ExWHYZ mayuの「日々、ぼやき。」#38
投稿 ExWHYZ mayuの「日々、ぼやき。」#38 は JJ に最初に表示されました。

©Takuya Iioka/光文社
4人組ガールズグループExWHYZ(イクスワイズ)のメンバー・mayuさんのエッセイ連載の第38回。ラジオ番組での「リスナーお悩み相談」が核心を突きすぎる……と高いコメント力で話題の彼女が、JJ世代の一女性として等身大の“もやもや”を赤裸々に綴ります。ふっと心が軽くなる瞬間のお話。
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最近、個人YouTubeチャンネルを開設しました。
理由としては、今年がラストイヤーになるので、ExWHYZとしての思い出をファンの皆さん含めて共有できたらいいなーって思ったのがはじまりでした。
最初はInstagramのリールで投稿してみたりしてたのですが、リールは3分までしか投稿できないんですね。だから、ショート動画用の動画作りをしなきゃいけなくて。
3分じゃ足りないんだよなあ。。。と思って、YouTubeを初めてみたところです。
編集の作業は、やったことがある人はわかるかと思うのですが、めちゃくちゃ時間がかかります。
10分前後の動画を作成するのに、私なんかシンプルな編集だというのに6時間くらいかかってしまいます。
でも、自分的にはそんなに苦痛ではなくて、楽しかった記憶を振り返りながらぎゅぎゅっと詰め込むぞ!とキラキラした気持ちで出来てるし、集中出来るので結構好きな作業だったりします。
でも眼精疲労やばいです。目薬買いました。
そんなわけで、今回は私の好きなYouTube、そして救われた動画について書いていきたいと思います。
私は2年前くらいに一度活動休止したのですが、その間はとにかく家で寝ていました。
元気があれば本を読んだり映像をみたりすることが出来ましたが、調子が悪いと趣味や娯楽も楽しめる状況ではなかったし、社会との接点もなかったので、一日の区切りの感覚もなく、楽しみもなく、自分という存在の輪郭がいつもぼやけていました。
そんな中で、YouTubeでチャンネル登録しているみなさんが更新される動画を日々の楽しみに過ごしていました。
YouTubeはNetflixほど長尺じゃないものが多いし、注意深く観なくても大丈夫な気がして、元気のない私も観やすくて好きです。
チャンネル登録しているものの中にラランドのニシダさんのチャンネルがあります。
元々、ラランドさんの公式チャンネルを好きで良く観ていて、その流れでニシダさんのチャンネルも観るようになりました。
お二人の会話のテンポ感とか、空気とかが好きで観ていたのですが、動画にスタッフさんもちょこちょこ登場されていて、観ていくうちに自然とチームの雰囲気が好き!となっていたパターンです。
ニシダさんのチャンネルは、スタッフさんが会話で結構しっかりめに出てくるのですが、私としてはスタッフさん込みで好きになっているのでかなり楽しく観ています。
が、動画の企画内容としてはそこそこ下世話な、というか、下品な、というか……(言葉、みつからず)
男性視聴者の方が多いみたいです。
ここで先に言っておきたいことですが、私は「アイドルなのに自分、下ネタいけちゃいます」みたいなスタンスを見せることに対してあまり面白みを感じません。
下ネタ自体が嫌だというわけではなく(生物的に当たり前の話題でもあると思います)、下ネタを上手く扱える自信がないのでむやみに言わないようにしています。だからこの話もすることなく過ごしてきました。
話は戻りまして、チャンネルの動画の中に「食う」シリーズがあって、それの第一弾だったかな? それに牛の陰部を食べる企画がありました。
動画がアップされた時は「へぇ、食べられんだ」と気になって開きました。
まず「ち◯こ飯!」という、ない言葉を大きな声で言うオープニング。
そして、食用の牛の陰部がパックされてるものを触りながら、そのディティールについて語っていました。普通に下品です。笑えない人は笑えないかもしれないです。実際私がその場にいたら苦笑い、といった感じです。
個人的に面白いと思って見ていたのは、ニシダさん本人は自分が食べるのに、何を言うにもするにも終始他人事のようで、それに対して制作スタッフの方々は牛の陰部の方に感情移入している部分です。どっちも変で面白い。
そして、茹でて食べようとしていたのですが、牛の陰部をハサミで切ろうとした時にスタッフ陣が牛の陰部と自分のものを重ねて本気で「痛ってぇ!!」と言っていたのが本当に意味わからなすぎるというか、くだらなすぎて、ここで活休中に死んでいた私の心にふっと光が差し込んだ気になったのを覚えています。
本当に、終始くだらないし下品なので、この動画で元気になるのってどういう?って自分でも思うのですが、なんか、心が一瞬軽くなったんです!
毎日一人で、どうしたら自分の具合が良くなるのかわからなかったり、迷惑かけてて申し訳ないとか、いつ復帰できるのかな…とか、重苦しいことが頭の中を占めていた生活だったので、
しょうもないことで笑ったり会話したりしてるのって本当に楽しいことだったよな、みたいな。それでいいんだよな、っていうのを思い出せました。
ただ、終始面白く観ていたけど、ニッコリ笑うというよりかは口角と眉毛下げながら笑ってました。自分でも不思議な感覚です。
こんな下品な話題でゲラゲラ笑う自分は隠すべき、とか、笑っていいのかな?みたいな感情の現れなのでしょうか。
まあそんな感じで、たまには毒を少し摂取して身体と心をびっくりさせてみよう!という回でした。
これ読んで下ネタ好きなんだねーみたいなノリで変な会話してくる人がいた場合は「距離感間違えちゃう系の人か」と思うことにします。
余談ですが、以前、ニシダさんのチャンネルの今後について考えよう、みたいな動画の中で「あさぎーにょと一緒に見てるやつは頭がおかしい」と仰っていたのですが、その頭のおかしい視聴者の1人は私です(あさぎーにょさんも大好きでずっと観てるので)。
これからも楽しく拝見させていただきます!
⚫︎ラランドさんの公式チャンネルで好きな動画
その心笑ってるねおばさん2024
基本的に全部好きで面白いのですが、これは元気がない時に観て元気が出ました。
⚫︎ニシダさんのチャンネルで好きな動画
【大喧嘩】ガチのヤフコメ民と話してみたら大喧嘩
長尺で良いです。
私もYouTubeを始めたので(今は主にVlogですが)楽しくやっていきたいです。
⚫︎私のYouTubeチャンネル「まゆの日々」

©mayu/WACK、光文社
profile/mayu (ExWHYZ)
EMPiRE結成メンバーとして活動をスタートし、2022年にExWHYZ(イクスワイズ)を結成。以降多くの全国ツアー、日本武道館公演などを成功させ、個人としても作詞、振付、コラム執筆、ソロラジオなどを担当。5月より10都市を回るExWHYZ解散前最後の全国ツアー『ExWHYZ LAST TOUR ‘DANCE YOUR DANCE’』を開催中。また最近、個人YouTubeチャンネル「まゆの日々」を開設し投稿にいそしむ。
photo/Takuya Iioka
styling/Erika Abe
hair & maku-up/Yuri Ikeda[éclat]