イケメンに“あごクイ”も⁉大人が楽しめるドキドキな【没入型エンタメ】!<豪華ディナー付き>
没中型劇場施設のイマーシブ・フォート東京に、ミステリアスな19世紀のフランスの貴族の世界を体験できる、コースディナー付きのかつてなく豪華なイマーシブシアター「真夜中の晩餐会~Secret of Gilbert’s Castle」が登場。ついに、体験してきました!煌びやかなシャンデリアや揺れる燭台など、STORY世代にはたまらないラグジュアリーな空間で、美味しい料理を堪能しながら、ドキドキの展開が待ってます!
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ゲストそれぞれに役割!?招待状から始まる物語
体験は、ジルベール邸で開かれる「真夜中の晩餐会」の招待状がゲストに渡されるところから始まります。ジルベール家の令嬢ソフィとリュークの婚約披露のパーティーで、謎めいたゲストとフランスの貴族の”光と闇”、そして繊細な人間模様が描かれたストーリーとなっています。
招待状には、ゲストそれぞれの役名や登場人物との関係性などが記されており、登場人物から名前で呼びかけられたり、役柄に応じた会話が交わされるなど自分だけの物語が生まれます。
自分の役柄の設定にワクワク
ちなみに私はソフィの知り合いの舞台女優という素敵な役を頂くことができました。もしかしたら、舞台を見たという登場人物に話しかけられるかもと既にドキドキ。自分の人生とかけ離れた華やかな役柄で既にテンションが爆上がりです。
全員の受付が済むまで待ち時間が多少あるのですが、役柄について考えているとあっという間に時間が過ぎてしまいました。
プロローグからスリリング
全員の受付が終わるとプロローグの映像が始まります。その後、ジルベール家の使用人が迎えにきて、邸宅に案内されるのですが、先に到着しているはずの別のグループがまだ来ていないなど不穏な雰囲気も…。
邸宅の中に入ると、晩餐会がはじまるまで、個室で待つように個別に指示が出ます。
個室に入ると王子様のようなイケメンが!
部屋に入ると王子様のようなイケメンが座っているではありませんか!イブと名乗る金髪の青い目の謎の招待客の1人です。
こちらの部屋に招かれたのは私ともう1人の参加者でどちらも初参加。2人とも40代のSTORY世代で、イケメンと3人きり?になり、動揺が隠せません。
もう1人の参加者の方から声をかけられ、いきなり急接近で、あごクイ!?。あれを自分の番でされるのかと思うと、大パニック。
「君は僕のものだよ」といったいろんな甘いことを(耳元で)囁かれたような気がするのですが、半分正気を失いかけていたので、よく覚えていません。
スリル満点なミステリアスな展開も!?
途中、ジルベールの主人が突然部屋に来て何かを探している様子など物語に関わるスリル満点の展開がありました。
これから体験する方のお楽しみということで、具体的な内容は避けますが、その他、いろいろ、ファンサービスが凄過ぎて、イブ様のお部屋は特に女性にとっては、大当たりだと思います!
煌めくシャンデリアの豪華な晩餐会会場へ!
まだ、始まって30分もたたないのに、刺激が強過ぎる場面が続いて、呆然とする中、晩餐会の席に着くことができてホッ…としたのも束の間、すぐに、次の展開が始まります。
撮影OKタイムがあります!
ここから写真撮影がOKなタイムが始まるので、席を立つことはできませんが、近くに来てくれた登場人物と撮影を楽しんだりすることができます。
登場人物に話しかけられたり、ダンスタイムも
舞台でのストーリー展開や歌などのショーも楽しいのですが、登場人物が常に話しかけに来てくれたり、ダンスタイムなどもあるので、暇と感じる時間が全くありません。
しかも!私の役は舞台女優ということで、登場人物が私の役柄の名前を既に知っていて、話しかけてくれるので、自分は女優なのかもという錯覚が半端なかったです。仕舞いには「次の舞台の招待状を送りますわね」など、ペラペラとセリフが出てくる始末でした。
イブ様もテーブル席に来てくれて、大接近で話しかけられ、再びあわあわ。実は、室内の時の展開で、イブ様からリボンを首にかけてもらったのですが、これも後の展開に関わることはこの時は知るよしもなく…。
そして、食事が食べ終わった頃、突然、室内が暗転して…クライマックスまで怒涛の展開となります。
物語を表現したコース・ディナー
ストーリーはネタバレとなってしまうので、これ以上詳しくは書けないのですが、お楽しみの食事の紹介をしたいと思います。
晩餐会で提供される食事は、前菜・メイン・デザートで構成されたコース料理となります。
前菜の前にシャンパンで乾杯をします。(ノン・アルコールも選ぶことができます。)その時にテーブルに置かれたシロップを入れるのですが、私のものは美しいブルーでした。赤色の方もいるようで、こちらもストーリーと関係があるのか気になるところです。
前菜は、物語のモチーフでもある蝶々が飾られた見た目も華やかな魚のカルパッチョです。ジュレと共に、さっぱりと頂けます。
メインはお魚とお肉が選べますが、今回はお肉をチョイス。ローストビーフ風でお肉も柔らかく、ボリュームもあり、メインとしては十分な存在感でした。
付け合わせのパンもちょうど良い柔らかさで、バターはないので、ソースと一緒に食べると美味しかったです。
最後のデザートは、繊細なレースのクッキーと添えられた薔薇の蕾が華やかなチョコレートムースでした。一番ボリュームがあり、濃厚なしっかりした甘さのあるチョコレートで、満足感のある一品でした。
エンターテイメントを取り込んだコース料理としては、全体的に十分に美味しく頂ける内容でした。
それぞれの楽しみ方がある晩餐会
ただ、ゆっくり食事だけを楽しむという趣旨ではなく、イベントの中で食べるので多少の慌ただしさはあります。自由散策の時間は、他の部屋に移動しても、晩餐会の会場に残って、食事を食べてもいいので、食事の時間をより楽しみたい方は、晩餐会の会場に残るのもオススメです。
会場にも登場人物がいるので、イベントの楽しさが軽減するということはありません。
1人でも大丈夫?ドレスコードは?参加にあたっての注意点
事前予約は必要?
体験時間は120分、限定50席なので、週末や祝日は予約がベターです。平日の午前中は比較的空いているので、当日券でも入りやすいようです。
1人でも大丈夫?
はい!むしろ、体験は個人で違うので、1人で来てもグループで来ても楽しむことができます。グループの場合は異なる体験を後でシェアできるという楽しみもあります。隣に座っていた参加者は、1人の参加で、11回目という方もいました。
ドレスコードはあるの?
普段着でもドレスアップしても、どちらもOKです。せっかくなので、貴族の世界観をより楽しむためドレスアップをオススメします。登場人物にも服装について褒めてもらえるので、アクセサリーなどだけでも華やかだとベター。
ただ、階段を登り降りしたり、緊迫した状況で早足で移動ということもあるのでピンヒールのような靴は避けて、歩きやすい靴がオススメです。
小さなショルダーポーチがあると便利
移動があるので、荷物やコートなどは事前にロッカーに預けて、身軽な格好で参加することをオススメします。携帯やカメラ、招待状を入れる小さなショルダーポーチなどがあると便利です。
どんな人に向いている?
想像以上に、濃密な接触があるパターンもあります。今回、主要登場人物のイブ様との絡みが多かったので、女性としては、かなり大当たりな役だったと密かに思っています。
私個人としては、(心臓が飛び出るほど)ドキドキはしましたが、不快であるとは感じませんでした。ただ、人によっては抵抗があるかもしれないので、その点はきちんと趣旨を理解して参加することをオススメします。また、18歳以上と年齢制限もあります。
演技やダンスなどは全くできなくても、演者の方のリードで没入感は十分に味わえますので、恥ずかしがり屋の方も楽しむことができるので、イマーシブ体験が初めての方も心配ありません!
2万48000円のチケット代は高いか?!
全体を通して、退屈する時間は全くありませんでした!登場人物に誘導されて起こるイベント、自由に動ける時に起こるハプニング、食事の時の座って鑑賞する時間など、とてもバランスが良くストーリーが展開されます。
ただし、躊躇してしまうのが、金額が2万4800円という決してお安くはないお値段です。今回、体験してみて、大人世代が楽しめるテーマパークとして考えると、数少ない貴重な機会ですし、都内でコースのディナーに没入型のショーであると考えると妥当なお値段だと感じました。
個人的にはリピートありです!
クリスマスの時期の特別な体験として、カップルや夫婦、そして、お友達同士の冬のお出かけ先としてもピッタリです。ぜひ、一度は体験してみてください!
>>「真夜中の晩餐会~Secret of Gilbert’s Castle」についてはこちらから
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