ジェーン・スーさん「むしろ今失敗をしておかないとまずいです」“失敗したくない”アラサー世代への名言5選

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傷つきたくないし失敗もしたくない私たち。でも、人生のちょっと先輩であるジェーン・スーさんがそれはまずいと教えてくれています。勇気を出して一歩を踏み出し、しっかりつまずいておかないとダメみたい。その理由に納得。さあ、挑戦しましょう!

1.むしろ今、失敗をしておかないとまずいです

失敗するのは怖いですよね。でも、今こそたくさん失敗しておきたいタイミング。自信って、成功ではなく「失敗から立ち上がった経験」でしか得られないから。正直今は、転ぶのが難しい時代でしょう。周りがどんなに「ヘマしたっていいんだよ」って言ってくれても、ChatGPTに聞けば安定の正解が出てきて、ミスしたことがデジタルタトゥーとして残ってしまう可能性もある。でも残念ながら、失敗しないと人は成長しないし、強くもならないんです。全部がとんとん拍子にうまくいった人って、「たまたま運がよかっただけかも」と自分の実力を認められないんですよ。でも、ド派手にしくじった後に立ち直った経験がある人は「何が起きても大丈夫」とどっしり構えていられる。小さなものから大きなものまで自分で苦い思いをしないと越えられない壁があります。ずっと安全な道を歩んでいる人は、失敗への恐怖だけが強くなってしまいます。あと、失敗したこと自体ではなくて「失敗から立ち直った自分」にきちんと記憶のスポットを当てることもすごく大事。これは癖づけなので、後者に注目すると次にドジってもまた立ち直れますよ。大丈夫、どんどん失敗しましょう。

2.人と比べてしまうのは、自分に自信がないから

他人と比べてしまうのは、自分の土台がしっかりしていないことの裏返し。誰が何と言おうと自分を一番幸せにするものが何かを理解していれば、周りと比べてどうかなんて気にならなくなる。でも、CLASSY.世代でそれがわかっている人は稀なので、ご安心を。迷いから抜け出すためには、とにかくすべてやってみることです。例えば、オシャレなお店に行って、高級なご飯を食べて、話は合わないけどイケてるコたちと一緒に過ごしてみる。そんな「これが正解」とされるチェック項目を全部クリアしたのになぜか虚しさを覚えたら、それらはあなたを幸せにする項目ではないということ。そういうことを全神経を尖らせて何度も繰り返したら、「何が自分を楽しくしてくれるのか」がわかるようになります。逆に30代前半までにこれをやっておかないと後々辛いかも。中高年になっても自分の夫や子どもを人と比べたり。そうならないために“人生すごろく”みたいなことをどんどんやりましょう。今の歳で失敗してもリカバリーできないことってないですよ!

3.30歳で「何者か」になれる方が異常

30歳で大成している人なんてそういません。『Forbes』で“世界を変える30歳未満”の審査員を務めてた私が言うのもなんですが、大谷翔平さんのような人は何万人に一人ですから。私がジェーン・スーとして仕事を始めたのは35歳くらい。それまでは普通の会社員でした。本を出したのは40歳です。だから30歳で何者にもなれていないなんて気にしなくていいし、もっと言うと、何者かどうかは人が決めることなので、自分では決められないんです。だから焦らずに自分にしかできないことを見つけていくという作業を一生懸命やるしかありません。その積み重ねの先で何者かになったあなたに会えるでしょう。もう一度言っておきます。「30歳で何者かって異常!!!」です。

4.「結婚しなきゃ」と焦るのは、社会のせい

世の中で起きていることで、自分が自発的に思っていることなんてほとんどありません。大体のことは世の中の価値観がそう思わせています。「結婚しなくちゃいけない」と思うのは、「女の人は結婚して子供を産むのが幸せ」と社会が思わせているから。でも35歳くらいまではそういう価値観に惑わされてもいいと思います。「結婚しないとダメな気がする」と思うなら全力で婚活をしてみるのもあり。男性好みといわれている服装をして、“結婚すること”を生活の最優先にしたら、「それが自分を幸せにするのかどうか」がわかります。ちなみに私は35歳の時に結婚式場の仮予約までしましたが、やっぱり結婚したくなくてやめました。それまでは「結婚しないと社会不適合者と思われるかも…」なんて思ったこともありましたけど、あの時結婚しなくて本当によかった!と今の私は思っています。

5.「相手の喜ぶ顔が見たい」が今のモチベーション

すごく逆説的なんですけど、「相手の喜ぶ顔が見たい」と思っていろんなことをやっていると、不思議なことに返してくれる人が増えるんですよ。鏡を見て「私最高!大丈夫!」って言うだけでは何も変わらないけど、「相手のためになることってなんだろう」って真剣に考えてそれを一生懸命やると、いつの間にか相手も自分を大切に扱ってくれる。そうすると「そう扱われる自分ってまあまあ悪くないな」って自己受容が進むんです。それは仕事もそうだし人間関係もそう。私が今自分に対して気に入っているのは、若い人のつゆ払いを少しずつできているところ。これから来る若いコたちが少しでもラクに歩いていけるように雑草があれば抜いておくし、障害物があればどけておくようにしているのですが、それが楽しくて。こんな風に年齢を重ねられているのはよかったなと思っています。

Information

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ジェーン・スーさん(コラムニストラジオパーソナリティ)
作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』、ポッドキャスト番組『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』のパーソナリティとして活躍中。率直な洞察に満ちた視点でお悩みを解決してくれる令和のご意見番。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎文庫)で第31回講談社エッセイ賞を受賞。そのほか著書多数。

【衣装クレジット】ジャケット¥29,700(HeRIN.CYE)ブラウス¥53,900(エイトン/エイトン青山)デニムパンツ¥22,000(ニードバイヘリテージ/ゲストリスト)ローファー¥161,700(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)ピアス¥41,800スクエアリング¥33,000リング¥46,200バングル¥41,800チェーンブレスレット¥73,700(すべてブランイリス/ブランイリス トーキョー)

撮影/佐藤航嗣(UM)、ヘアメイク/川村友子、スタイリング/濱口沙世子 取材/棚田トモコ 編集/平賀鈴菜 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年1月号「人生に失敗なんかないPart2・先輩がくれた言葉」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。