【美肌賢者5人が人生を振り返った】10年後の肌を変える『やってはいけないこと』『やったほうがいいこと』格言集
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忙しい毎日を過ごすCLASSY.世代。美容も、遠回りはしたくない。そんな私たちのために、先輩たちが経験から導き出した“美の格言”を集めました。未来の肌を変えるヒントは、意外とシンプルな言葉の中に。
松本千登世さんの格言!
美しくいるためには、知性が必要。
だって美しさの本質は、
その人の奥にこそあるものだから
職業柄、多くの俳優の方にお会いしてきました。もちろん最初は、見た目の美しさに圧倒されます。でも、彼らの魅力の本質は、外見ではありません。話す言葉や周囲への気遣い、チャーミングな人柄。そうしたものが重なり合って、その人の美しさをつくっているのだと感じます。だから、外側だけ磨いてもどこか物足りない。外側は、内側についてくるもの。内側を映し出す外見、外見が語り出す内面、両方を意識したいですね。
肌に“一発逆転”は、存在しません。
いかに調子を落とさず安定させるか、
丁寧な積み重ねが未来の肌をつくります
寝不足が続いていた30代の頃、夜中に高価なパックで調子を上げようとしていた私に、ある人が言いました。「それは、夜中に焼肉を食べているようなもの。本当はおかゆが必要なのに」。そこで気づいたのが、肌に“一発逆転”は存在しないということ。一度調子を落とした肌を立て直すのは大変だからこそ、特別な一手より、日々の丁寧な積み重ねが大切。コツコツとケアを続けてこそ、肌は安定していくと悟りました。
欲張るほど、自分自身がぼやけてきます。
思い切って手放してみること。
その先に、新しい自分が見えてくるはず
30代の頃の私は、個性的な髪型にガッツリ上向きのまつ毛、主張のある服を好んでいました。でも、自分なりにこだわっていたものがすべて喧嘩をしていて、それがイタさに繋がっていたんです。そこに気づいてから“引き算”の重要性を知りました。こだわりを持つことはいいけれど、すべてに全力投球じゃなくて、俯瞰で見る力も必要。“盛る”ことだけに夢中にならず、手放す勇気を、早めに身に付けてほしいです。
◼︎松本千登世さん(エディター・ライター)
出版社勤務を経て独立し、長年にわたり美容誌や女性誌で活躍。丁寧な言葉で本質を伝える文章に定評あり。絵本『ピンクのカラス』ほか著書多数。
貴子先生の格言!
美容医療は便利。でも
取り返しのつかないことは
しないほうがいい。
その前に立ち止まる勇気を
美容医療が身近になった今こそ、適度な距離感を保つことが大切。1カ所を直すと、次は別の部分が気になってくる。目をいじれば鼻が、次は輪郭と、だんだん全体のバランスが崩れてしまうことも。30代で取り入れるなら、レーザーなどの肌治療やヒアルロン酸注射くらいまで。大きく変えるのではなく、“マイナス5歳”くらいを目標に整えて。
選択肢が多い今こそBack to Basic.
遠回りなように見えて
それこそが美肌への一番の近道
若い頃は、即効性のある“飛び道具”的な美容液にばかり目を向けていた時期がありました。でも今、大切だと実感しているのは、落としすぎないクレンジング、UVケア、そして肌になじむ保湿といった基本のスキンケア。たとえクリニックで治療を受けても、日々のケアが整っていなければ、望む結果には繋がりません。
他人に合うものと、
自分に合うものは違う。
誰かのおすすめだからと
簡単に手を出すのは危険です
20代の研修医時代、あまりの忙しさにスキンケアがおろそかになっていた時期がありました。当時は深く考えず、人から勧められたものをそのまま取り入れ、かえってひどいニキビに悩まされることに。そこで気づいたのは、肌は人それぞれ違うということ。肌質も悩みも違うのに、同じものが誰にでも効くはずありません。SNSで美容情報があふれる今こそ、、自分の肌を知って選ぶことが重要です。
◼︎貴子先生(松倉クリニック代官山院長 美容皮膚科医)
丁寧なカウンセリングとナチュラルな美しさを引き出す治療提案に定評あり。雑誌をはじめメディアを通じて美容の監修や情報発信を行い、幅広く活躍。
仲良しの二人が
美容人生を振り返ってトーク!
松本さん:今のCLASSY.世代は、とても堅実な人が多いと聞きました。未来に向けて、逆算でケアの準備をしているとか。
貴子先生:30代に入ると、漠然とした“エイジングへの焦り”みたいなものを感じますよね。私のときもそうでした。女性として輝けるステージがもう終わっちゃう、みたいな。
松本さん:よくわかります。私の時代は、世の中的にもそういった考えがより強かったと思います。
貴子先生:だからこそ、堅実になるのは素晴らしいこと。でも、先輩の私から言わせてもらうと、年齢を重ねることって実はそんなにネガティブじゃない。怖くないんだよ、ってことにも気づいてほしいです。
松本さん:全く同感です。年齢を重ねてより一層輝いている人たちはたくさんいますよね。年齢を重ねる=老けるではなく、自分の可能性と幅が広がるってことなんだ、という視点も持ってみてもらいたいですね。
貴子先生:そもそも今の40代、50代ってすごく若々しい方が多い!
松本さん:化粧品がどんどん進化していて、できることが増えてますからね。ちゃんと使えば、明らかに肌は老けづらくなっているはず。
貴子先生:悩みの上流のほうでケアして、トラブルが起きる根本を叩くものも多いから、上手に取り入れることで自然なアンチエイジングが叶いますよね。
松本さん:そう。だから美容を日々楽しむくらいの余裕で前向きに、自分らしい美しさを積み重ねていってほしいですね。
貴子先生:周りの美しい先輩たちを見て、学ぶこともいいですね。
松本さん:そして、もう一つ。堅実に行くことも大切ですが、時には小さな失敗が必要なのかも。失敗があるからこそ、学びが得られる。それが結果的に、後々の自分の肌を助けてくれることもある。私はたくさん失敗をしました。間違ったスキンケアで逆に肌を傷つけたこともあります。でもその経験を積み重ねて、今自分に必要なケアを見極められるようになりました。
貴子先生:美しい人って、きっとそういう経験がある人だと思う。だからこそ、急なトラブルが起こっても対処できるんですよね。
松本さん:そういう意味ではある程度賢く立ち回ることも必要。すべて無駄じゃないんです。
貴子先生:今はまだ失敗しても、いくらでも立て直せる年齢。SNSや他人の意見に振り回されず、自分の軸で考えられる強さを、ぜひ身に付けてほしいですね。
〈貴子先生の衣装クレジット〉ワンピース¥38,500(リタン/リタン 青山店)イヤリング¥6,820ゴールドリング[左手]¥24,200(ともにイットアトリエ)リング[右手]¥28,600シルバーリング[左手]¥16,500(ともにアナプノエ)ネックレス¥5,500(エフ・シークエンス)
岡田知子さんの格言!
失敗を恐れないトライ&エラー。
それができる人は強いし、美しい
最近はみんな、最短距離で正解に辿り着こうとするけれど、20代30代は自分自身を知るための期間。あえてミーハー心を大事にして、さまざまなことに挑戦してみるべき。フルラインを使う必要もなくて、あえて洗顔しない日、化粧水を使わない日をつくってみる。そのときの肌変化を観察して、何が本当に自分に必要なことなのかを見極めて。
完璧なアンチエイジングなんて無理。
いかに変化のグラデーションを
緩やかにできるかの勝負
100%老けに抗うことは難しい。ホルモンバランスの変化もあるし、いつでも完璧な自分でいられるわけじゃないから、緩やかなエイジングを目標に。そのためには、トラブルがあったときに戻れる場所を見つけておくこと。いい皮膚科、いい美容医療、いいスキンケアブランド。その3つを自分の中で確立しておくとどんなときも安心できます。
正解は一つじゃない。
自分らしい美の基準に従っていい
誰からも認められる美しさなんて、きっと存在しません。たとえ世の中で明るい肌がトレンドになっても、私は日焼けした肌の自分が好き。ただ、紫外線の影響も理解しているから、年に数回はレーザー治療を受けて、シミのケアはきちんと徹底しています。好きな美しさを貫くことと、賢くケアすること。その両方が大事だと思っています。
◼︎岡田知子さん(ヘア&メイクアップ アーティスト)
モードからナチュラルまで幅広い表現力で支持を集め、雑誌や広告など多方面で活躍。トレンド感とリアリティを両立したメイク提案が人気。
岡本静香さんの格言!
あの頃の私に言いたいのは、
何が何でも日焼け止め。
未来の肌は、ここで決まります
若い頃は隙間時間であらゆるサロンに通い詰めるほど、美容に全振りしていました(笑)。だから基本的に、美容面での後悔はないのですが、唯一の心残りが日焼け止めの塗り直し。外で過ごすことが多かったのに、面倒でつい怠ってしまっていたんです。それが現在の小さなシミに繋がっていると思うと悔しい! 紫外線は、思っている以上に侮れません。「まあいいか」で済ませず、徹底した対策をおすすめします。
圧倒的に美しいものに触れる。
それもまた、美容の一つ
感性は、美しいものに触れることで育ちます。映画、絵画、音楽、本。ジャンルは何でもいい。名作と呼ばれるものを、静かに味わう時間をときどきでも持つこと。それが自分のセンスを磨いてくれると思います。大食い動画ももちろん楽しいけれど、もしそれだけでフィードが埋め尽くされているなら、一度整理してみるのもいいかもしれません。
週に2回の美顔器習慣。
それが今の肌をつくってくれました
痛いのが極端に苦手で、美容医療はほとんどしたことがありません。それでも今の肌が保てているのは、絶対に“美顔器”のおかげ。浸透をサポートする導入系から、リフトアップに効くEMS、透明感がでる光ケアまで。大事な予定の前には必ず、できれば週に2回を目標に取り入れるだけで、肌の手応えが確実に変わってきます。
◼︎岡本静香さん(美容家)
24歳で日本すっぴん協会を立ち上げ、その後美容家に転身。「心地よい美容」をテーマに、スキンケアやメイクまで幅広い美の情報を発信している。
辻元 舞さんの格言!
体質改善をして人生が変わった!
肌を変えたいなら、まずは体の中から
もともと重度の便秘体質だったんです。生まれてからずっと。でもあるとき、体質改善を目指して、腸にいいといわれるあらゆるものを試しました。私の場合、よかったのは青汁とバナナ。取り入れてから、肌が劇的に変わりました。こんなに変わるんだって感動するくらい。肌で悩んでいるなら、まずはインナーケアから見直す価値はあると思います。
ネットの情報に頼る前に、
目の前の自分と向き合う
今、SNSにはあらゆる情報があふれています。美容も、子育ても。でも、子どもを泣き止ませる方法を試しても、目の前にいる我が子には通用しないことがあって、そんなときに画面に向かって答えを探し続けることに意味はないと気づきました。答えはネットの中ではなく、現実にある。美容も同じです。悩んだときはまず、自分の肌と向き合い、一つ一つのケアにどんな反応を示すのか、それを丁寧に観察することが一番のヒントになるはずです。
特別な日のために、
特別なことはしない。
攻める美容より、
守る美容で本当の美しさは育ちます
即効性を追い求めた20代。それが刺激になって逆に肌を傷つけていたと悟った30代。そんな経験から、日々ゆらがない肌をつくることの重要性を学びました。特に大事な予定の前ほど、気合いを入れすぎてしまいがち。直前で頑張るより、いつも安定している肌を育てておくことが結果的に近道になるんです。
◼︎辻元 舞さん(モデル)
モデル、女優。雑誌『VERY』や美容誌を中心に活躍。3児の母としてのライフスタイルも共感を呼び、SNSやYouTubeでの発信も注目を集める。
撮影/nara(vale.) ヘアメイク/RYO〈松本さん分〉、金澤美保(MAKEUPBOX)〈貴子先生分〉 スタイリング/村瀬萌子〈貴子先生分〉 取材・文・編集/河津美咲 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2026年5月号「逆算美容のための格言集15」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。