 単なるナチュラルさでは間が持たな時の 敏腕マネージャー
ここ最近は何事も引き算が大事だと思っています。というのも、40歳過ぎてから甘々な服を着ると重く感じることが増えたのがきっかけ。トレンドも「盛る」から、あえてブランドロゴを打ち出さない控えめさこそ、美しいと思われるようになってきました。
そして40代こそ、そんな佇まいを持つ人に奥ゆかしさを感じます。私もファッションのみならず、久々にバッサリ髪を切り、汗を流すバレエエクササイズに通い、髪も体も削ぎ落とし活動中。肌も、そんな生活に合わせて必要最低限のUV下地をしっかり塗布し、ファンデなしにしてアラはコンシーラーで…というベースメークが定着。
自分的には、いいじゃんこの流れと思っていたのですが、何事も正直な中1娘が一言。「ママ〜毛穴目立つね〜」と。ツルッとした肌の持ち主が言うから反論もできない。包み隠さず本音をぶちまける娘は、時に美容の指針でもあり、それからというものの、ピーリングしたりポテンツァしたり…しかしファンデを復活させて隠そうとするほど、厚塗りにより毛穴って余計に目立つんですよね。
そんな踏んだり蹴ったりな状況から救ってくれたのが、SUQQUのスキンケア クリーム ティント。目から鱗だったのが「下地要らずなファンデ」。下地なしって乾燥しそう! という不安が杞憂に終わったのは、保湿ケアの先駆者SUQQUだからこそ。
SUQQUといえば艶肌ですが、そのベースにあるのが確固たる保湿重視のスキンケア発想が軸にあるからで、使ってみたら乾燥しないどころか美容クリームを塗り続けている感覚の負担のなさ。とはいえファンデだから、アラの払拭はお手のもので。ジム後にお出かけに行く際のメークも、今までUV下地+コンシーラーだったところから時短で仕上がり、娘からも「いい感じ」とのお声をいただきました。
さあいよいよ年末に向けて立て込む時期に突入、あれこれ試す時間は正直ない。とにかくこれを使ってみて!
アラフォー目線レビュー
【Over40レビュアー】STORY美容ライター 稲益智恵子
ビューティ連載を長年担当。最新美容、アート、美食にときめき「美」の栄養をチャージする毎日。
◇ もうファンデ選びに迷わない。理想の生ツヤ肌へ
メークアイテムの中で、季節によって使い分けるもの、それはベースメーク。もちろんアイシャドウやリップも季節に合わせて色味を変えますが、ベースメーク選びは肌状態とダイレクトにつながるので、より慎重になります。
日差しが強い春から夏にかけては、とにかく紫外線から肌を守り、崩れにくいことが最優先。急激に肌が乾燥する秋から冬にかけては保湿力重視。そして年齢的にはカバー力が必須だけど、肩に力が入りすぎていないリラックス感のある素肌っぽい仕上がりもほしい……と、アネフォー肌がベースメークに求める条件はまるで底なし沼のよう。私も季節によって肌がめまぐるしく揺らぐようになってから、頻繁にファンデを買い替えるようになっていました。
SUQQUのスキンケア クリーム ティントはそんな先入観を見事に覆してくれました。発売されたのはまだ汗ばむ日が続いていた秋口。下地なしでもするする伸び広がる薄膜の仕上がりはとても軽やかで、暑い季節にもぴったり。さらに仕上げのパウダーなしでもピタッと密着して崩れない。
それからほぼ毎日このファンデを使っていたのですが、少しひんやりとした空気を感じたある朝のこと。いつものようにスキンケア クリーム ティントを伸ばしていたら、かすかに潤いが弾けて肌を包んでいくような感覚が。そして、秋が深まるといつも感じていた日中の肌のツッパリ感も一切ない。それはこのファンデの新処方のなせる業。
これまでのファンデとは逆の発想で保湿クリームの中に顔料を配合しているのです。さらにその顔料もペースト状のオイルで閉じ込め、ソフト ソリッド カプセルにしてクリームで包み込んでいるから、なめらかに肌に密着します。つけている間も肌の水分量が上昇するというのもうれしい。
久しぶりに一年を通じて肌をベストな状態に保てるベースメークに出合えました。これでしばらくファンデ迷子を返上できそうです。
撮影/渡辺修身 取材/稲益智恵子、松葉恵里 ※情報は2025年12月号掲載時のものです。
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