ドラマオタクが太鼓判!絶対面白い2026年冬ドラマベスト5
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「冬のなんかさ、春のなんかね」(日本テレビ)公式ホームページより
続々とスタートしている2026年1月期のドラマ。ドラマオタクのコラムニスト小林久乃と元JJ編集長イマイズミのふたりが「これは絶対に面白いはず!」と太鼓判を押す注目作品をピックアップ。今クールはコタツでのんびり楽しめる、ほっこり系がくるかも!?
【コラムニスト小林久乃が選んだ5本】
①『冬のなんかさ、春のなんかね』(水曜22時/日本テレビ系)
②『リブート』(日曜21時/TBS系)
③『ラムネモンキー』(水曜22時/フジテレビ系)
④『探偵さん、リュック開いてますよ』(金曜23時15分/テレビ朝日系)
⑤『嘘が嘘で嘘は嘘だ』(日曜23時15分/フジテレビ系)
【元JJ編集長イマイズミが選んだ5本】
①『冬のなんかさ、春のなんかね』
②『リブート』
③『テミスの不確かな法廷』(火曜 22時/NHK総合)
④『探偵さん、リュック開いてますよ』
⑤『俺たちバッドバーバーズ』(金曜 24時42分/テレビ東京系)
冬にぴったりのラブストーリーと考察系サスペンスがランクイン!
元JJ編集長イマイズミ(以下、イマ):2026年1月期のドラマがスタートしましたが、今回は珍しく3本も気になる作品がかぶりましたね。
コラムニスト小林久乃(以下、小林):その中で、私たちがそろって1位に選んだのが『冬のなんかさ、春のなんかね』です。
イマ:過去の恋愛が尾を引いて、「きちんと人を好きになること」からどこか逃げてしまっている小説家・土田文菜(杉咲花)が主人公。迷って、間違えて、それでも前に進もうとする姿を描いた物語です。監督・脚本は『1122 いいふうふ』(2024年/Prime Video)の今泉力哉。
小林:やっぱり冬は、こういう心に染みこんでくるようなラブストーリーが観たくなりますよね。杉咲花×今泉力哉という組み合わせだけで、もう期待値が上がります。ふたりは『杉咲花の撮休』(2023年/WOWOW)以来、二度目のタッグです。
イマ:文菜の恋人・佐伯ゆきお役を演じるのは成田凌。ふたりは朝ドラ『おちょやん』(2020年/NHK総合)では夫婦役でした。『おちょやん』では、劇団員と不倫して妻に離婚を突きつけられるダメ夫でしたが、今回は優しくてまっすぐな男性のようです。
小林:このドラマのテーマは「人を好きになるって、どういうこと?」。たしかに、これは簡単じゃないですよね。実はこの前、私もChatGPTに聞いてみたんですよ。
イマ:え、どんな答えでした?
小林:めちゃくちゃ長かったので、今度じっくり話します(笑)。
イマ:今カレは成田凌ですが、元カレ役には倉悠貴(柴咲秀役)、栁俊太郎(小林二胡役)、細川佳央太(佃武役)と、若手実力派がずらり。そして、文菜に何度か告白したけれど実らなかったアルバイト時代の先輩・早瀬小太郎役が岡山天音!
小林:なんて、ぴったりすぎる役。彼は『ひらやすみ』や『べらぼう~蔦重栄華乃夢~』(ともに2025年/NHK総合)での演技も素晴らしかったので楽しみですね。
イマ:そして、1位に続いて2位も『リブート』でかぶりました。
小林:『ザ・ロイヤルファミリー』(2025年/TBS系)からすっかり日曜劇場ファンになりました。
イマ:妻殺しの罪を着せられたパティシエ・早瀬陸は、真犯人を見つけるために警視庁捜査一課の悪徳刑事・儀堂歩(鈴木亮平)に顔を変えて、事件の真相に迫っていくという“エクストリームファミリーサスペンス”です。
小林:うーん、鈴木亮平は「儀堂に顔を変えたパティシエの早瀬」と「悪徳刑事の儀堂」の二役を演じるってことですかね?
イマ:そもそも、顔を変える前の早瀬は誰が演じるんですかね?
小林:あらすじを読んでも疑問だらけですが、このドラマの見どころはなんといっても主演の鈴木亮平! 主演を務めた『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(2025年)は興行収入50億円を突破、映画もドラマもこなす、いま日本で一番信頼できる俳優と言っても過言ではありません。
イマ:鈴木亮平といえば、『HK 変態仮面』(2013年)では体重を15kg増量、『天皇の料理番』(2015年/TBS系)では20kg減量、『俺物語!!』(2015年)では30kg増量したという驚異的な役作り。絶対、体に悪いですよね(笑)。
小林:体重管理だけではなく、西郷隆盛(『西郷どん』)や冴羽遼(『シティーハンター』)など、どんな役でも完璧に演じられるのが彼の凄いところ。
イマ:『孤狼の血LEVEL2』(2021年)の組長役はマジで怖かった…。もうひとつの話題は、戸田恵梨香(幸後一香役)が『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(2021年/日本テレビ系)以来の連ドラ復帰。
小林:合六亘(北村有起哉)率いる裏組織・ゴーシックスコーポレーションの公認会計士という役どころですね。
イマ:裏組織のメンバーはバラエティー豊かな俳優陣が揃っていますが、永瀬廉演じる冬橋航とバディを組むのはMrs. GREEN APPLEのキーボード・藤澤涼架(霧矢直斗役)。映画『ベートーベン捏造』(2025年)にチラッと出ていましたが、演技力は未知数です。
小林:『グランメゾン東京』(2019年)、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年)、『ラストマン−全盲の捜査官−』(2023年)など、日曜劇場ではおなじみの黒岩勉さんが脚本を手掛けるのも安心材料。
イマ:考察勢も盛り上がるドラマになりそう!
発達障害の裁判官が主人公の法廷ドラマと中年3人組が活躍するヒューマンコメディ
イマ:すでに放送が始まっていますが、私が3位に挙げたのは『テミスの不確かな法廷』。幼少期にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)と診断された裁判官・安堂清春(松山ケンイチ)が、自身の特性と向き合いながら事件を裁き、真実に迫っていく法廷ヒューマンドラマです。
小林:初回を観ましたが、松ケンの繊細な演技が本当に素晴らしかったですね。発達障害は「病気」ではなく「特性」。その曖昧でグラデーションのある部分を表現するには、彼の高い演技力があってこそ。
イマ:裁判官役というと、どうしても『虎に翼』(2024年/NHK総合)の桂場等一郎がちらつくんですが、昨年は『クジャクのダンス、誰が見た?』(2025年/TBS系)で弁護士役も演じていましたし、法曹関係者がやたらと似合う俳優ですよね。
小林:毎回ゲスト俳優が登場し、事件を解決していくという法廷ドラマの王道をしっかり踏襲しているのも好印象です。
イマ:初回では、同じ制作チームによる『宙わたる教室』(2025年/NHK総合)にも出演していた小林虎之介(江沢卓郎役)の演技に思わず泣かされました。
小林:遠藤憲一(門倉茂役)、和久井映見(山路薫子役)、市川実日子(津村綾乃役)と、脇を固めるキャストも安定感がありますね。
イマ:一方、小林さんが挙げた『ラムネモンキー』は、反町隆史、大森南朋、津田健次郎という豪華なトリプル主演。
小林:吉井雄太(反町隆史)、藤巻肇(大森南朋)、菊原紀介(津田健次郎)という、見た目も性格もバラバラな3人が37年ぶりに再会し、顧問教師の謎の失踪事件を追いながら、再び“青春の輝き”を取り戻していくヒューマンコメディです。
イマ:どこか『ズッコケ三人組』(那須正幹原作)を思い出しました。子どもの頃、よく読んでいたなぁ。
小林:脚本は『リーガルハイ』(2012年)、『コンフィデンスマンJP』(2018年/ともにフジテレビ系)の古沢良太。『どうする家康』(2023年/NHK総合)は好みが分かれましたが、稀代のヒットメーカーであることは間違いないので、今回はかなり期待しています。
イマ:彼のnoteで原作の『ラムネモンキー』を読みましたが、絵の上手さにもびっくり。才能の引き出しが多すぎ!
小林:物語の鍵を握る中学生時代の描写も見どころで、子役は300人以上の応募者から約1カ月かけて選ばれたそう。6人を並べた写真を見ましたが、クオリティーの高さに驚きました。
イマ:これは“ちょい役”では終わらなさそうですね。主人公たちは51歳で、ほぼ私たちと同世代。80年代をどう描くのかも楽しみです。
小林:私は反町隆史の新境地に注目しています。『グレイトギフト』(2024年/テレビ朝日系)で、イメージとは違う冴えない男を演じましたが、どうしても滲み出るトレンディー感…。
イマ:みんなの頭の中には、やっぱり『ビーチボーイズ』(1997年/フジテレビ系)が残っていますからね(笑)。
小林:でも、古沢良太脚本ならきっと新しい反町隆史が見られるはず!
探偵、裏社会、会話劇…バラエティー豊かな深夜ドラマに注目
小林:私もイマイズミさんもランキングに入れた『探偵さん、リュック開いてますよ』、さっそく初回を観ましたが、独特のノリでしたね。復讐や不倫ものがまだまだ多い深夜ドラマの中で、かなり異彩を放っています。
イマ:田舎の温泉街を舞台に、探偵兼発明家のもとへ舞い込む変な依頼を、奇想天外な方法で解決していく“ゆるふわヒューマンミステリー”です。主演は松田龍平(一ノ瀬洋輔役)。こういう飄々とした役は、まさに彼の真骨頂ですよね。タイトル通り、いっつもリュックが開いてるし(笑)。
小林:『あまちゃん』(2013年/NHK総合)や『0.5の男』(2023年/WOWOW)も、基本的にこの路線でしたよね。
イマ:監督・脚本は、その『0.5の男』で松田龍平とタッグを組んだ沖田修一。しかも松田龍平は企画段階から参加していたそうです。
小林:ミステリーといっても脱力系だから、のんびり観られるのがいい。
イマ:歯ブラシ代わりの「口ルンバ」や悪口で動くキックボード「ドンソク」など、クスッと笑える発明品も出てくるし、CG処理も相当荒い。でも、このゆるい空気感のせいか全然気にならないんですよ。
小林:大倉孝二(清水としのり役)、光石研(春藤慶太郎役)、きたろう(飛猿役)とクセの強いキャストに加えて、今後は濱田岳、夏帆、そして中島歩も登場するようです。
イマ:その中島歩が主演(草川拓弥とダブル主演)を務める『俺たちバッドバーバーズ』も、初回を観たら面白かったので5位に入れました! 一見、普通の理容室の店主・月白司(草川拓弥)には、“裏用師(りようし)”という裏の顔があって。ひょんなことから一緒に働くことになる日暮歩(中島歩)とともに、さまざまな依頼を引き受けていくアクションコメディです。
小林:日暮歩のファッションと髪型が強烈ですよね。中島歩本人が独特のキャラクターだから、似合っているといえば似合ってるのかも。
イマ:監督・脚本は『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの坂元裕吾だから、ユーモアとアクションのバランスが抜群にいい! 中島歩は今のところオロオロしているだけですが、アクション面は主に草川拓弥が引っ張っています。
小林:高良健吾(佐々木しんすけ役)を連ドラで観るのは久しぶりな気がしますが、あるシーンのせいで、そっと消しました…。
イマ:あのシーンは苦手な人、いるかもしれませんね。珍しくダークな役柄ですし。ここから先は『ベイビーわるきゅーれ』みたいに、どんどん人が死んでいく展開になりそう。
小林:そして、私が5位に入れたのが『嘘が嘘で嘘は嘘だ』。小さな居酒屋に集まった4人の“嘘つき”たちが、偶然の巡り合わせで席を共にするところから始まる物語です。
イマ:脚本家は『silent』(2022年/フジテレビ系)の生方美久なんですね。ご本人いわく「ヒューマンラブサスペンスサイコホラーシチュエーションコメディ」って…長っ!(笑)。
小林:居酒屋というワンシチュエーションの会話劇で、そこからいろいろ転がっていく感じでしょうね。『いちばんすきな花』(2023年)や『海のはじまり』(2024年/ともにフジテレビ系)とは、ガラッと作風を変えてきました。
イマ:このドラマ、すでにFODで配信されていて4話で終わるんですね。
小林:これまでの生方作品は、脚本家・坂元裕の影響を感じるところもありましたが、今回はこの短い尺でどこまで“生方節”を出せるのか楽しみです。
イマ:菊地凛子(大森みつ子役)、錦戸亮(小林幸助役)、竹原ピストル(並木正義役)、塩野瑛久(中村信役)と、かなり個性的なキャスト。
小林:私、錦戸くんの演技が好きなんですよ。このドラマを観る一番の理由かも。
イマ:さて、こうして見ると、私たちが選んだのは「ほっこり系」や「ゆるふわ系」のドラマが多いですね。
小林:冬ですからね。のんびりコタツに入って観たくなる作品が多いのは仕方ない。
イマ:もう実家にコタツないんですけど(笑)。『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(2025年/TBS系)で大ブレイクした竹内涼真主演の『再会~Silent Truth~』(火曜21時/21時)や、小林さんの好きな火10ドラマ『未来のムスコ』(火曜22時/TBS系)など、まだまだ気になるドラマもあります。
小林:初回を全部観終えたら、あらためて語りましょう!
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小林久乃(こばやし・ひさの)コラムニスト、編集者。正々堂々の独身。中学生から地上波ドラマを愛して30年以上、筋金入りのオタク。好きが高じてついには『ベスト・オブ・平成ドラマ!』(青春出版社刊)を上梓した。ラブストーリーが好きで、特に禁断の恋がテーマとなると視聴熱が俄然、盛り上がる。公式HPはhttps://hisano-kobayashi.themedia.jp
元JJ編集長イマイズミ 女性誌『CLASSY.』『JJ』の編集長を歴任。1クールの地上波ドラマを全録画するようになったのは、編集長になった13年ほど前から。「仕事で新しい俳優、タレントさんを覚えるため」というのが理由だったけど、見事に大ハマり。ホームドラマとラブコメ好き。韓国ドラマもやや中毒。

イラスト/lala nitta