夫との死別、前へ進む力になったものは。50代を前に備えるプレ更年期と心の整え方
人生には思いがけない転機が訪れるもの。戸惑いや迷いを抱えながらも、自分の人生をどう進めるかは自分自身。そう教えてくれる女性たちにインタビュー。今回は美容ジャーナリストの鵜飼恭子さん。人との出会い、支え、新たな挑戦。そのひとつひとつを重ねた先にあったのは、「今がいちばん楽しい」と思える毎日。しなやかに前へ進む、その強さに迫ります。
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夫の闘病を支えた日々を経て――
学び続けることが前に進む力になった
鵜飼恭子さん(50歳)
美容ジャーナリスト
「いい香り」と感じるもので心と体の今の状態がわかる
好きな香りを順番に選び、いくつかの質問に答えることで、今の「心と体」の状態をチャートで見える化。自分の状態を知ることで、整え方も見えてくる。
Profile
美容誌編集者を経て、独立後は美容ジャーナリストに。MBAを取得し、香り診断やティーン向け美容教育、生理・フェムケア啓発まで幅広く手がける。
何かのために、誰かのために…。
動く時間が心の支えに
3年にわたる夫の闘病生活を見守る中で、覚悟はしていたものの、2021年7月にその日を迎えたときに湧いてきたのは、涙よりも「なんで」という思いでした。振り返ると、当時の私を支えてくれたのは“忙しさ”だったのかもしれません。大学院の修士論文に睡眠3時間で向き合いながら、娘たちの中学と小学校のダブル受験も重なり、自分のためにも娘たちのためにも動き続ける日々。やるべきことがあったからこそ、泣きながらも前を向くことができていました。
受験が終わったタイミングで気持ちの糸がぷつりと切れ、暗闇をもがく日々。見える世界が黒になり仕事を控えていたのですが、長女のために立ち上げたティーンビューティゼミが、もう一度外の世界につなぎ直してくれました。美容の低年齢化が進む中で悩む子どもたちや親御さんに向けて、自分の知識を役立てたいと思ったんです。
また、原因がわからない不調に悩んだときに出合ったのが香り診断。心と体の揺らぎを“見える化”し、その都度整えていく感覚を知ったことで、完璧でなくても前に進めるようになりました。依頼が来たらまずやってみる。迷うくらいならチャレンジする。その積み重ねが今の私をつくり、誰かの役に立てていることが、次の一歩につながっています。
ビジネス視点を学ぶため大学院で修士課程を取得。娘や10代の親子向けに美容セミナーを開催
上/独立後、商品や企画の相談を受ける中でビジネス視点の必要性を感じて大学院に。
下/娘のために立ち上げたティーンビューティゼミ。初めてのセミナーは自費で開催。
香りやサプリで内側から自分と向き合うケアを
LOAの香水は、気分を切り替えるためのスイッチ。ノワールやブランシュ、ネロリスモークティーなど、その日の状態で選びます。
香り診断と色彩学はリンクしているので、持ち運ぶものは色も意識しています。パッケージがカラフルなBettyのリップを愛用中!
プレ更年期対策としてツムラの高麗人参を使ったジネリアや、GABAも摂れる君島家の生搾り朝汁、老眼対策でワカサプリのルテインなど。
『美ST』2026年6月号掲載
撮影/豊田 亮 取材/門脇才知有 編集/末乃玲奈
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