今、改めて40代に大ブームの「ネイビー」人気スタイリストの生涯名品〈4選〉

幼少期からずっと制服で着ていたネイビー、母になり、きちんと見られるために頼りにしてきたネイビー。気品、知的、清楚……、その魅力を語り出したら止まらない。私たちのオシャレにそっと寄り添い続けてくれた特別感のある色。「お母さんってこうじゃなきゃ」で着ていた母ネイビーの今は? スタイリスト・竹村はま子さんに伺いました。

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『とりあえずネイビー』は絶対に着なかった(笑)

スタイリスト・竹村はま子さん
表紙をはじめ多くの企画を担当。一本筋の通ったスタイリングに加え彼女の人生観にもファンが多い。

「自分の好きなものを購入したら長く使うので、私のクローゼットには古いものばかり」と仰るはま子さん。ネクタイシャツ流行りの初期、SHEINでメンズのネクタイを購入し、マディソンブルーのシャツにON、遊びゴコロを吹き込み話題に。

シャツ(マディソンブルー)ネクタイ(SHIEN)デニム(ブラックバイマウジー)シューズ(アレクサンドラニール)ピアス(VAID)リング(ブルガリ)。

発見あるネイビーを『生涯名品』に

十数年前、送迎に活躍したKNOTT GALERIE VIEのリバーシブルアウター。今は春コートとして欠かせない存在に。トラックパンツはNeedles。

子どもの小学校受験も経験したし、時代的にもコンサバ全盛期。子どもの学校では、周囲に馴染んで、自分のオシャレを主張せず、「良き母」に徹することを求められていた気がする。

毎年春号になると必ず送迎服の企画があって、最初の打ち合わせでは「今年のネイビーはどんな感じですか?」からスタート。出すぎず埋もれず、どれだけネイビーを今年らしく素敵に着るかを提案し続けてきた。私は異端児だったから、長男の小学校でも、母行事だけの“とりあえずネイビー”は絶対に着なかったけど(笑)。だって、オシャレって自分らしくいられなかったら意味がないから。

ネイビーという色に求められている魅力、知的、清楚、厳かさ、気品、そこがブレなければいいわけで。例えばネイビー×黒やグレー、白……。ママたちのテンションが少しでもアガって心地よくいられるネイビーって何だろう? って。毎号、試行錯誤した。

私も大好きな色だからこそ、昔から「こんなネイビーがあるんだ」って発見のある精鋭ネイビーを買い足していったらだんだんと十年名品が増えていった。スエード、リバーシブルコート、ラインパンツ……、今持っているネイビーはだいたいが十年選手、この先も着続けるつもりの生涯名品ばかり。

そうそう、竹村家は4人姉妹なんだけど、祖母が姉に買った小学校のランドセルがネイビーだったの。当時は男の子は黒、女の子は赤だった時代だから衝撃で。姉は嫌で大泣きしていたけど(笑)、今思えば、シックなおばあちゃんだったから、ネイビーの持つ色の魅力に正直に魅かれたのかなって。

撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK)ヘア・メーク/シバタロウ(P-cott)スタイリスト/竹村はま子(畑野さん) 取材/石川 恵 ※掲載商品はすべて私物です。 ※情報は2026年5月号掲載時のものです。

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